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「青騎士」第18B号作品紹介 その⑥

「青騎士」第18A・B号は、2月20日に2冊同時発売!

18B号から、掲載作品紹介その⑥をお送りします。どうぞ!


小田島裕太『うさぎや』 ※読み切り

17号から2号連続の読み切り掲載!
舞台は雪の東北。宿泊予定の宿の予約日を間違えてしまい、途方に暮れる主人公・工藤は、「酒場うさぎや」の看板を見つけ、ひとまず立ち寄ることに。

バニーというか、スク水…?

そこにいたのは、うさぎ耳をつけた少女。東京で流行りの「バニーっこ」だそうです。そしてメニューも普通の居酒屋ではない。

りんごしかない…

店にいるのは女の子ひとり、フードメニューはりんごのみ。謎だらけの「酒場うさぎや」にどんな経緯があったのかは本編にて。

17B号に掲載されている2作品『出目金』『マイ・コメディアン』もぜひお楽しみください!



鳥居恒太郎 『機の子と人の子』 ※読み切り

またまたフレッシュな読み切り作品が登場。
物語の主人公は、機械の身体を持つ、サイバーパンクな出で立ちのラティスと、人間の少女・更紗(さらさ)。仲睦まじく、お散歩中です。

仲良しな二人

幸せな光景に見えますが、実はこの世界、機械に支配されており、人間はその機械に「ペット」として飼われています。愛玩動物としてかわいがってはもらえているようなのですが、複雑な気分ですね。

あるとき、そんな二人の間を切り裂く事件が発生。ラティスが目を離した隙に、更紗が誘拐されてしまうのです。犯人は、なんとラティスの「パパ」。代わりに更紗のクローンを差し出すと言うパパですが、ラティスは譲りません。

機械のパパと、機の子ラティス

ラティスと更紗を結ぶ、種族を超えた絆。少し歪な世界で紡がれる、愛の物語をお楽しみください。



Bikkuri&Rem『デビルズキャンディ』

15B号から久しぶりの連載再開!
デーモンの兄妹、マイロとリケット。兄マイロが、ストラツィオという男が取り仕切る危険な組織を相手に仕事をしていることを知ったリケットは、ナイトクラブに潜入。リケットに同行したヤギーが”喋るギター”マークを強奪し、楽器店に売りさばこうとしたところで、組織のボス・ストラツィオと遭遇。マフィアと大乱闘を繰り広げながらも、なんとか逃走に成功したところでした。

マフィアと関わるような危険な仕事をしているはなぜなのか。リケットは、マイロに問いただします。

マイロが不安を感じると、爆発や破壊が起きる

マイロにかかっているという「ミイラの呪い」。それは、悪魔考古学者である祖父が、ピラミッド発掘をしていた時の事故がきっかけだとマイロは語ります。

資金提供が途絶えたことにより、突然打ち切られることになってしまった発掘調査。そのやり場のない怒りが爆発したとき、ピラミッドの崩壊という悲劇が起きてしまったのです。
その後遺された3人は、人里離れた山でひっそりと暮らしていたのですが、そこに現れたのが件のマフィアたちで…。
明かされた過去。「ミイラの呪い」は実在するのか?そして、マイロ&リケットとカズたちが次に取る行動はいかに。

『デビルズキャンディ』は単行本1巻が好評発売中です!



長田結花『むすびめ』

18号を締めくくるのは、おなじみ『むすびめ』。今回は、18A号の『エレナの炬火』と同じ「北欧の森」をテーマにした8ページのイラストをお楽しみください。

ツリーハウスで暮らす少女。ティーセットを用意して、来客の準備をしているようです。
訪ねてくるのは、どんなお客さまでしょうか。




今回の作品紹介はここまで。輝ける、幾つもの、青き騎士たちへ。「青騎士」18B
号をぜひお楽しみください!