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「青騎士」第22B号作品紹介 その④

「青騎士」第22A・B号は、10月19日に2冊同時発売!

22B号から、掲載作品紹介その④をお送りします。どうぞ!


KIU『3itches 三魔女』

前回、ティナが無限循環の呪文で閉じ込められてしまうもなんとか脱出に成功。三人揃ったところで、ひとまず屋敷を離脱することにします。ところが…。

魔女の力が発揮できない…

屋敷から離れた途端、体に謎の斑点が現れ、空を飛ぶことができなくなってしまいました。
いったん情報を整理して体制を立て直すため、三人は再び屋敷へ戻ることに。

うーん…

体の異常は治ったようですが、状況としては振り出しに戻ってしまいました。魔童たちにはこの屋敷のことはよく分からないし、屋敷の「主人」が戻ってくるのは1ヶ月後。
停滞した状況を打破することはできるでしょうか。



安原萌『オーブリー』 ※読み切り

21号に続いて、またまた新作読み切りが登場。
綺羅びやかな衣装を身にまとうバーレスクのショーガール、オーブリーと、彼女を目当てに舞台へ通いつめる青年アーノルドの、大人の恋物語です。

いきなりそんなこと言われたら、そらこうなります

憧れのオーブリーからの突然のお誘い。声をかけられたのはもちろん、言葉をかわすのも初めてです。
いつも観客席から熱視線を送っていたものの、まさか自分の存在を認識してくれていたなんて思いもしなかったアーノルドには、状況の理解が追いつきません。

彼女のショーを愛しているからこそ出てくる、真っ直ぐな言葉 

最後に熱い思いを伝えたアーノルド。そして始まる、バーレスクのショータイム。二人の恋の行方やいかに。


安原萌先生の『凍犬しらこ』全2巻は、現在好評発売中です!

読み切り『ブート・バッド・ラブ』は、「青騎士」21号に収録されています。



鳥居恒太郎『家路』 ※読み切り

「紙とインク漫画賞」出身作家の読み切り第2作目は、不思議な生き物と人間家族の絆を描いた物語。

今にも消えてしまいそうな、小さな命

路上で傷つき倒れていた謎の生き物を見つけた心優しい少女、カノちゃん。彼女のたっての願いで、その生き物を家へ連れ帰ることになりました。

みんなの介抱の甲斐あって怪我から無事回復し、家族の一員として暮らし始めた謎の生き物こと「モフラ」ですが、ある日突然ケージから姿を消してしまいます。

カノちゃんの姉、ネネカ&アイナ

モフラの探索に繰り出した、パパとカノちゃんのお姉ちゃんたち。
屑鉄をかき分けて、モフラを無事見つけることができるでしょうか?続きは本誌にてお楽しみ下さい。


青騎士18B号に、読み切り『機の子と人の子』が掲載されています。こちらも合わせてお楽しみ下さい。



森薫『乙嫁語り』

すったもんだを経て、ついに結婚を約束し合ったアリとマディナ。
マディナはずっとアリのことが好きだったのに、なかなか素直になれずに誤解を生むようなことを言ってしまったりもしたけど、本当に良かったですね。

愛も大事だけど、お金も大事

とはいえ、当人同士の気持ちだけでは結婚はできないということで、マディナの家にやってきたアリと兄サイード。しかし、マディナパパの反応は良好ではありません。

元々は、アリがガイド仕事で大金を得て帰ってきたという噂から始まった結婚騒動でしたが、そこまでの大金を稼いだわけではないと分かり、周囲はトーンダウンしていたのでした。

そんなぁ〜

お金がなくったってアリのことが好きな気持ちは変わらないマディナですが、親を説得するにはそれだけでは足りません。二人の運命はいかに?


『乙嫁語り』の単行本は、通常版、ワイド版ともに14巻まで発売中。そして最新刊15巻が11月20日に発売予定です!

そのほか、『シャーリー』全2巻、『エマ』全10巻、落書き集『SCRIBBLES』1〜2巻もB6版とワイド版揃って発売中です。




今回の作品紹介はここまで。
アナタの新生活は、秋の訪問とともに始まる。「青騎士」22B号をぜひお楽しみください!