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理解して想像して実践すること

今夜は材料消費ターンです。
鶏胸肉と冷凍の刻みネギが大量に余っているのでガンガン使える献立にしました。

メインの材料は上記の2点。
肉を1口サイズに切って片栗粉をまぶします。
やること、ほぼこれだけ。

フライパンに油を敷いて、両面に焼き色が付いて火が通るまで焼きます。
そしたらネギとタレを入れて、絡ませて終わり。
盛り付けてマヨネーズをかけたら出来上がり。

問題のタレ。
醤油大さじ4、砂糖、みりん、酢、酒を各大さじ2ずつ。
これだけ、めちゃめちゃ簡単。
気を使うポイント、なし。
これだけでクソ美味いものが勝手に出来上がります。

手間がかからず美味いものができる。
この世でこれほど幸せな事はないですね。
しかし、この工程を「簡単」と言えるようになるまで自分は成長したのです。
初めからこんな大仕事をやり切れる人など、この世にほんの一握り。
おそらく先天的な天才共しかいません。
多くの凡人である我々は、相当な努力を積み重ねた上か、もしくはそもそもやらないか、二択であります。

この料理も、在庫の把握から調理の手順の分割思考まで、ハードルは実は多く存在します。
飛び越えられる人には既にハードルは見えないのです。
しかし自分は、料理初心者から毎日料理をし、解像度を上げ今に至ります。
初期の頃の思いを忘れてしまっては、人に伝えられる言葉をなくしてしまうでしょう。
見えなくなったハードルの存在は、今でも大切なものなのです。
これから乗り越えていくであろう無数のハードルの存在とともに。

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