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【対話型鑑賞で巡る淡路島&鳴門】三ツ木紀英さんと大塚国際美術館をたっぷり味わう2日間11/23-24 満席御礼

みなさん、こんにちは。淡路島在住のファシリテーター、青木マーキーです。

対話型鑑賞が面白い


この数年、ファシリテーションの新しい領域としてアート作品の「対話型鑑賞」ついて学んでいます。一つの作品を皆でじっくりと眺め、味わい、それぞれが感じたことや考えたことを交わし合う時間は、これまでに僕が手がけてきた会議ファシリテーションとは異なるタイプの、豊かな交流が生じます。「アートはよくわからない」という声もよく聞きますが「よくわからないことも、色々な視点を持つ皆と見ていくと、かなり面白く、だんだん分かってくる!」という実感が僕にはあります。この対話型鑑賞のファシリテーションを教えて下さったのが、三ツ木紀英さん。

三ツ木さんに対話型鑑賞を教わったおかげで、僕はファシリテーションの領域を広げることができた

「あぁ三ツ木さんは、この作品のことが好きで、皆と一緒に味わう時間をほんとに楽しんでいるんだな」という感じが伝わってくるファシリテーション・スタイルで、僕は本当に勉強になっています。これまでに数回、三ツ木さんに教わる機会を頂いてきたのですが、今回、自分のホームグラウンドである淡路島と、隣接する鳴門にお招きして、対話型鑑賞をたっぷり楽しみ、お稽古できる時間を持とうと思います。

あの名画もこの名画も、あちこちにある大塚国際美術館

名画の前でやってみる


メイン会場は大塚国際美術館を想定しています。この美術館、基本的にはホンモノの作品は存在しないのですが、西洋の名画1000点あまりを原寸大に陶板にて再現した世界でも珍しい美術館です。「このクオリティで再現ができるんだ!」という驚きと、自由に話したり、場合によっては作品に触れるほど近寄ってもいい空間で、たっぷり2日間かけ対話型鑑賞を味わえればと思います。

初日は主に、僕と三ツ木さんが交替でファシリテーターをつとめ、対話型鑑賞でいくつかの作品を味わっていただきます。また、作品選びのポイントや、空間の活かし方、作品研究のポイントについて、三ツ木さんに教わりながら、皆で深めようと思います。

下見に訪れたこの日はスタッフ扮する「もなりざ」さんが名画の解説をしてくれた。衣装もばっちり

2日目は、希望する皆さんにファシリテーターをつとめていただき「対話型鑑賞のお稽古会」をやってみようと思います。ご自身で作品を1つ選んでいただき、自分なりのやり方で対話型鑑賞のファシリテーションにチャレンジして頂ければと思います。ファシリテーターをつとめる方にとっては、三ツ木さんや、参加した仲間たちから、温かいフィードバックをもらえる貴重な機会になろうかと思います。

お宿は鳴門海峡大橋を渡って淡路島。和食が美味しい旅館・若潮です。この宿の食事を口にしたときに「本当に美味しい和食ってこんな感じなんだ!」と感動しました。お魚好きな方は、きっと喜べると思います。少人数で、おいしい食事と・気持ちい温泉を楽しみながら、がっつり合宿するタイプのお稽古会です。対話型鑑賞について深く理解し、ファシリテーションを磨きたい方の参加を歓迎します。共に学び、味わいましょう。

■日時:2024年11月23-24日の土日 両日とも朝9:30頃〜17:30頃まで
■参加費:プログラム参加費:5万円+宿代別途2万円の合計7万円
■定員5名:三ツ木さんが講師をつとめる対話型鑑賞ファシリテーター講座の受講経験のある方を対象とします。 満席となりました!

補記:ファシリテーションのお稽古を希望する5名に加えてあと2名、ファシリテーションのお稽古はしないけれど鑑賞のみの参加が可能です。この方は、かならずしも対話型鑑賞講座の受講経験がなくてもOKです。2日間、じっくり対話型鑑賞体験をしながら楽しんで頂けます(鑑賞参加の方は、プログラム参加費が1万円安く参加可能です)。良質で多様なファシリテーションをたっぷりお楽しみ下さい。

■集合:大塚国際美術館 正面入り口に11/23の朝9:40においで下さい。アクセスは以下にあります。

■アクセス:

東京からは以下の飛行機で到着可能です。
羽田空港7:05発 JAL453便→徳島空港からバスで 
 8:50→9:25大塚国際美術館前バス停
かえりは徳島19:20 ANA287→羽田20:40か
 徳島空港20:20 JAL464→羽田21:40を推奨します

大阪・神戸からは徳島バスで往復可能です
ゆき:阪神三宮8:10→大塚国際美術館前 9:35着
かえり:大塚国際美術館前17:08→三宮 18:29着

遠方からお越しの方でアクセスに不安な方は問い合わせフォームにてコメントくだされば、相談にのります。前泊・後泊希望などあれば提案もできます。

■講師プロフィール

三ツ木紀英(みつき のりえ)ARDA 代表理事
英国留学後、美術館だけでなく街や教育・福祉の施設で展覧会やアーティストによるワークショップを企画し、アートによる社会の新たな可能性を開拓してきた。ARDAには創設時から参画。2011年にMoMAの元教育部長フィリップヤノウィンから1年にわたりVisual Thinking Strategiesを学んだ後は、各地の自治体や文化施設と協働し、市民のアート・コミュニケータを育成、それらコミュニティの活動を支援してきた。2021年 東京大学大学院学際情報学府 修士課程修了。https://www.arda.jp/


追記

以下、おかげさまで無事開催できました。



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