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2025年に開催予定のプログラム
みなさん、こんにちは。淡路島在住のファシリテーター、青木マーキーです。2024年もたくさんの会議進行の仕事をいただき、本当にありがたかったです。これからも、第三者のファシリテーターが必要なシーンがあれば、気軽に声をかけてください。北海道から沖縄まで、どこでも伺います。
さて、以下は、2025年に開催予定の、ちょっとコアな企画たち。1年の予定を立てるこの時期の参考に。手帳にメモするなり、申し込むなりしていただければと思います。どこかのタイミングで皆さんとご一緒できること、楽しみにしています。2025年もどうぞよろしくお願いします。
2025年
3/21-23 マーキーと原発立地を見に行こう@福井
5/10-11 宮下覚詮さんと 法螺貝合宿@淡路島 ※残席4
5/17-18 古瀬正也さんと 対話のファシリテーションと会議のファシリテーションってなんか違うんだっけ?合宿@淡路島 ※満席
7/16-19 熊野の特別な「水」を巡る4日間 禊ぐ・頂く・浸る ※残席3
9/16-19 西村佳哲さんと「何か」3泊4日@淡路島 ※広報前
11/8-9 三ツ木紀英さんと対話型鑑賞お稽古@大塚国際美術館 ※広報前
11/25-28 熊野古道を歩こう 中辺路編 ※残席1
以下、簡単な紹介文です。いずれも開催が近くなったら、詳しい広報文を書く予定。
マーキーと原発立地を見に行こう@福井 3月
これは、僕自身が生活をしながら使っている電気、とくに原発のことが気になって考えた企画です。テーマは「私たちは、どのように作られたエネルギーを使って、暮らしてゆきたいか?」です。原発銀座と呼ばれる福井県・若狭エリアに足を運び、高浜原発、美浜原発などを見学(施設内にははいれませんので外から)。ただの視察というより、原発が立地する人の声や気持ちを伺いながら、参加者自身が考える機会。現地で反対運動する人の声もきくし、発電会社が作ったPR館のスタッフさんの声も、調整できれば電力会社サイドの声もききます。賛成でも反対でもない立場で、仕事や暮らしをつむぐ方々の声を聞いたり、オルタナティブな電気の作りにトライしている方の現場も見に行きます。
日本の多くの原発は、都市から離れた自然の美しい場所にあります。特に福井は素晴らしく、その海の幸や畑の恵みもたっぷり頂きながら、私たちの暮らしとエネルギーについて考える企画。
前回は、中学生づれの親子が参加してくれたり、教員の方が参加してくださったり、環境活動家の方が来てくれたり、山伏仲間がおいで下さったりして、皆で深く考えることができました。なかには電力会社を変更したり、電気依存生活の変更を試みる人がいたり、教育現場で学んだことを活かす人もいました。今回も実りある時間となりますように。
日時:2025年3月21-23日(金土日)
集合:朝10時に新神戸駅 あるいは13時に若狭本郷駅
定員:7名
参加費:7万円程度
申し込み:こちらのフォームへ
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宮下覚詮さんと 法螺貝合宿@淡路島 5月
これは、昨年開催して、すぐに満席となった企画。淡路島で集まって、法螺貝を吹こう!という単純な企画。教えて頂くのは稀代の法螺師・宮下さん。はじめて法螺貝を手にする人にも分かりやすく、そして根源的に教えてくれる。法螺貝は単なる楽器ではない。自分自身と、大地と、宇宙にもつながる架け橋なんだということが実感できた2日間。やはり基本は、私たちの立ち方であり、呼吸であり、向き合い方だった。そのことを教われただけでも大変よかったが、宮下さんといっしょに諭鶴羽山や沼島を巡り、淡路島の海や山で法螺を響かせる時間が、さらに素晴らしいものでした。なんだか、心身が大地とつながり、深い呼吸ができるようになって気持ちよかったんだと思う。初心者歓迎、法螺貝もってない方にはレンタルできます。マイ法螺貝持参も歓迎。これを覚えると一生、法螺貝を響かせることができます。オススメ。
日時:2025年5月10日-11日(土日)
場所:淡路島 諭鶴羽山/諭鶴羽山神社 社務所
集合:ローソン南淡町福良店(兵庫県南あわじ市福良1528-4)
神戸三ノ宮を8:25に出る高速バス・淡路交通福良行きに乗って最終の福良で下車(9:58下車)すぐ。自家用車の方もこのローソンに。
参加費:4万円(1泊2日 宿泊・食事・法螺貝レンタル費・正式参拝込)
定員:11名(先着順)
申し込みはこちらのフォームへ
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古瀬正也さんと 対話のファシリテーションと会議のファシリテーションってなんか違うんだっけ?合宿@淡路島 5月
対話のファシリテーターである「まーぼー」こと古瀬正也さんを淡路島にお迎えして2日間のワークショップを開催します。僕の専門は「会議のファシリテーター」なんですが、まーぼーは「対話の文化をつくる」を掲げたファシリテーター。人柄は柔らかく、たくさん本を読んで探究をぐいぐい進める彼から「聴くということ」や「対話」についての話をオンラインで伺ったとき、僕は何度も膝を打ちました。
会議と対話って、なんか違うんだっけ?
どちらも人が集って、話し合ってる印象があるんだけど、こと、具体的には何が違うのだろう? とくにファシリテーションを行う上で、大切にしていることや、進行上の微細なこだわりが、ちょっと違いそうな気がする。そのちょっとが大事。僕はそのあたりが気になって、彼といっしょに場を持ってみたくなりました。会議のファシリテーターと、対話のファシリテーターが、リレーしながら、場を持ったら、どんな味わいがあるんだろう。同じ参加者で、同じ空間なのに、それぞれにじみ出てくるものや、生じる何かの質が違いそうで、面白そう。そんなことを、味わう2日間のキャンプ。焚き火もします。ファシリテーション探究キャンプ⛺️in淡路島、みたいな感じで、このシリーズ、今後も深めていく予定。
日時:2025年5月17日(土)ー18(日)の1泊2日
※前日の5月16日(金)夜に到着できる方は、前夜祭からの参加も歓迎
場所:淡路島の古民家・琴屋
アクセス:神戸三宮から朝9時に出る高速バスに乗って終点の「陸の港西淡」まで来て下さい。東京や名古屋からも、新幹線のぞみ1号に乗ってギリ到着できる便
参加費:3万5千円(前夜祭参加の方は、追加で5,000円)
定員:10名 ※満席です
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熊野の特別な「水」を巡る4日間 禊ぐ・頂く・浸る 7月
自分の実家がある熊野でのプログラム。毎年テーマを変えて深めているのですが、2025年は「水」をテーマにやってみようかなと思います。熊野を訪問すると、水が豊富であることがよくわかります。あちこちの木やコンクリートは苔生している。川は広大で、湧き水は美しく、滝が豊富にあり、海は豊穣です。
熊野古道に入る前に禊ぎをするポイントや、古道歩きの人々の喉を潤した美味しい湧き水、掘ると温泉♨️が湧き出す川や、深遠なる怒濤の滝、川下りの船旅など、水を切り口に熊野を巡り、楽しむ時間。お酒が好きな方は、熊野の水で仕込んだ日本酒も楽しめます。からっぽの水筒を持って湧き水を持ち帰るのもまた、楽し。季節柄暑いだろうから、入ってしまいたくなったら、川や滝壺に飛び込むことや滝行も可能です。がんがんに熊野古道を歩く企画と異なって、体力に自身がない方も楽しめる夏の企画。ぜひご一緒に水と戯れましょう。
日時:2025年7月16日-19日(水・木・金・土)
集合:白浜空港に朝9時につく羽田からの一便あるいは、JR白浜駅に10:10
参加費:5万円 + 宿代3万円(各自で宿に払う) の合計8万円程度
定員:6名(先着順)
お申し込みは:こちらのフォームへ
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西村佳哲さんと「何か」3泊4日@淡路島 9月
盟友・西村佳哲さんと淡路島で「何か」をします。まだ内容決まってないんだけど、うん、きっと面白い場になるから。前回は、彼が積み重ねてきた「インタビューのワークショップ」をお願いした。今回もそれでいくか、新しい切り口で挑むか、もうちょっと調整中。なので、日程のみのご案内。ご興味ある方、手帳にメモしてくだされ。あと、僕の主催講座のなかでは、ちょっと値段も張るので軍資金の支度も^^。
日時:2025年9月16日(火)ー19(金)の3泊4日
場所:梅木屋旅館
プログラム参加費:8万円 宿泊費&食費:6万5千円(3泊4日) 計14万5千円
申し込み:しばらくお待ち下さい。準備中
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三ツ木紀英さんと対話型鑑賞お稽古@大塚国際美術館 10月
ここ数年で学んでよかったな、と思う対話型鑑賞。そのがっつりお稽古合宿を、三ツ木さんをお招きして淡路島で開催する。というか、泊まるのは和食の美味しい淡路島の宿で、稽古場は車で20分ほど、橋をわたった先にある大塚国際美術館。ここにある原寸大の名画レプリカたちを使ってやる対話型鑑賞は、めちゃくちゃ面白くて、ためになったので、おかわりでもう1回。僕はここで学んだことを活かして、翌週には淡路島にて、日本画家さんの対話型鑑賞ツアーを行い、大変役だった。やはり、その道で一流の人に学ぶべし。
日時:2025年11月8-9日の土日 両日とも朝9:30頃〜17:30頃まで
参加費:プログラム参加費:5万円+宿代別途2万円の合計7万円
集合:大塚国際美術館 正面入り口に11/23の朝9:40においで下さい。
定員5名:三ツ木さんが講師をつとめる対話型鑑賞ファシリテーター講座の受講経験のある方を対象とします。
ファシリテーションのお稽古を希望する5名に加えてあと2名、ファシリテーションのお稽古はしないけれど鑑賞のみの参加が可能です。この方は、かならずしも対話型鑑賞講座の受講経験がなくてもOKです。2日間、じっくり対話型鑑賞体験をしながら楽しんで頂けます(鑑賞参加の方は、プログラム参加費が1万円安く参加可能です)。良質で多様なファシリテーションをたっぷりお楽しみ下さい。
申し込みは:しばらくお待ち下さい。準備中
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マーキーと熊野古道を歩こう 中辺路編 11月
つい先日も大事な友人・お仲間を誘って熊野古道を歩いてきました。1000年続いたこの古の道を案内するのは、僕のライフワークになりそうです。熊野は甦りの地とも位置づけられています。深い森に入って、神域にて祈り、新しい自分に生まれ変わるような感覚を昔の人は持ったのかもしれません。今回は熊野古道のメインルートである中辺路を、滝尻王子から本宮大社まで、できれば通しで歩きます。
1日15km以上歩きます。なので、これに参加する人は前もって、少し歩くお稽古をしておいたほうがいいでしょう。けっこう大変ですが、ゴールまで歩き通す喜びはとても深い。千年以上前からその喜びは変わらないのだと思います。
日時:2025年11月25-28日
集合:集合:白浜空港に朝9時につく羽田からの一便あるいは、JR白浜駅に10:10できて、路線バスで「滝尻」バス停まで
参加費:3・4・5万円のいずれか+宿代3万円程度
定員:5名
申し込み:こちらのフォームへ
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あと、7/5-6でいわし〜と「ファシリテーターがだらだらする日」とか、瞑想研究者さんとのワークとか、いくつかアイデアがあるのだけど、とりあえず、いま公開できる情報は、こんな感じ。
あと主催ではないけど、いつも横浜でお世話になっている「umiのいえ」さんの開催で、絶望を語るワークショップも参加者募集中です。
主催事業の並びを見てて感じるのは「自分が面白いと思うことを、主催事業と称して皆と一緒に学んだり、体験したいんだな」ということ。最近は実家の熊野という土地を活かす企画をつくりたい気持ちが高まっていますね。これからも思うままに色々企画していこうと思います。一緒に〇〇したい!と思う方は、気軽に声をかけてください。
2025年も、よき出会いとよき学びのある年となりますように。