見出し画像

建設業の許可≒大企業の切符【レポート#09】

消防設備業を営む法人が大手ビル管理会社と取引をする際、以下3つの取引条件をクリアすることが求められることが多いです。

  1. 資本金500~1,000万円以上ある

  2. 建設業の許可を取得している

  3. 3年分の決算報告書の提出

これらは要するに、取引するに値する会社かどうか判断する指標です。


(株)防災屋の設立前、当初は建設業の許可を取ることに然程こだわりはありませんでした。直接ホームページで集客できるからえっか、みたいな。

しかしメンターであり(株)防災屋の相談役でもある(株)マトイテックの奥村会長より、最初から建設業の許可を取れるなら取った方がいい旨の助言を頂けたことがキッカケで最初から(株)防災屋では建設業の許可を取りました。

大手企業と取引するメリット3つ

大手企業と取引することは以下3つのメリットがあります。

  1. 仕事量の確保による収益の安定化

  2. メンバーによる顧客持ち出し防止

  3. 取引実績それ自体が信用に繋がる

特に「2. メンバーによる顧客持ち出し防止」は意識したことがありませんでした。

独立しやすいスモールビジネスの業界ですから、もしメンバーが独立する際に顧客を持っていかれてしまうことは間違いなくリスクです。
そのリスクヘッジをするために独立後すぐに取引できない顧客を相手にしておくことが経営基盤の安定に繋がるって話。

(株)防災屋のビジョン

(株)防災屋のビジョンは「予防時代をリードする200年企業をつくる」です。

では、どんな企業が200年企業になりやすいか。

結論、大企業とも取引できる企業の方が継続しやすいと思ったので(株)防災屋は資本金500万円で設立しました。(すぐに増資して1,000万円になりますが‥‥‥。)

建設業の許可も運よく取れました。

建設業の許可が取れた理由

昔は建設業の許可を取っている会社の役員として5年以上の実務経験がいりました。しかし少し法令が緩和されて「みなし役員(役員と同等のポジション)」であれば7年の補佐で取れるようになっていました。

前職の祖父が起こした会社で役員にしてもらえていなかったことが逆にラッキーでした。(あの時は『何で役員にせぇへんねん』とか思ってたけど。)

加えて監理技術者としての実務経験も、電気主任技術者の免状で現場責任者になって現場を収めていた実績があったので満たすことができました。

この役員クラスでの実務経験5~7年が満たせず、創業してから建設業の許可を取るまでに現場点検マンとなった結果、そこで満足してスケールしない法人ばかり‥‥‥と奥村相談役が仰っていました。

すでに大手企業と取引できているカラクリ

おかげさまで現在、(株)防災屋は大手企業と取引ができています。

『あれ?取引条件にあった ❝3年分の決算報告書の提出❞ って、まだ設立して1年目の(株)防災屋って存在しなくない?』って話ですよね。

そこも打開策をみつけました。
それは‥‥‥

ここから先は

884字

◆ noteメンバーシップでは「ごく一部の人にとっては物凄く価値が感じられる」けど他のSNSでは言い…

予防団員

¥500 / 月

▶ つづきから はじめる

¥500 / 月
初月無料

いつも応援いただき有難う御座います!🙇✨ よりよい社会を実現するために魂を燃やし続けますので引き続き応援よろしくお願いします!🚀