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地震・災害に備える意識が…
昨日、宮崎県で地震があり、南海トラフ巨大地震注意ってのが
出ました。
私が生まれて52年、日本全国で色々な大地震やその他災害が起きて来ました。
建物業界で行くと、大きな転機となったのが「阪神淡路大震災」です。
それ以降の建物は「耐震」に関しての仕様が見直されて構造、金物や基礎謎が変わりました。
台風被害に関しても「風圧」に関しての考え方が浸透してきました。(一部全く考えない業者もいますが)
そして、私も体験した「東日本大震災」で建物の浮き上がりによる倒壊などに関しての考え方や地盤の重要性が重要なのが分かりました。
ここ10年ちょい位の新築は現在の基準に沿ってるんで大体大丈夫でしょうが、それ以前の建物では「よくこんな工事してたな」って思わせる建物を見る機会があります。専門用語だけで書きますが
「2階屋でのローソク基礎」「偏心率無視の間取り」「壁量不足」「梁への荷重一カ所集中」「構造梁柱落としでの金物引き無し」等々
以前は耐震診断で調査依頼がありましたが、周りの業者からも全く聞かなくなりましたね。
備蓄などとは違い、建物の準備は直ぐに出来る訳ではありません。
建て替えれば話は早いですが皆が直ぐに出来る事では無いです。
そもそも今の仕様は「建物全倒壊を防ぐ」「建物から脱出する時間を稼ぐ」ものであり、絶対大丈夫をうたうものでは無いですしね。
取り敢えず直ぐに出来る対策「大地震の時どの部屋に逃げ込むか」「どの経路で建物から脱出し何処で待機するか?」はイメージされると宜しい。
今まで大きな災害が来たことないからと「根拠の無い謎の自身」はおやめください。
建物のどんなご相談でも上のHPからか
電話 0276-61-3260 まで