曹洞宗大教師が語る人生の意味。
長らく復刻を望まれていた名著がオリジナルのままに復刊。
書店「読書のすすめ」店長・清水克衛氏、実業家で歌人として著作多数の執行草舟氏が推薦。執行草舟氏の愛読書であり座右の書、本人曰く「俺は、この本が死ぬほど好きなんだ!」
関大徹(せきだいてつ):プロフィール
明治36年、福井県に生まれる。大正5年、師の関頑牛に就き得度。
大正14年愛知県曹洞宗第3中学校卒業。この年より12年間福井県小浜市発心寺、富山市光厳寺にて禅修行に励む。
昭和18年1月15日印可許状を受ける。昭和31年福井県吉田郡の曹洞宗の名刹吉峰寺住職。
昭和51年岩手県盛岡市報恩寺住職となり現在に至る。曹洞宗大教師。
この間、常に天衣無縫のはだしの禅僧に徹し、そのすぐれた行道は、現代まれにみる「生きた禅」として多くの人々に感銘を与えている。
プロフィール詳細
明治36年6月15日:福井県丹生郡織田町にて出生。
大正4年8月10日:福井県大野市禅師峰寺関頑牛に就て得度。
大正14年3月:愛知県曹洞宗第3中学校卒。
大正14年~昭和4年:福井県小浜市発心寺師家原田祖岳老師に参禅。
昭和3年~昭和18年:富山県富山市光厳寺青年会(剣道)、処女会、幼年講観音会主任。
昭和5年~昭和18年:光厳寺専門僧堂、副寺、侍者、単頭として実参、実究。飯田老師臨済の正眠僧堂、小南老師の門に入り参禅弁道。
昭和11年:富山県富山市宝洞寺首先住職。
昭和12年:富山県立山町竜光寺住職。
昭和21年:富山県立山市竜光寺美徳会(女子青年)、池の坊生花、裏千家、琴、あんま、料理、珠算会、婦人会、老人会の会長、人権ようご委員、保護司10年間。
昭和24年:緋恩衣被着、特許せらる。
昭和25年:青少年愛育事業功労者として北日本新社より10傑表彰。
昭和27年:曹洞宗管長表彰「教化伝導功労者」。
昭和30年:富山県知事より「社会福祉事業功労者」表彰。
昭和32年6月:第1回吉峰寺地蔵流し会発足。
昭和40年:曹洞宗管長表彰「寺門興隆、教化伝導功労者」。
昭和44年:高志社会福祉協議会「たすけあい運動功労者」表彰。
昭和44年:保育事業功績者表彰、上志比村長。
昭和45年:社会教育功労者表彰、高志社会教育協議会等の数々の表彰を受く。
昭和45年:曹洞宗権大教師に補任、黄恩衣被着。
昭和50年5月20日:大教師補任、紫恩衣被着。上志比社会教育委員、公民館運営委員
食えなんだら食うな---p7
食えなくなったら死ぬまでよ
饅頭につられて禅門に入った私
娑婆で死ぬこともままならぬ
蝉に禅のなんたるかを教えられる
立場かわって身の程を知る
厳しくしごかれた他宗の門
食えなくても食えた
病いなんて死ねば治る---p55
ガンで死ぬのもまあいいじゃないか
衆生の恩恵によって私は生かされている
思いやりでいくつも病いを克服した
無報酬ほど大きな儲けはない---p73
出せるだけ出すのが寄付の心
無償の行為こそ「徳」である---p78
「無一物中、即、無尽蔵」という人生の秘密---p84
あくまでも個人のさとりである---p96
ガキは大いに叩いてやれ---p105
子供のときこそ鍛えよ
「心」を与えるのが母親の役目
子供の問いかけをおろそかにするな
社長は便所掃除をせよ---p127
「行」が変える人間の運命
「陰徳」は人に見せるものではない---p134
「オレがやってやったのに」では何にもならぬ
自殺するなんて威張るな---p143
お節介でいろんな人を助けた
子を寺にあずける親の不可解な心
あらゆるものは「仏」になれる
家事嫌いの女など叩き出せ---p163
男が女々しくなった今日このごろ
人間鍛えられて強くなる
何が幸か不幸か
若者に未来などあるものか---p181
怒りの読経の意味を知れ
この世はすべて諸行無常
犬のように食え---p193
坐禅はいいが食事はかなわん
犬の食事と以心伝心
食事もまた修行である
何にために食うのか
精進料理の精神とは
地震ぐらいで驚くな---p217
死ぬには結局おのれ一人
神仏に背を向けた坊主の話
忘れることのできぬ戦争の体験
死ねなんだら死ぬな---p237
生きることは死ぬことである
死に様に学ぶ人の生き方
人間それぞれ宝を持てる
解題 ー 復刊に寄す 執行草舟---p255
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