akakiliking 1
2023年3月末、京都を拠点に活動する"akakilike"の新作に出演します。
いざakakilikng!ということで昨年よりキーピンタッチでずっと連絡を取り続け互いの出演作や現場に足を運ぶなどを通して翠さん、平澤さんを中心にやりとりして京都のakakilikeチームとついに現地で稽古が始まりました。
本番までの時間が刻々と迫る中、怒涛のというか集中の稽古週間が始まりました。
早速倉田さんのアイディアのもと各出演者もそれに応答しつつ、平澤さんがチューニングの言葉をかけたりしながら作り出しつつある前半部分を通してみたりしています。、、、やりながらパフォーマティブに事を起こすための集中力が要請されている感じがあり、果たしていつでもそれを呼び起こせるの状態に持っていけるか、頭と体、空間や人などとの格闘。
ファーストシーズンとみんなで呼びながらの5日間の滞在が終わった!
京都のホテルにチェックインするなりまず僕は鴨川に向かって体を動かしに行った。まるでシャワーを浴びに行くような感覚。今年1月に京都に来た時よりも観光客がたくさん座り込んで思い思いに川と対峙している景色が長く広がっている沿道。
少し最初は恥ずかしがりながらもシャワーを自分は浴びに来たという感じで動き始める。悪くない時間を過ごし、ちょい汗をかいたという感じで待ち合わせ場所へ向かう。
倉田、平澤、甲田、仲谷、そして東京の小暮、とメンバーが揃っている。
初日は待ち合わせでヤングメンに行くもののお店が混んでいて仕方なく別の店を探す。凸凹のたくさん京都に来ているもののまだ通ったことのない道を歩きながらこの集団で途中喫茶店により、そこでならタバコも吸えるということで何人かの喫煙者のタバコとコーヒーとジュースなどを交わしながら少し甲田さんによる図面の共有など。
その後、中華でご飯。早い時間だったけども美味しく食べた。みんなのつける紙エプロンのグラフィックも良く、特に倉田さんの私服に似合っていた。
早い時間に食べて解散したので東京組は鴨川へ行き少しギター弾いたりして遊ぶ。
帰り際の繁華街でスポーツバーからダンスミュージックが聞こえてきたので、思わず小暮さんとお客さんのいないバーへ一杯ビールを引っ掛けながら冗談のようなダンスを少しして過ごす。悪くないスタート。
次の日は稽古後に倉田さんと有楽町チームの人たちのトークを聞きに行く。その後はみんなで飲みに行く。初めて会う人と、共通の話題もない中で何かを探し当てようと話していく感じがあり面白かった。難しさももちろんあるのだけど。一方でまさこさんなど交流が始まる人との会話なども起きていく。それぞれの時間が飲み会の中で起きていたのでは。トークで京都のノリというか感じとそれにどのように倉田さんと有楽町選抜チームが対応するか、と、有楽町チームのノリみたいなものを京都の飲み屋さんで体感する。
またしても街で解散して、ホテルへ歩いてたどり着けるのは素晴らしい。
三日目は有楽町チームのモッシュさんこと佐々木さんが稽古を見にくるというので、セッションしましょう、と誘ってみる。何か良いんじゃないかと思い、提案させてもらった。たとえばモッシュさんは動きの何を頼りに、ギターや歌、あるいは音源に対応していくのか、観察&こちらかのアクション。楽しい。
その日は西くんを誘って小暮さんと3人で篠田千明さんおすすめのIndiana Gateでご飯。ホーリーズカフェに行って少しお茶しつつ、僕は1人残って絵を描いてから帰る。(あ、この日は京セラに行って八幡亜樹さんの個展を見てきた。知り合いのb-boy crewのbody carnivalが参加していて懐かしい感じあった。今回の作品もリミックスというか複数のものが並んでいる。映像作品と外のタープといった立体的なインスタレーションの設計の方が一番、感じられる要素でもあったかも。)
4日目はArt Fair Kyotoに出品しているたかくらくんの展示だけ見にいく。作品自体がいつもの活動を裏側から見るような感じで面白かった。
そして稽古場でもよく動きとても疲れた体で夜はクラブWORLDヘ行った。八幡さんや色んな友達がそこに集い再会した。のに基本的にはクラブにいくとやっぱり話すというより踊って時を過ごしてしまう。疲れてくたくたなのにずっと動くことで何かに出会さないかと音楽と光を浴びながらやはり思うのだ。TeiTowaってこんなにもチルだっけ、という選曲。その前のピンクの髪のDJが結構せめててストイックで空白もあってかっこよかった。卓球さんはもう卓球さんって感じ。
京都のクラブは初めてだった。ノリの違いとか、最初はチャラそうな人も多かったけど夜も深まってくると好きそうな人が集まってくる感じの印象、、雑ですね、、。
帰り際歩きながら思い返していたのはこないだのshibaurahouseでやったWWFes2023でも最後にみんなで踊るフリーの時間があったのは良かったと思う。しゃべる以外のコミュニケーションは何か人との関係を促すチャンスがある。
クラブの帰りに食べたマクドナルドのポテトとシェイクが格別だった。
最終日、朝起きるととても疲れていた。でも少し昼寝をして立て直すようにいい稽古を出来て西くんのKCAに関するインタビューを受けつつ、新幹線で帰る。作業をしようと意気込んでいたものの、すぐに電車に酔ってしまい、くたくたな状態で家に着いた。
次は秋田へのリサーチを挟みながら10日ほどの間を置いて再び京都へ。
その間に少し東京で稽古、ストリートなどを挟みながら調整をと考えている。