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伝えないけど置いとくね #EC夜会 【3】

さてさて #EC夜会 について<中編>からの続き。

・作り手ならフォロワー数は気にするな(気になるけど)
・自分の視野なんて、たかがしれてる
・SNSは自力じゃなく他力のほうが良さそう

というようなことを前回は書きましたが、今回は最終話です。


3. 思想は置いとくだけ

「最近は思想やストーリーを語ることが重視されている」と言う話を、色々な場所で聞きます。


なにより僕自身がそういうの読むの大好きなので

idontknow.tokyoでは、ながーい開発プロセスのお話をしてますし、





FRYING PAN JIU では開発ストーリー、





TENTのクライアントワークでも、開発インタビューなどを沢山載せちゃってます。



でも実際のところ、思想に共感したとか、ストーリーに感動したからといって、製品自体が良くないなら、もう、どうしようもないんですよね。








思想やストーリーって、言い換えると映画のパンフレットみたいなもんなのかなと。

すごく良い映画を見たからこそ「何を考えて、どう作ったの?」が気になるわけで、映画を観る前にパンフレット見せられて「こういう思想で、こういう苦労して作りました」ばっかり見せられても冷めちゃいますよね。

思想やストーリーは、見たい人が見られる場所に、ただ置いておけばいい。
SNSでわざわざ「伝えなきゃ」なんて思う必要はないんじゃないかなと。



どんな商品でも、それを作るプロセスでは沢山の決断や事件があり。決断のためには「思想」が必要だし、事件に対応するだけで「ストーリー」は出来上がっていく。

自然にそのままでネタの宝庫なので、溢れ出しちゃって、つい言ってしまいがちなんですよね。「思想」と「ストーリー」。

でも、聞かれてもいないのに「俺はこう考えた」「俺にはこういうストーリーがある」とか語り出すのって、典型的なおじさんの自慢話じゃないですか。

だからって「隠せ」とは言わないです。
思想やストーリーは、探せば見つかる場所に置いておくだけでいい。






とはいえ、わかっちゃいるけども、僕もそこそこおじさんが深まってきたので、聞かれてもないのについ語り出しちゃうんですよね。。

僕の場合、だいたい夜22:30~24:30くらいの(つまり、子供を寝かしつけながら寝てしまい、また起きた時間帯)に、Twitterあたりで思想やストーリーを一方的に語り出して、すぐにツイ消ししてます。

もし、僕のモノづくりの「思想やストーリー」に興味がある稀有な方は、この時間帯のTwitterを見てみてください。すぐ消すけどね!


(↑ほら、今日もまた、聞かれてもないのに思想を語ってるよ。)



というわけで。
人前でお話すると、それをヒントにしたり、考えを整理したりできるので、大変ありがたかったです。


交流大好き、ツッコミ大好きな僕なので
全然違うこと思ったよーとか、その意見には反対だよ!とか、いろいろいじって遊んでもらえると嬉しいです。

どんな議論も、一緒にカラッと揚げて行きましょう!




\カラっと揚げてみよう/





最後に感謝の言葉。

当日お越しいただいた方、とても暖かい雰囲気で聞いていただけて、リラックスできました。ありがとうございました。

ご一緒させていただいた関口さん、松岡さん、裏での子育てトーク面白かったです、ありがとうございました。

そして、お声がけくださったSTORES.jpの皆さん、noteの皆さん、ありがとうございました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!


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