雑記:HDA (Cループ)
この雑記は、PDCAとOODAループを整理しているときに、理解度を高めるために書いたものです。
今より良くしたいという想いを持って、誰もがアクションを取ると思います。
そんなアクションをより良くするために、HDA(Cループ)を意識してみてください。
HDA(Cループ)は、仮説:H・意思決定:D・行動:A・検証:Cを重要視するフレームワークです。
それぞれ、Hypothesis・Decision・Action・Checkの頭文字からとっています。
まず状況を見て取るべきアクションに仮説立てをする。次にどのアクションを取るか決定して、行動する。その行動の結果を振り返る。
これが基本の流れです。
一見、徹底的に仮説、つまり、Hの期間をしっかり取るべきだと感じると思いますが、そうとは言えません。
仮説立案にかけられる時間や労力のコスト、行動・検証と仮説検証のコストバランスを考えましょう。
たとえば、緊急時の場合、仮説立案にあまり時間はかけられないでしょう。また、失敗のリスクが少なく影響も小さい場合、時間をかけて仮説立案するよりも行動・検証して次の仮説に活かす方がいいでしょう。
Cループに括弧をつけている理由は、HDAでアクションを動かす方がいい場合があるからです。
失敗のリスクが高かったり、人生に一度きりだったりするアクションは、検証して次に活かすという思考とは、相性が悪いでしょう。
そのため、徹底的な仮説立案をおこなった上で、意思決定・実行することが好ましいはずです。
この内容も私のHDA(Cループ)のHです。これからDACを回し、仮説に変更があったらまた報告したいと思います。