ReplitAgentを語る会に参加しました
2024年11月12日(火) 20時より、
「ReplitAgentを語る会」なるイベントがZoom開催されましたので参加してきました。
イベントの発起人は @usutaku さん。
生成AIに積極的に取り組んでいる著名な方々を巻き込んで、イベント参加者は800人を超えていたそうです。
ReplitのCEOであるAmjadさんも参加して、プレゼン最後には1ヶ月分の無料
クーポンも配布してもらえて。すごく刺激的なイベントになりました。
イベントの備忘録も兼ねて記録を残しておくことにします。
ReplitとReplitAgentについて
Replitはクラウドの開発統合環境(IDE)で、8年前から開発されていたそうです。
フロントエンド、バックエンドだけでなくデータベースやバージョン管理も含め、全てをクラウドで完結できるようなサービスです。
作成したコードを選んで右クリックから、コードの内容をAIに聞くという機能も搭載されています。
さらに 2024年9月頃?に追加されたReplitAgent機能は、
AIコーディングするだけでなく、データベースやバージョン管理なども含め全体をコーディングするというとんでもない機能で。
プロンプトを入力したら必要なコードをガリガリガリガリ・・
コード実行時のログ情報を持ち、エラーが出たら自動で修正
コード実行後の表示内容も確認してくれる
うまくいっていなければ伝えて改善できる
などなど。
アップロードのパターンも4つあり、
つけっぱなし(ReservedVM)
アクセスがあった時だけ起動 (AutoScale)
静的 (Static)
スケジュール (pythonのcriptを定時で走らせる)
という方法があります。
さらに今後の改善予定として、
Tech Stackを選べる(React, Vue, Next, FastAPIなど選択ができる)
チーム開発
というのも予定しているよう。
まさにブルドーザーのように、ゴリゴリあらゆるコードを作り上げていく様は感動もあり、若干の恐怖もあり、衝撃的な内容でした。
ReplitAgentと他のコード生成AIとの比較
質疑応答の中で、v0やbolt、Githubなど他のコード生成AIとの比較や優位性について質問があがりました。
他の生成AIツールは機能を絞っていることもあり 安い&早い。
ReplitAgentはデータベースやバージョン管理も盛り込んでいるのでフルスタックでカバーできるというのが強みとのこと。
ライバルとしては『Devin』を想定しているそうですが、『Devin』はまだリリースされていないようです。
Replit実践者達の意見交換
続いて元々予定されていた、Replit実践者たちの意見交換タイム。
RepitAgentはタスクを記憶して構築している。元々あるプロジェクトはメモリ記憶などで時間がかかると思われるので立ち上げ時に有効。
DiscordやSlackのbotもすぐに作れる
裏でAPI叩いてログ確認、ダメなら修正というループが組まれている
強化版 v0
boltとの違いはDBも構築できるかどうか
ドメイン設定は、deployのsettingに行ってドメインを入れるとAレコードが表示されるので各ドメイン側で設定すればOK
顧客情報を見たいならDB直接見れるけどダッシュボード作った方がいい
データベースを本番用と開発用で分けれるか未確認 -> できるよう
最初の構築はいいけれど修正などあればDB内の顧客情報が吹っ飛ぶ可能性
Replit DocsにDB、secret設定などのマニュアルがある。youtubeもある
shadcn/ui いいよ (ダッシュボード向けのコンポーネント集)
サイドメニューを考えてv0である程度作り込んでからReplitに投げると良さげ
ログイン認証を作って他を編集するとログインが効かなくなるので、先に認証はいらないと伝えると吉
携帯でアプリを触ると16pxでないとふわっと拡大されるので、16px指定
非エンジニアがLLMアプリ作るなら、バックエンドはDifyでフロントをv0なりReplitで作るのも良さそう
Difyはyaml対応してないのがな〜
などなど。
実践しているからこそわかる体験談が集合知となり、これからますます増えてきそうでとても楽しみです。
より設計が重要になる世界線
データベースも構築するというとんでもない性能を誇るReplitAgentですが、裏を返せば最初の指示、最初の設計が曖昧だと、曖昧なデータベース構成が生まれるということになります。
修正すれば顧客情報が吹っ飛ぶリスク。
必然的に、最初の段階でどれだけ詳細に指示ができるかというのが重要になってきます。
要件定義、基本設定あたりをがっつりと作り込む。
一旦作ったら、バージョン管理は動きますがDBのバックアップもしっかり対応していくと。
必然的にフルスタックの知識が求められるので、非エンジニアの方が扱おうとしたら、叩き台を作って専門家に相談するのが良さそうです。
細かい修正や追加機能は『Cursor』や『Cline』の出番ですかね。
さいごに
ReplitAgentに限らず、コード生成AIの機能はますますアップデートされていきます。
それに伴い下記のようなスキルの重要性もさらに増していきます。
要件定義・基本設計ができる
部分的な機能追加改修ができる
インフラの知識
データベースの知識
さらに学習するスピードが上がっていくのは間違いないですね。
生成AIの力で個人でもとんでもないパワーを得る事ができるようになっています。
この波にうまく乗りこなしながら、
現状の立ち位置置
ありたい姿
新しい技術の吸収
ニーズの理解
コンテンツ作成・販売
などを考えながらモリモリ頑張らないとなと改めて思えました。
イベントを開催いただきありがとうございました!
Udemy講座 生成AIもいくつかあります(Dify, 画像生成AI, ChatGPTなど)
コード生成AIもいずれ講座化予定しています。
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