マイルCSの前哨戦・富士S / 15:45発走 / 芝1600m

富士S(東京競馬場・芝1600m)レース展望と予想

10月19日、東京競馬場で行われる富士Sは、秋のマイルチャンピオンシップを目指す実力馬たちが集う重要な一戦です。今年の富士Sは、好天のもと良馬場での開催が予想され、各馬の持ち味を発揮しやすいコンディションとなりそうです。以下、注目馬やレース展開のポイントを分析します。

レース展開の予想

ペースはミドルからスローが想定されます。逃げ候補としては、内枠からスムーズに前に出やすいバスラットレオン(吉田豊騎手)が先手を主張する可能性が高いでしょう。スタート後に押し出される形で逃げるタイプで、東京1600mの舞台でもリズムよく走れるかが鍵です。

一方、好位からレースを進めるのはソウルラッシュ(団野騎手)とセリフォス(藤岡佑騎手)です。ソウルラッシュは今期も充実した内容を見せており、58kgの斤量も克服可能な実力を持ちます。セリフォスも実績では見劣りしない馬で、東京コースは得意としているだけに、好位置でレースを進められれば上位争いが期待できます。

後方から追い込みをかけるタイプでは、パラレルヴィジョン(ルメール騎手)が注目です。末脚が鋭いタイプで、展開が速くなればチャンスが巡ってくるでしょう。東京コースの長い直線を最大限に活かせる馬場状況は、追い込み馬にとって有利です。

注目馬の分析

  • ソウルラッシュ(団野騎手)
    現在1番人気の本馬は、昨シーズンからの成長が著しく、今回のメンバーでも上位の安定感があります。58kgのトップハンデですが、スムーズな競馬ができれば圧倒的な勝利を狙えるでしょう。東京1600mという舞台も得意としており、直線での末脚勝負に持ち込めるかが鍵です。

  • セリフォス(藤岡佑騎手)
    4.6倍の2番人気で注目を集めるセリフォスは、安田記念やマイルG1での実績を考慮すれば、ここでも有力な存在です。追い切りの動きも良好で、今回の条件ならば持ち味を活かせるでしょう。ペースが速くなりすぎなければ、持ち前の粘り強さで最後まで粘る競馬ができるはずです。

  • レッドモンレーヴ(横山和騎手)
    こちらも7.4倍の人気馬で、東京コースの適性を武器に勝負に挑みます。前走で見せた末脚は光るものがあり、展開次第では一発が狙えるタイプです。鞍上の横山和騎手の手綱捌きにも期待がかかります。

  • パラレルヴィジョン(ルメール騎手)
    穴馬として面白いのがこのパラレルヴィジョンです。長い直線で末脚を活かせる東京コースは絶好の舞台。ルメール騎手が騎乗することで、どこまで仕上がっているか注目です。馬場が良でスムーズな流れになれば、一発を期待できる存在でしょう。

最終予想

1着候補: ソウルラッシュ
2着候補: セリフォス
3着候補: レッドモンレーヴ
穴馬: パラレルヴィジョン

ソウルラッシュの安定感と能力を中心に据えた予想ですが、展開次第では差し馬の台頭も考えられます。追い込みが決まりやすい東京コースでの一発逆転に備えて、差し馬を押さえておくのが得策です。


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