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自分→キャラクターの呼称を研究する -虹ヶ咲編-

kabi

期限設けないと書けない人のための Advent Calendar 2022 14日目の記事です。

Twitterには、以下のような定説が存在している。
「オタクは拗らせると、推しをフルネームで呼ぶ」
なぜだかはわからないが、これは経験上概ね正しい。確かに、自分は好きなキャラをフルネームで呼びがちだ。最近花城あんずって名前言い過ぎだし。
しかし、推しといえど常にフルネームで呼んでいるわけではない。名前呼び捨てだったり、ちゃん付けしてたり、そもそも名字で呼んでたりする。逆に、推しじゃなくてもフルネームで呼ぶこともある。
どうしてこんなにも呼称がバラバラなんだろうか？最近呼称が面白いカップリングにハマっているせいか、疑問が湧いてきた。
そこで本記事では、自分がキャラクターを普段どう呼んでいるのかを振り返ってみて、理由を言語化することで、オタク的自己分析を行ってみることにする。動機の言語化は自分をつかむカギだってクロロも言ってた。

今回、対象作品は「ラブライブ！虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」を選んだ。
メインキャラクターが13人いるし、推しが3人もいるし、それぞれバラバラな呼び方をしているし、何かと都合がいい。何より、本当に大好きなコンテンツなので、是非この機会に考えてみたかったからだ。今のうちに虹ヶ咲についての記事をたくさん書いておきたいというのもある。


というわけで、自分のツイート内容を元に調べてみた。

本垢でのツイートについて、虹ヶ咲キャラに対する呼称を集計した。
5件以上使用しているものを対象とし、数が膨大なもの以外はおおよその件数を記載した。自分で主な呼び方だと認識している呼称については、太字で表記している。
なお、推しと認識しているキャラには名前の後に☆をつけてある。

高咲侑→侑(メイン)、高咲侑(20件)、侑ちゃん(10件)
上原歩夢→歩夢(メイン)、上原歩夢(5件)
中須かすみ→かすみん(20件)、かすみ(15件)、中須かすみ(5件)
桜坂しずく→しずく(メイン)、桜坂しずく(15件)、桜坂しずくさん(5件)
朝香果林☆→朝香果林さん(メイン)、果林さん(50件ほど・初期メイン)、果林(40件)、朝香果林(15件)、
宮下愛→愛さん
近江彼方→彼方ちゃん
優木せつ菜☆→せつ菜(メイン)、優木せつ菜(メイン)、優木せつ菜さん(5件)
エマ・ヴェルデ→エマさん、エマ(10件)
天王寺璃奈→璃奈(20件)、璃奈ちゃん(10件)
三船栞子☆→栞子(メイン)、栞子ちゃん(メイン・2021年10月以降)、しお子(30件)、三船栞子(5件)
ミア・テイラー→ミア
鐘嵐珠→ランジュ

なにこれ。
キャラクターによって見事にバラバラだ。一人ひとり見ていこう。

高咲侑

「侑」呼びが最多だったが、「侑ちゃん」呼びもかなりの頻度で使用している認識だった。これはおそらく、歩夢の呼び方に引っ張られているためだろう。なんとなくちゃん付けしたくなるオーラがあるし。
それ以上に、フルネーム呼びが多いのにびっくりした。特に今年に入ってからはかなりの頻度でフルネームで呼んでいる。おそらく2期が発表されてアニガサキへの期待が高まると共に、高咲侑という存在への愛着がどんどん増していったからだと思われる。2期放送中はフルネーム呼びしまくっていた。
どうやら、相当侑のことが好きになっているようだ。虹ヶ咲は実質箱推し状態だし、「推しはフルネーム呼びする」の法則は彼女にも適用されているのだろうか。

上原歩夢

ほぼ「歩夢」呼びだった。これは、侑ちゃんがそう呼んでいるからだろう。
あ、今ナチュラルに侑ちゃんって書くように手が動いた。ほら、歩夢について考えてると自然に呼称も引っ張られる。不思議な現象。
フルネーム呼びは、ほぼ全てアニメ放送中のものだった。「高咲侑」もそうだったし、感情が昂ぶるとフルネーム呼びしたくなるのかもしれない。

中須かすみ

綺麗に割れた子。
「かすみん」は彼女の一人称なので、そう呼ぶことが多い。可愛いから。ただ、普通に「かすみ」と呼ぶこともそれなりにあるみたいだ。
「中須かすみ」呼びしているのはアニメ放送中やライブ感想など、案の定感情が昂ぶっている時だった。どうしてテンションが高くなるとキャラクターをフルネーム呼びするのだろうか？フルネーム表記することで、そのキャラクターの文字列を主張したいからだろうか？謎だ。
ちなみに「かすかす」呼びは2件しかしていないので、本人に怒られることはなさそう。
「かすみさん」呼びはしてなかった。うん……かすみさん、かわいい。1番かわいいよ

桜坂しずく

普通に呼び捨てしているが、フルネーム呼びもそれなりにあった。特に大好きなアニメ1期8話のことを考えている時はほぼフルネームだった。推しを抜いたら一番好きなキャラとまで言える子だし、相当愛着があるみたいだ。
しずかす大好きのくせに「しず子」呼びは一回もしたことなかった。かすみにはさん付けしないし……なんで？

散々気持ち悪い内容を書いてきたが、ここまで読んでこれた読者の皆様なら大丈夫かと思い、ここで術式開示をさせていただきたい。
以下のようなツイートをしたことを今回過去ツイ漁りで思い出したのだが

ここで内容をカミングアウトすると「しずくが先輩❤ってハグしてくる」夢だった。
なんで？
確かにめっちゃ好きだけど夢願望あったの？
当時はしずかす狂いも今ほどじゃなかったせいかな？
そりゃされたら嬉しいけどさ（はい、ここで全員タブを閉じ読者ゼロ人）

朝香果林

圧倒的「朝香果林さん」呼び。
全てはこんな感想を書いてしまうぐらい1期9話で狂ったせいである。あの話を見てから朝香果林の夢女の人格が芽生えてしまった。

マジでさん付けしないと失礼だと思う。それぐらい格好良くて、美しくて、弱さも強さも全てが輝いている……そんな人。彼女への感情は半分恋だと思う。
初期はさん付けしていたが、エマさんも同様。どうやらこの二人に関しては先輩キャラなのでしたくなるオーラがあったのかもしれない。


宮下愛

「愛さん」オンリー。かすみんと同じく、本人の一人称。
ただ、かすみんと違うのは、他の呼称を一切使っていないことだ。呼び捨てした記憶が一切ない。なぜだろう。呼び捨てしてたらツイート調査めんどくさいから助かったけど。
考えてみると、圧倒的強キャラで”凄み”を感じるのでさん付けしたくなる気がする。ぼくは敬意を表するッ！

近江彼方

「彼方ちゃん」オンリー。こちらも本人の一人称。
先輩キャラだし、生き方が格好良いので、何故か単なる呼び捨てが憚れるところはある。あとちゃん付けって可愛いし。超可愛い人なので。

あと、2期11話の彼女に言及する時は「近江彼方さん」呼びをしてました。
たぶん以下のセリフが刺さりすぎているおかげ。

そうだね。毎日イマを全力で楽しんでいけば、きっと寂しいだけじゃない未来が来てくれると思うよ

『ラブライブ！虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』 2期第11話「過去・未来・イマ」

これ、100年後の歴史の教科書に格言として載るので覚えて帰ってください。

優木せつ菜

最愛の、最推しキャラ。あまりに好きすぎて彼女への想いを書いているだけで涙が溢れてきたこともあったらしい
呼び捨てとフルネーム呼びが大半だった。まさに推しって感じ。
芸名なのもあって、本当にいい響きで、ついついフルネーム呼びしたくなるんだよな。
なんか好きすぎて言葉が出て来ないや。

ちなみに中川菜々さんはフルネーム・呼び捨てが8:2でした。
中川菜々って名前可愛いよね　めちゃくちゃ可愛いと思う　優木せつ菜は格好良いけど中川菜々はキュートです


エマ・ヴェルデ

ほぼ「エマさん」だった。先輩キャラだとさん付けしたくなるところある。あと果林もさん付けだしね。
なんか呼び捨てで呼ぶのが恐れ多い、そういうオーラがある。果林のエマって呼び方好き。エマかり自我失礼。

どうでもいいけど終のステラやってから同じ指出毬亜ボイスのせいかエマさんがより可愛く見えてしょうがない（声に影響されすぎだろ）

天王寺璃奈

呼び捨てが一番多かった。結構「ちゃん」付けしてたイメージがあるんだけど、思ってたよりも少なかった。

しずくやかすみは璃奈と同じく色んなメンバーにちゃん付けされているが、自分ではそう呼ぶことは滅多にない。初期1年生組の中で、璃奈だけちゃん付けしたくなるのは何故だろう。可愛らしくて思わずちゃん付けしたくなってしまうからだろうか？
もしかして、「璃奈ちゃんボード」の響きが印象的だからだろうか？ある意味一人称が○○＋ちゃん付け族の一人とも言える。やはり一人称に引っ張られがちなのかもしれない。

三船栞子

一番混沌としている。
筆者は三船栞子ちゃんのことを自分の娘だと思っているやべーやつなので、ちゃん付けがデフォルトに去年の10月ぐらいからなっている。愛着が1年かけて深まりすぎた結果が今というわけだ。

これは娘の成長に泣く母親RP（SAN値チェック入りまーす）

もう一つ特筆すべき点として、「しお子」呼びが異常に多い。これは単純にかすみ→他メンバーの呼び方で一番気に入っているのがしお子呼びだからだ。無知無垢スクスタ栞子が成長していく様子を見ていると「子」付けしたくなってしまうしすごいしっくりくるんだよな。意外としっかりしていたのでアニメだけの人には伝わらないかもしれないが、スクスタの栞子ちゃんにはそういう魅力が間違いなくある。

このかすみのセリフが印象的すぎたのもあるかもしれない


おい。
「こんな怖い理由でちゃん付けしてるなら、まだ普通にフルネーム呼びした方がマシだろ」と思いましたか？今読んでいるそこのあなた。思ってなかったらごめん。

否。
キャラクターの呼び方は一つじゃないし、別に推しだからってフルネーム呼びしなくてもいい。
だって、正解も輝きもひとつじゃないから Just like a Rainbow Colors…

ミア・テイラー

ほぼ名前呼びしかしたことがない。
エマさんもほとんどフルネーム呼びしたことないので、海外から来たメンバーに関してはそのまま名前呼びしがちなのかも。なんで？

ミアって名前のキャラは他にもいてややこしいのでフルネームで呼んだほうが利便性は間違いなく良い。

鐘嵐珠

ミアと同じくほぼ名前呼びしかしたことがない。
カタカナのイメージが強すぎるし、辞書登録してないんだよな嵐珠って。ランジュ表記が楽すぎる……単純に変換が面倒くさい……




というわけで今回は虹ヶ咲のキャラを自分がどう呼んでいるかについて振り返ってみた。普段オタクしていてもあまり深く考えないことではあるので、自分がキャラクターについて抱いている深層心理に触れることができて、とても有意義だった。今度は虹ヶ咲以外のコンテンツに関しても同じ分析をやっていきたい。


そして、最後に。この記事を書いていると、本当に13人のことが大好きだなと心の底から感じた。
ちゃんと受け入れられるかは、まだわからないけど。やっぱ、虹ヶ咲のこと、ターニングポイントを迎えてもなんだかんだずっと好きなままなんじゃないかなって最近は思う。ただ、それはそれとして。今しかできないことはやっていきたいね。
始まったのなら、貫くのみです――

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