虹ヶ咲の推し3人(せつ菜/栞子/果林)への想いを叫ぶ。
期限設けないと書けない人のための Advent Calendar 2021 16日目の記事です。今回のジャンルは彼方ちゃんの誕生日でもあるので虹ヶ咲。2回目なのは気にしないで。
ちなみに記事名はこうなっていますが、半分ぐらいは最推しなので優木せつ菜さんの話です。
あれから1年3ヶ月後――
見事に虹ヶ咲の大ファンになってしまいました。一応あいますが一番メインのつもりだったんだけど、今年一番話して考えたのは虹ヶ咲だろう。それぐらい
きっかけはアニガサキがあまりに面白かったから。
BD全部買ってしまったし……
夢、仲間でライバル、ダイバーシティ、自己実現、など数多くのテーマを扱いながら、誰も下げずに9人と1人を描ききった完璧な脚本。過度なキャラいじりやギャグがなくて、バランスが本当に良い令和のアニメという印象があり、何度見ても最高のアニメだ。もう3週はしてる気がするけど、これからも定期的に見続けるだろう。
さて、虹ヶ咲について書こうと思えばいくらでも書けるし、10万字を越えることだって夢じゃない。好きな楽曲とか、スクスタの好きなテキストとか、今年行ったり配信見たりしたライブの感想とか、、アニメ一話ずつ感想とか、これからの展開の期待とか、好きなカップリングとか、話題はいくらでもある。
あくまでアドベントカレンダーの一記事だし最近タスク溜まってるし、あまり書けない……今回は推し語りをメインにやっていこうと思う。まあ推し、3人いるんですけどね。というか人生で最も箱推しに近いコンテンツだから全員分話してもいいんだけど夜が明けるわそんなことしたら。
朝香果林さん
朝香果林さん……一番夢女目線で見てしまうキャラである。「ビビってるだけよ。」一生惚れる。
もちろん電撃やスクスタといった各種媒体で描かれる朝香果林さんも好きなのだけど、自分が好きなのはアニガサキの朝香果林さん。そこから推しになったし。
他媒体より素直じゃなくて、シビアなことを言ってのけるクールなイメージがあるものの……内心では臆病で、強がっていて、スクールアイドルに憧れていた人。本当の自分を抱きしめてくれた同好会で、9人を代表してDIVER FESのステージをやりきった姿には感涙した。
待ってください、こいつまた9話の話してますよ……9話の果林さんについてはこちらの感想で散々話したので省略します。
あとアニメの果林さんはそういう格好いい部分もそうだけど、結構おバカな(あれはあれで良いけど)スクスタよりも頭脳派な一面が強調されていたのが嬉しかった。クール系キャラに見えて、よく見ると会話した後向かってる方向がよくわからなかったり文字汚かったり部屋散らかってたり、抜けてるところが見えるのが可愛い。オーラでクール系な印象植え付けてるタイプだし、こういうキャラクター性の方が人間の多面性を描くアニガサキの脚本に合っていたと思う。どの面も朝香果林さんだし、全てが愛おしい……
2期でまたアニガサキの果林さんに会えることが本当に嬉しいし、今度はどういった活躍をしてくれるのか楽しみでならない。同好会に最後に加入したメンバーじゃなくなるわけだし、緊張するR3BIRTHの3人にスクールアイドルの先輩としてアドバイスするシーンとかあるといいな……かつて同好会のみんなに勇気付けられたから今度は果林さんがそれを行う側になるの、良くない?
ちなみに果林さんは八丈島出身なことがスクスタで明かされたのでこの記事を読んだ人は覚えて帰ってください。
しお子
可愛い。
可愛すぎる……
しお子、ラブライブの絵柄を最大限に活かした絵柄でめちゃくちゃかわいいんですよね。ビジュアル最強すぎ。髪の毛は長ければ長いほどいいと語るかびさんが超可愛いって言い続ける栞子、ほんとにすごい。奇跡の存在ですよ。
これで内面もかわいいんだよな。自分の感情がまともにわかってなかったシーズン1や、初めてのことだらけで同好会のみんなに見守られながら色々学んでいく加入後。たまらない……赤ちゃんだと思っている。ちなみに最近は母性くすぐられすぎて赤ちゃん越えて自分の娘だと思いこんでいる。あたしが母よ。(栞子のお母様に怒られてください。)
もうとにかく可愛い。まじで色々語りたいことあるけど、可愛くてCuteが一番に出てきてしまう。恐ろしいキャラクター。にじよんシーズン4初期の栞子ラッシュは萌え死ぬかと思った。死語だよこれ。
はあ、早くアニメ2期の栞子ちゃんに会いたいよ……CuuuuuuuuteなアニメーションMV見たいよ……新曲も楽しみだよ……決意の光も翠いカナリアもコンセントレイト!も大好きだし……アニメで歩夢との仲良しなところ、せつ菜とのWヒーローなところ、ランジュの面倒見てるところ、全部拾ってくれると嬉しいです。しおせつ、虹ヶ咲の最推し関係性。
せつ菜
最推し。
って去年の記事に書いてたけど、実際今も変わってない。一番可愛いのは栞子だと思うけど、やっぱ最推しってなるとせつ菜なんだよな……
せつ菜には可愛さをそれほど感じなくて、格好良さに溢れている人だと思うし、憧れを抱いている。中川菜々ちゃんは可愛いと思うけど。
本当にこの台詞が好きだ。作品全体で一番好き。というか、このスクショが流れてきたのがせつ菜に興味を持ったきっかけだったのだ。
大好きを誰も否定しない世界。「全然違くない?」って感じる意見にも、とりあえず何も言わずそっとしておくこと、本当に大事だと思う。「否定しない」って案外簡単で、感性が違いすぎる人の話には共感も納得もしなくていいのだ。もしそれでストレス溜まっちゃったなら同じ感性の仲間同士でやっぱり違うよね?と確認し合ってもいい。ただ、相手を直接否定しないこと、蔑まないこと。これが大事。
スクスタのメインは一生賛否両論だけど、キズナエピソードは本当に読む価値があるので、アニガサキで推しができた人は一読するのをオススメする。
だって、せつ菜一人だけ取り上げてもこんなに美しい物語なのだ。
自分の大好きを我慢せず叫べるようになった少女は、ファンからたくさんの大好きを受け取る。この世界に溢れる眩しさを知ったことから一人一人から受け取った大好きを自分を通して広める拡声器になろうとするも、同じ気持ちにはなれずうまくできない。
当たり前だ、人みなそれぞれ感性は違うのだから。だから優木せつ菜はそのどれもに共感するのではなく、自分だけの大好きを歌うことにした。でも、それは自分のためだけではない。同じように大好きを我慢している誰かのために、誰もが大好きを叫ぶことができるように、誰かの大好きが否定されない世界を作るために――自分の言葉だけが通る拡声器を持ちながら、彼女は歌い続ける。
ただひたすらに、自分の大好きを、まっすぐに叫ぶことの大切さ。
LIKE IT! LOVE IT! はいつも大事なことを教えてくれて、勇気をくれる、最高の歌だ。
せつ菜から貰ったこの消えない炎は、一生心を熱くしてくれるだろう。
アニガサキの活躍も最高だった。
1話であの精神状態でもたった一人で最高のステージをやり遂げ、侑と歩夢の心に炎を灯す。その炎が大好きを諦めようとしていたせつ菜に帰ってきて、始まりの歌であるDIVE!のステージが幕を上げ、その熱がまだ加入していなかったメンバーたちに伝わる。それからのせつ菜は、ただ一人で突っ走って、仲間が迷った時は的確な声をかける最高のポジション。
なんて格好いいヒーローなんだ……
中川菜々がメガネを取って、髪を解き、優木せつ菜に変身する瞬間が好きだ。フォトエッセイの描き下ろし、一番好きな菜々とせつ菜のイラスト。
生徒会長からスクールアイドルに変わっていく姿が、本人がそう語っていたように、幼い頃憧れた変身ヒーローを思い出す。
こういう人間になりたいな、って憧れを抱くようなキャラクターってほんとにいないのだけど、せつ菜は数少ないその一人だ。思想への共感がすごい。みんなの大好きを誰も否定しない世界を実現してほしいと心から願っているし、自分も頑張りたい。
彼女のように大好きを貫くこと、大好きを叫ぶこと、これからもずっと生涯やっていきたいと思う。
せつ菜の歌と同じように、こういった大好きに溢れた文章を書いていくことで、誰かの心に熱を与えられるかもしれない。幸せなことだ。
優木せつ菜は、なにもないと思っていた自分を肯定してくれて、新しい夢をくれた存在。
ただ大好きを叫ぶだけで、大げさじゃなく……誰かのヒーローになれるかもしれないのだ。
彼女の心の炎は、篝火となって自分の前をいつも明るく照らしてくれる。
優木せつ菜へのラブレターを書き終わったらなぜだか泣きそうになってるのですが。というか涙出てきた。せつ菜で泣いた記憶にないんだが!?え!?びっくり。
やっぱ優木せつ菜、生涯の推しだな……っていうことを再確認できて2021年は有意義に終われそうです。ありがとうございました。
二期、楽しむぞ~~~~!!!!!!