動物嫌いの人間好きのある側面
近しい人物に、これに当てはまる人間がいた。
人が好きで、感謝し感謝されることが好きなようだった。
しかし、動物は嫌いなようだった。
毛が汚い、人間の常識が伝わらない、言葉が通じない等、色々理由が
あるようだった。
でも、なんとなく気づいてしまった。
自分のしてあげた親切に、感謝してるのかしてないのか全然わからないからだと。
独善的な傾向が強く、親切の押し売りをするタイプの人で、とにかく人から
感謝されている自分が好きらしい。
陰徳よりも、陽徳派の人だ。
陽徳を積んだ方が、自分のイメージアップにつながるからね。
誰も気づかない陰徳じゃ、他人には感謝されない、つまり損。
この人物が、ある人に親切心で贈り物かなにかをしたそうだが
相手がその贈り物に対して、何のお返しも寄こさない、と怒っていたのを見て、最初からお返しを期待して贈り物をしていたのか..と不思議に思ったことがある。
加えて、この人物が動物が嫌いなのを見て
感謝し感謝される関係が気づけないモノだから余計嫌いなのかなと思った。
動物に返報性の法則を強要するのは、難易度が高そうだ。
それにしても、何で親切の押し売りされると、ドッと疲れるのだろう。
人間好きの動物嫌いが、全部このタイプだとは思わないが
こんな側面がある人もいると、気づかされた。
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