見出し画像

8500系のエコノミーキットを作る


7700系は完成したのでお披露目のポストするかも…


技量向上のために1本作りたい!ということで作ります。

お顔を弄る

純正Face

純正の前面は少し大柄に見えます。これは今より大型な動力を収めるために車体自体を大きく作ってることが要因で、どのエコノミーキットにも共通です。前回の8590系は目立たなかったのですが、今回の8500系は顕著…ということで、以前Twitter(当時)で見かけた"灯具を貫通扉に少し寄せる"加工をしてみます。

穴を開けるドリルのガイドを彫るシーン

まずは前照灯から。前照灯の中心を元々のライトリム部分とするので中心にしたい部分に画鋲でぐりぐりやります。これをやるとドリルがズレにくくなるガイドの役割になるので穴開けを伴う加工をするときはやったほうがいいと思います。特に開口部のガイドがないときは。

向かって右側の開口を終えた姿

画鋲でガイドを作ったらΦ0.5→1.0→1.5で移設後の前照灯の位置に穴を開けます。尾灯については後ほど。私の場合は穴の位置が上下方向にズレたので何度か修正していますが、ズレたときはランナー引き伸ばし線やランナーを鉛筆のように先が尖るように削ったものを挿して、再度開口の上周りを均すとリカバリーできます。この作業を2両分の左右に行います。尾灯も含めてそこまでカロリーはないかと。
尾灯は前照灯と同じ要領で穴を開けますが、画鋲でガイドを作ったあとのドリルはΦ0.5→1.0までに留めます。
前照灯はトレジャータウンの「シールドビーム(国電用・普及型)」を、尾灯は同じトレジャータウンの「角型ライトケース」を使用しました。尾灯は角穴で、ドリルでは開けにくい…という方が多い、というか難しいです。なので、ドリルで開けた丸穴の上に角型のライトケースを被せて角穴として扱うやり方としました。

これが前面の加工を終えボディを組みきった姿。

中間の軽量車については数年前に2両試作してた分を流用します。

パンタの有無でそれぞれ1両試作。

この方針のため、軽量車2両と非軽量車8両の編成となります。この組み方の編成は8614Fと8629Fの2本が該当し、赤帯なノーマルな仕様だと29Fのみとなるため編成はこの編成となります。○次車の違いは軽量/非軽量車の違い以外は気にしません。また、数年前に試作した車体は屋根が平たすぎるのでぽちスティックなどで買って交換したいなぁ…とも思ってます。

1回サフを吹いた姿

サフを吹いて1色目の銀を吹くまでは以前の記事と重複するのでこの記事をご覧ください。

塗装前に中性洗剤で洗浄し、流水で洗剤を流して乾燥させてから塗りました。成型時の油や切削時のカス、保管で付いた埃などを洗い除去します。
サーフェイサーを吹いて形状を確認。3回目のサーフェイサーで私の満足する基準を合格しました。

格好良い…

車体はガイアのステンレスシルバー、幌枠はクレオス8番銀とブラックの合わせ吹き、赤帯はハセガワの赤色フィニッシュです。前照灯の位置で赤色フィニッシュに穴を開ける必要がありますが、画鋲で外周をなぞってからカッターで開けました。
窓のHゴムについてはマスキングして黒を塗装。最初はポスカのインクを筆塗りしようとしましたが、上手く出来ず。中性洗剤で剥がしたうえで根性でマスキングして塗りました。

Hゴムだけ残してマスキング
うーーーーん…精進します

やっぱり数をこなして技術を高めなきゃですね。
次は足回りと屋根上を整えて組み立てる回かなぁ