帰省中は心がしんどくなってくる

年に一度リフレッシュ休暇を利用して毎年実家に帰省をしている。
リフレッシュ休暇は大体7日前後もらえる為3日程度実家でのんびり過ごすのだが、実家でいる時間が長くなるほどストレスというか……心がしんどくなってくるのだ。
うちの家庭は俗に言う毒親ということもない……と思う。実家にいた頃はご飯も出てくるし大学まで通わせてくれたしそれなりの愛情もあったと思う。
心がしんどくなる理由の一つ目としてまず私の居場所が無いことが挙げられる。私が学生の頃は2階に姉2人の部屋と私の部屋があったのだが社会人として家を出て行くと同時に2階を全面リフォームしてそれぞれの部屋が無くして全面フローリングにしてしまったのだ。私が帰省すると同時に姉夫婦も帰ってくる為優先度が高い姪ちゃんがいる姉夫婦が2階で寝て過ごすことになるのだ。寝言がうるさいと言われている私は当然のように一緒に寝かせてはくれない。両親も寝室で一緒に寝たく無いと言ってくる為私は帰省中はリビングと玄関の間で寝る事を強いられている。この時期寒さもあり風邪を引いてしまうリスクもあるがそれ以上に過酷な事としてリビングで寝ている為その都度起こされる+起きてしまうのだ。父は早寝早起き、母は遅寝早起きである為早寝の私にとって21時には眠っていたいのだが24時頃にならないと眠らない母はリビングで何かしらしておりTVの音等で眠れやしない。そしてやっと日が変わる時間帯に母が眠ったと思ったのも束の間4時頃になると次は父が起きてきて掃除やら朝ご飯の支度などの家事がスタートする。睡眠時間8時間以上を必要とする私にとってのんびり出来るはずの実家でこの睡眠時間は本当に過酷で本当にキツイ。
そした次に挙げられるのは母の軽度ヒステリック小言だ。母は夜中1人になるとヒステリックとまではいかないが独り言で愚痴や溜め息をこぼしてくる。別にヒスるのは構わないのだがこれから寝ようと微睡んでいる中でこれを聴かされるのはなかなかに堪えてしまう。社会人になる前からこのヒステリックは存在しておりその時には自分の部屋に篭るという策を取れたのだが上記の理由で今ではこれが出来ないのだ。1日、2日程度ならまだしもそれを3日以上も聴かされ尚寝不足ともなると本当に心がしんどくなってくる。

毎年一度の帰省ということもあり多少は親に顔を見せるのも大切だろうと思うのだが折角の長期休暇をわざわざストレスを溜める必要性も無いだろう。来年からは少しだけ帰省について考えてみようと思っている。今この文章も寝不足と狭い玄関で寝ていた弊害で身体中が悲鳴をあげている中で書いている。

本当に、本当に心がしんどくなってくる。