
劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデンを観て、マスクが染みだらけに。
先日、先々日と2回劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデンを観て参りました。
(★多少のネタバレ含みますのでご注意を!)
待っていました。
このキーヴィジュアルを見ただけで泣けるくらい、待っていました。
公開後、数日してから観に行ったので、SNSではすでにたくさんの感想で溢れており「開始10分で泣ける」というのを見かけました。
そうだろう。確実に泣くだろう。そう思っていました。
開始5分で泣きました。
早すぎる。あまりも早すぎる。自分に自分で突込み。
京アニ作品はどれもそうですが、ヴァイオレット・エヴァーガーデンはとくに自然の表現が素晴らしくて、開始のあの演出だけでも私は泣けました。泣いていました。
そこから「アン」宛の手紙が入り、畳みかけるかのようにやってくる演出、演出、演出。
冒頭だけでこれなのに、このあとどうなるんだよォ(´;ω;`)
となっているところで、はい来ました、見覚えのある傷、声、髪色、立ち姿、「ヴァイオレット…?」呟き!!
ギッ……!!!
私の心臓はそこからもう大興奮ですよ。
なんとなく、そうなんだろうなぁっていう気はしていたのです。
でも、ほら、アニメでは本当に戦死してしまったかのような感じで描かれているじゃあないですか…
なので、本当に希望でした。
もう早くヴァイオレットと会って欲しかった。
ゆえにホッジンズの「この大馬鹿やろぉおお」は、最高すぎました。
私も叫びました。心の中で盛大に叫びました。
子安さんのあの演技も素晴らしすぎましたね…
なんと言えばいいのでしょう。叫びすぎず、でも叫ぶ。
ヴァイオレットの言動ひとつひとつが切なくて切なくて、どんなにギルベルトを想ってきたか、アニメで嫌というほど観ているので、苦しかったです…。
この辺りからは、もう訳が分からないくらい泣いていました。
そこにまたですよ……ユリスゥ……!
リアル弟がいること、そして3歳の姪、1歳の甥がいることによって、あの手紙は反則すぎて、しんどすぎて、嗚咽漏れそうで堪えるのに必死。
手紙って…手紙っていいね、すごいね、素晴らしいですね!!
もうこれ以上は泣けない。
体内の水分出しきった…と、思っていたんですけどね。
ラストに泣かないわけがないじゃないですか。もうこれは枯れるやつだ、と開き直りました。
だいぶ放心状態になりながら迎えたラスト。
まかのお兄やん……ちょ、もう……三つ編みにりぼん可愛すぎるだろ…ってずっと思って見てたけど、そんな美味しいところ持っていくのね……。
もうぜひ麻袋に入れていただきたいほどだったのですが、ここで兄弟の和解がないと、そうだよなぁ、真にギルベルト救われない気がするもんなぁ。
なんでしょうか。
ヴァイオレット・エヴァーガーデン声優陣は、叫びの天才なのでしょうか。
ヴァイオレットォッ!ってちょっと掠れるのがリアルすぎて鳥肌立ちました。
そんな声にハッとするヴァイオレットの表情。いちいちヴァイオレットの作画が美しすぎる。
まさか船から飛び降りるとは思わなんだ。
普通ならにやにやとかすると思うんですね。こういうシーン。
でも、あまりにも綺麗で。美しすぎて。
ヴァイオレットが「少佐」って言いたいのに、嗚咽が漏れて言えないっていうのがもう演技じゃない、本物だ。
そりゃあ観ている側も「うぅ…っ」ってなりますよ。
あとなにがすごいって、ヴァイオレット、最後の最後まで「少佐」って言えないまま終わるんですよ。
なんか、こういう時ってほとんど「私も~」とかお返事するじゃないですか、しそうじゃないですか。ないんですよ。
それなのに、あの「少佐」って言えないヴァイオレットだけでわかっちゃうんですよ!!!!!!
素晴らしすぎましたね…なにもかもが……。
こんなに泣いた作品はほかにないかもしれません……。
ご覧ください……。
終わってお手洗いで鏡見て驚きました。
どんだけ泣いたんだ。
エンドロール後のあのカットもたまらんでしたね…。
世界一美しい恋人だと私は思います……あぁ…尊いとはこのこと…。
特典の小説はifで大佐とのお話でしたが、こちらもよかったです。
第二弾のギルベルトのお話は、ごろごろしまくって読みました。
これで終わりなのだと思うと寂しくもありますが、本当に素晴らしい作品でした。大切なことを教えてくれました。
確か本来は1月10日公開でしたよね…?
誕生日にだなんて!と思った記憶があるので、確かそうだった気がします。
まさかすぎる悲しい事件に、私も家の生業がアニメーターなので本当に他人事とは思えずでした。
そのためその瞬間はSNSなどでもすぐに反応ができずにおりましたが、改めてこの度の事件でお亡くなりになりました方々のご冥福をお祈りいたしますとともに、ご遺族の皆さまに心からお悔やみ申し上げます。
被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。
そして、いろんな想いがある中で作品を完成させてくださったスタッフの皆さま、本当にありがとうございました。
いいなと思ったら応援しよう!
