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やっと絵描きが楽しめるようになってきました。
こんにちは。
れんです。
最近、やっと色塗りも楽しめるようになってきました。
完璧に色塗り出来たりとかレベルが上ったということではなくて、変なプレッシャー無く色塗りができるようになったという感じです。
線画ばかり描いていました。
オリジナルの絵を描けるようになりたくてお昼休みの10分間を使って絵を描くようにしていました。ただ、色塗りまでは出来なくて白黒のラフとも落書きとも言えないような絵ばかりでした。
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ずっと描いていて白黒だらけだと味気ないなと思ったので色を何とか塗りたいと思うようになりました。でも線画を描くのが精一杯だったのでどうやって色塗りしたら良いのか分からない状態でした。
いろいろ調べてみると利用しているアイビスペインにある「自動着彩機能」があることを知りました。早速、その機能を使って色を塗ることにしました。
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全自動でもこれぐらいは着彩できてしまいます。もうすこし「ここはこんな色」とか線で囲まれた部分をペンでタップする色指定で指示をするともうすこしキレイに色塗りもできます。
「おお!なんかラフでもなんかそれっぽくなった気がする(笑)」
それまで白黒のラフばかり描いていたので色が付いただけでも全然楽しく感じていました。しばらくはこんな感じで線画を描いて自動着彩を繰り返していました。
線画だけ描いてもそれっぽく色塗りされて仕上がるのが楽しくてしばらくはこの機能を利用して絵描きを続けていました。今考えるとこの「楽しく描く」という部分が私にとって良い線画を描くモチベーション維持に役立っていたと思います。
しばらくこの方法を利用して線画の練習をつづけていると描くスピードも上がって来て心の余裕が出てきて色塗りも練習してみたくなりました。
最初に色塗りしたのはこんな感じです。
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線画に合わせてベタ塗りしてから上から影部分を色塗りしています。
着彩しながら思いついた色をその場で選択して塗りました。これはこれでかわいいと思うのですが、色がパキパキというかなんだか硬い感じになっているのが気になりました。
当時は、これ以外の塗り方を知らないのでこのまま進めても難しいなあという感じがありました。一般的な絵師さんはどんな塗り方をしているのかここにきて初めて気になり始めました(^_^;)
そこで、ネットやユーチューブを調べていくとある画法に出会いました。
「グリサイユ画法」
ざっくり説明すると最初にグレースケールで陰影を塗ってからあとからカラーレイヤーを乗せるという書き方です。この方法だと「色塗り」と「陰影」が別々の作業として分離できるのでとても便利でした。
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下絵、ラフ、線画、着彩、効果などなど。。。絵を描くには沢山の工程をやらないと描けないのですが、やっとすべての工程を通すことができるようになってきたと思います。
それぞれの工程でのスキルレベルは「1」ぐらいなんですけど(笑)すべてのスタートからゴールまで通る事が出来たのはとても嬉しいです。
これでやっと準備運動が出来て通る道筋が理解できてゴールまでたどり着けることが分かったのでこれからはそれぞれの工程のレベルと上げて行ければもっともっと絵かきを楽しむ事ができるのかなと思います。