会いたかった
4年越しに、ずっとずっと会いたかった人に会えた。
この4年、何度も夢に出てきた。
友達が、一緒に会いに行こうと少し前から誘ってくれていたけれど、なかなか決心がつかずにいた。
けれど、先月同じ名前の人(かなり珍しい名前)に偶然会ったこともあり、これはいよいよ呼ばれてるな、やはり会いに行こうと具体的な日程調整をする決心がついた。
その後、
台所の調味料を入れてるボックスから、
彼女にもらった小さな石の花瓶がなぜか発掘されたり(引越しの時に紛れ込んだ?)、
SNSに心境をほとんど書かない友達が、
珍しく彼女への想いをSNSで熱く吐露するなど、次々に偶然が重なる。呼ばれてる〜。
それでも約束の日の前夜には、
基本的に超健康な娘が、
数年に一度の高熱を出した為リスケに。
やはり会えない?と思ったけれど、
ついに会えた。
久しぶりに心の底から本当に楽しかった。
途中に空白はありながらも気づけば30年に及ぶ付き合いになり、懐かしさやさまざまな想いが行き交った濃密な4時間だった。
当日も、行く途中にゲリラ豪雨がきて、
昼間から空にくっくりと⚡️マークが走り、
家を出てからだいぶ経っても一向に辿り着けないので、
神様、今日もやっぱり会えない感じですかね?と思ったけれど会えた。
返しきれない恩がありながら、たくさんの不義理をしていて、ずっと連絡を取れずにいた。
でも、玄関を開けると、いつも通り淡々と、ご無沙汰ね、と声をかけてくれた。
何か話したら涙が出そうで、最初はなかなか話せなかった。一緒に行った友達がたくさん話してくれて、場が和んでくると次々と色んな思い出が浮かび、たくさん楽しい話をして、昔のように過ごせた。たくさん笑った。
友達が遺したインコが1羽、鳥籠にいた。
真っ白にきれいなスカイブルーの羽がとてもとても美しかった。
お気に入りの花屋さんで花束を用意しようとしていたけれど、豪雨での足留めやなんやで難しくなり、一緒に行く友達に急遽お願いした。
用意してくれた花束は、夏らしいひまわりと白いバラが入っていた。
友人が亡くなった時に、一輪だけ白いバラが庭に咲いてましたよね、とお母さんと話していた。
懐かしい友人の実家の何もかもを全て写真に撮って保存しておきたかったけれど、娘連れで実家に宿泊するので荷物が重すぎてカメラも持って行けず、スマホでほんの2-3枚しか撮れなかった。
なので必死で見て、記憶に留めようとした。
お母さんとも、あと何年会えるんだろうかと思いながら。
言えずに胸に溜まった言葉が山のようにあって、事前に手紙を書こうか悩んだけれど、時間もなく、会う前にまとめるのは難しい気がした。
会ったのでようやく書けそうだ。
手紙を書こう。
人生で最もお世話になった友達の母で、
人生で最も敬慕する人だと思っていたけれど、改めてその想いを確信したひとときだった。
身近にそういう人がいることの幸せを思い、自分が歩きたい道が見えてきたようにも感じた。
占星術、興味を持ったっきり、全然深掘りできてないけど、山羊座満月の近く、自分の星的にも何かあるのかな。時間がある時にまた調べてみよう。
あとオリンピックじゃないけれど、私の周期ってなんか4年なんだよなぁ。
大体4年ごとに何か念願が叶うというか。
単にノロいだけかもしれないけど。笑
なんか周期みたいなものがあるのかな〜。