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良いお年を

前回noteを書いてから2週間経っていた。

この2週間、仕事の都合で10年ぶりくらいの人に連絡をとりまくった。基本的に自分から人に連絡することがほとんどないし、なんとなく気まづくなったままだった人や直接面識がない知人の家族にも連絡を取る必要があってドギマギするし、返事がすごくそっけない人や連絡がつかない人もいて、毎日なんだか気持ちがざわざわと忙しかった。

でも連絡がついてとても温かい交流ができたり、今日は私から連絡が来たからハッピーな日だったと言ってくれる人もいた。
自分が連絡することで誰かが喜んでくれるということは、思い立ちさえすればこんなに簡単に実現できることなのだなぁと思った。
たくさんの人に連絡を取ることで、相手の反応は相手に委ねるしかないということをまた一つ経験できた。

大抵のことはやってみるとあっけなく、試行錯誤した仕事も無事に終えた。
改めて、なんでもいいからとにかくバッターボックスに立つこと、傍観者や批評家にならないことはとても大事だなという経験もできた。

鍵盤ハーモニカでステージにも立ったのだった。それも結局さまざまな都合によりまったく音合わせに参加できず、ほぼぶっつけ本番という夢みたいな状況(練習してないのにピアノの発表会、みたいな夢をよく見る)だったけれど、無事に楽しく終えられて、打ち上げでたくさん人と話せて、皆とても素敵な人ばかりでハッピーだった。やっぱり音楽は楽しい。いつもよりも自己開示して話してドキドキしたけれど、みんな優しく受け止めてくれた。

ママ友が無料モニターでタロット占いをしてくれるというのでそれも行ってきて楽しかった。
そのママさんとは少し前にモヤモヤしたことがあったけれど、久しぶりに話したら楽しくて、「直接会えば大抵の人はいい人だ」みたいな、たしか為末大さんのXで読んだ言葉が頭に浮かび、その通りだなぁと思った。

「ガラスの仮面」を読み終えてしまったけれどなんとなく漫画が読みたい気分が残り、図書館にあった「ベルサイユのばら」と「日出処の天子」を借りてみた。たまたまどちらも歴史物だ。ベルバラをあっという間に読み終えてしまいさみしい。アニメを少し見たことがあったけど、序盤はなかなか話が進まなかったり、なんとなくいちいち大袈裟な感情表現にもついていけず見るのをやめてしまったので、漫画で初めて最後まで読めた。途中から話がどんどん展開していって面白かった。最後はほとんどみんな死んでしまうので諸行無常感がある。

「日出処の天子」は奈良時代の一つ前の飛鳥時代の話。これまで「あさきゆめみし」とか「なんて素敵にジャパネスク」のような平安時代を舞台にした少女漫画しか読んだことがなかったので、それより更に昔で、メインキャラクターが男性達だとかなり雰囲気が違って新鮮だった。恋愛要素もあるけれど政治的な話がメインで進んでいって、ほとんど観たことないけれど大河ドラマ的な、いつの時代も変わらない政治の駆け引きにひょえ〜と思ったり、今とは違って近親婚が一般的?だからなのか、家系図が近い関係で密集しすぎててなんかすごいなと思った。まだ全然読み終えてないけれど歴史物はやっぱり面白い。

あっという間に年末で、娘の学校もあと3日だ。
今年一年noteを読んでくださったみなさま、ありがとうございました!
良いお年をお迎えくださいませ💫

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