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国際女性デーを考えてみる。おすすめ記事まとめ

こんにちは、aoitatanです

3月8日は、国連が定めたInternational Women's Day国際女性デー

1904年にニューヨークで女性の参政権を求めるデモが起源となり、その後1910年にコペンハーゲンにて「国際女性デー」と制定された日だそうです。

googleの検索トップのアニメーションも国際女性デーでしたね!

私はおととしあたりから3月8日は女性デーのイラストを自分なりに描いてUPしているのですが・・・・”国際女性デー”という言葉自体、日本ではあまり話題になっていないかも?と感じていました。

だけど、今年は何か違う・・・!?

SNS上でたくさん国際女性デーにまつわる記事が目に飛び込んできた気がする今年。この記事ではその一部をご紹介します。


アメリカTIME誌「歴史を変えた100人の女性」

まずはTIMEのこちら!

TIME誌は毎年”Person of the Year”を発表していますが、なんと創設当初は”Man of the Year”だったんだそうです。のちに女性も含めた今年の顔を選ぶように名前を変えたものの、選ばれてきたのは男性ばかりだった。

だから今年、100年分の歴史を変えた女性を発表します!というキャンペーン。公式サイトでは、気になる年号をクリックするとその年を象徴する女性の記事を読むことができます

よみごたえ~~~~~~!!!

こういった”活躍する男性の影に隠れていた同じくらい偉大な女性たちに光を当てる”という視点、海外ではしばしばありまして。

2019年のカンヌ国際広告祭では”学校教科書の偉人が男性ばかり”な事実を是正するために、教科書の男性の写真をスキャンすると活躍した当時の女性の話も読めるようになるキャンペーンが受賞したり、

偉人とされる男性の写真、その後ろの方に小さく映っている当時の偉大な女性たちを蛍光マーカーでハイライトする文房具メーカーのポスターが受賞したりしていました。この蛍光マーカーのやつめちゃめちゃ粋だと思った。

キティちゃんがまさかの!?(3.9追加)

Youtuberキティさんが、なんと国連が定めたSDGs(持続可能な開発目標)のゴール5「ジェンダー平等」について語りまくっています

以前、このチャンネルで「仕事を選ばないんじゃない、全部選んでる」という旨の発言をしてバズっていたキティさん・・・。「かわいいの象徴」「女子らしさの権化」だなんて思っていた自分を恥じました。

きちんと取材をして学んだことを発信している姿勢にも感動・・・

国内メディア12社が連携!

国際女性デー1週間前の、huffpostの投稿。

<新聞>朝日新聞「Dear Girls」、毎日新聞「声をつないで」、北海道新聞、神奈川新聞、徳島新聞、南日本新聞、琉球新報

<テレビ>TBSNEWS

<ウェブメディア>ハフポスト日本版、Abema TV、Buzzfeed Japan、 Business Insider Japan (すべて2020年3月1日現在)

これは、上記メディア12社が一つのハッシュタグ#メディアもつながるで国際女性デーにまつわるさまなざまな発信をしていくキャンペーン。

このハッシュタグをぽちっとするだけで面白いデータや記事をキャッチすることができるので、インプットがめちゃめちゃ楽でした。

たとえばBuzzFeedの投稿では、日本に住む女性の意識を国際比較。世界一見た目に自信がないっていうのはちょっと悲しいデータですね。

(今回、明るいニュースもないかな?と思ってざっと探してみたのですが、結構渋~いニュースが多い印象)

ちなみに朝日新聞では国際女性デー以前から、Dear Girlsという女性活躍のためのメディアを持っているそう。

私自身は、●●女子、とか女の子という言葉で女性をくくる表現があまり好きではなく、Dear Girlsという名前が可愛さを強調している気がして少し苦手だったのですが・・・記事、勉強になりました!


履歴書の顔写真、やめにします。

こちらは、ユニリーバの新聞広告。

男女の性別やそのほかLGBTQの人々、性別を持たない人も含めて「見た目でのジャッジ」のない就活をする!というもの。

日本では、受験でも日本医科大学が2006年から女性受験者の入学者数を制限するために入試の得点を”調整”していたことが発覚し大学が2018年に謝罪をしています。

(すみませ~~~~ん!!!!いつの時代の話ですか~~~~~~!)

この件に関していうとついでに大学関係者の息子に加点してますので...。言葉を選ばずにあえて書きますがクソ・アンド・クソ案件すぎた。海外から日本おかしいって笑われているのではないかという気持ちにもなりました。

就活でもこういった性によるバイアスがないフラットな選考カルチャーがあるのは素敵ですよね。

国連のツイートがおしゃれすぎる!?

(意訳)支えあおう、信じあおう、励ましあおう、私たち一人ひとりが諦めることのないように。そして登っていくために。おたがいを!高めあおう!

(意訳)うるさい。ヒステリーだ。頑張りすぎ。気難しい。えらそう。やりすぎだ。・・・そんなことを言われてきたすべての女性へ。話を聞かせてください。あなたたちを信じています。私たちは、あなたたち一人ひとりを支えます。

アニメーションかわいいかよ!?そしてメッセージが名コピーかよ!?!?

UN WOMENという女性活躍の為の国連組織のツイート。このほかにも励まされるポジティブなメッセージがどんどん流れてきます!

国連って言うとちょっと堅苦しかったり、見るのがつらい現実のデータをばんばん見せてくるのかなと思っていたのですが真逆で!

アニメーションがひとつひとつ丁寧でスタイリッシュに作られていて、ポジティブで、思わずフォローしてしまいました!デザインが人の目を引き付けるいい例だと思います。

国際女性デー、反対?

最後はスウェーデン大使館から。

まず大使館のインテリアがおしゃれすぎて感動するのですがそれはさておき・・・

平等、そして女性の人権は毎日あるべきなのだから、一年のうちたった1日だけが女性デーなのはおかしい!という逆説的なメッセージです。おもしろいですね。

これをみたあとにさらに驚いたのが・・・

噛みついてきた(指摘した?)人にめちゃめちゃ真面目に返信してる~~~~~~!

風通しのよいスウェーデンのお国柄が出ている・・・と感じた投稿でした。

ちなみに、国際男性デーは毎年11月19日です・・・!


おわりに

フェミニズムについて2020年の今、自分が思っていることを・・。

”フェミニスト”と言うと、何らかの理由でめちゃめちゃ怒っている人・・・・という印象が最初に来る人もいるかなと思うのですが。

性被害にあったり女性という理由で大学落とされている人、いろいろな不都合を被っている人がリアルタイムでいる世の中なので、そんな不平等に対して怒りを覚えるのは当然のことなのかなと私は思っています。声を上げないと気づかれないことも多いですからね・・。

ただ、SNSでそういった悲しいニュース、怒っているニュースをシェアしすぎると、わたし自身がだんだん悲しい気持ちなってくるというのもあり・・・今回は、noteという場で気になった記事をまとめることにしてみました。

私にとってはフェミニズムは女性が性別に捕らわれることなく、自分らしく生きてくためのフラットな意識です。性別うんぬんより先に「自分という一人の人間」が来るイメージ。

エマワトソンさんのこの言葉には超絶アグリーです。

誰に怒るとか誰を攻めるとか、誰かに過剰に肩入れするとかでもなくって、単に平等を想うならそれはフェミニズムである、と。

私はそういう気持ちです。風のように。さざ波のように・・・楽しく生きていくぞという気持ち。


以上です!来年の国際女性デーはもっともっと盛り上がるのかな。

アニメーション、つくった。


長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました~!

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