食材銀河第3話フルーツ星の失態

小松菜は、みかんさんを担いで、リンゴ王女のいる城を目指す。
道中、桃さんと栗さんに、みかんさんが狙われることがあった。
桃「おいおい、そこの小松菜大切そうにみかんを持ってるみたいだが、早く食べないと腐っちまうぜ、俺たちによこせ」
栗「そうだぜ、渡した方が身のためだぞ、2対1こっちが有利だってわかるよな」
小松菜さんは、「あぁ、たしかに有利だだが、こいつを、俺は、城に持っていかないといけない義務があるんだよ」
桃「そんなこと知ったことか」
桃はそう言うと、ペティーナイフを、もって、襲いかかってきた。
小松菜は、みかんの形見のペティーナイフで、応戦した。
小松菜「くっ……」
栗「なかなかやるじゃないか、オイラも混ぜてくれるか」
栗はそう言うと、桃と一緒に、共闘し始めた。
栗「まさか本当に2人で戦うことになるとわなぁ思わなかったぜ悪く思うなよなぁ腹が減ってイライラしてるんだよっ」
栗はそう言うと、ペティーナイフを振り翳し、小松菜さんに襲いかかった。
小松菜は、なんとか防御することができたが、後ろから桃さんに、ぶっ刺されてしまい致命傷を負って倒れてしまった。
小松菜「くそぉ…」
桃「みかんは私がいただくよ」
栗「おいおい、独り占めすんなって、」
2人はそう言うと、みかんの皮を剥き始めた。
小松菜は、みかんの形見のペティーナイフとパイナップルが持っていたペティーナイフを力を振り絞って、桃と栗に向かって投げた。
運良く2人に当てることに成功した小松菜は、桃と栗を倒すことに成功した。
小松菜は少しにやけて、ガッポーズをして、匍匐前進で、桃と栗に近づいて、食べた。
桃をがっつき、栗は丁寧に剥いて食べてすっかり元気なった。
あまりにも無惨な見た目になってしまったみかんを担いで、リンゴ王女の城へと向かった。
城についたので、リンゴ王女に会いに行った。
リンゴ王女の部屋の扉を開けて、みかんさんを地面に下ろした。
リンゴ王女「…みかん、何があったんですか。」
小松菜「実はパイナップルに襲われてしまって、その時に、やられてしまったんです。」
リンゴ王女「よく頑張ったなみかん、野菜星からのお客様を守るその使命を遂行することができて私は嬉しい。」
小松菜「みかんさんは優秀な剣士でした。そのおかげで助かりました。」
リンゴ王女「だが、その才能も死んでしまったら、無能と同じに等しい。みかん今お前ができることは私の栄養分になることだよ」
リンゴ王女はそう言うと、みかんさんの少し残っている果肉を食べた。
みかん王女「生前、私のために頑張ってくれた証だな、とっても美味しいぞ」
小松菜「リンゴさんこの星の有り様はなんですか。フルーツ星はリゾート星に登録されてるはずですよね、安心して旅行できない星じゃないですか。」
リンゴ「そ…それは」
小松菜「まさか銀河連盟に報告せずリゾート星を維持する給付金を不正に受給していますか。」
リンゴ「見逃してください」
小松菜「見逃せません」
リンゴ「-……」
小松菜「せっかく同盟を組もうと思っていたんですが、残念ですよ」
リンゴ「その話詳しく聞かせてください」
小松菜「もう取りやめにしたんで、話しません」
リンゴ「……」
小松菜「報告する前に一つ、なぜ、水不足になったんですか。」
リンゴ「近年なぜか雨が降らないようになってしまって、砂漠化してしまい。水は一段と貴重なものになってしまいました。我々は、リゾート星として認められたらもらえる維持費を使って、水を管理する業者に売買してもらっていたんです。」
小松菜「その水を国民に分け与えればよかったのでは、ないですか。」
リンゴ「生活用水を確保するだけで、精一杯だったんです。だから国民に配ることができなかった。そして、国民同士が、争うようになっていき、この星は変わり果ててしまったというわけです。」
小松菜「そうですかわかりました。水を管理している人に会わせてもらえませんか。」
リンゴ「わかりました……乗り物に乗ってむかいましょう」








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