まとめ役(ショートショート)

「私が、君たち宇宙人をまとめるまとめ役のパンナコッタだよろしく」
パンナコッタは、自分にこれから、まとめられてしまう星の人たちに、自己紹介をした。
すると、パンナコッタが、主催した集まりに、参加している。宇宙人たちは、一斉に立ち上がり「よろしくお願いします」と言った。
この集まりに参加している宇宙人の一覧表である。
フルーツ星からきたリンゴさん
野菜星からきた小松菜さん
大豆星からきた納豆さん
この3人が、今回の集まりに、参加した者たちである、
パンナコッタは、今回集まってくれたメンバーに、とあるお題を出すので、話し合ってほしという趣旨を話した。
それは、(自分の星に招く人を、決めてほしい)というお題であった。
その後、このお題について、話し合う時間がもうけられた。
小松菜さんは、リンゴさんを野菜星に招きたいと思いさそうことにした。
「リンゴさん、私の星に、行きませんか。リンゴさんなら、みんな大歓迎だと思うんです」
するとリンゴさんは「いいですよ。ちょうど、野菜星に行ってみたいなと思っていたんです。もしその時は、案内していただいでもいいでしょうか。」と言った。
その言葉を聞いて、嬉しくなった。小松菜さんは、「はい、いいですよ。その時は、僕のお気に入りのお店に連れていってあげましょう」と言い。
2人ともいい感じの雰囲気になっていたので、大豆星の納豆さんは、話しかけにくい状態になっていた。
そのことを、みかねた。パンナコッタさんは、小松菜さんとリンゴさんに、話しかけた。
パンナコッタ「リンゴさん、小松菜さん、2人ともよく喋っていますね。お二人のいずれかは、誰を招待するか。お決めになられましたか。」
小松菜「はい、私は、リンゴさんを野菜星に、招待することにしました。」
パンナコッタ「では、リンゴさんは、誰をフルーツ星に招待するんですか。」
リンゴ「私は、野菜星に行った後に、小松菜さんを自分の故郷のフルーツ星に招待したいと思います」
パンナコッタ「そうですか。よければ、納豆さんも混ぜてくださりませんか。どちらかの星に、招待していただければ良いのです。リンゴさん、小松菜さんどちらでも構いません」
納豆「……」
リンゴさん「私は、嫌よ。茶色くて、ネバネバで気色の悪い奴を、自分の星に招待なんてしたくないわよ」
小松菜「リンゴさん、そんなことを言うなんて、ひどいじゃないか。納豆さんに失礼だよ」
リンゴ「何よ。小松菜さんも思っているくせに」
小松菜「僕は、別にそんなこと思ってなんか…ないから…」
納豆「何かさぁ、僕邪魔だよね。帰るね。」
パンナコッタ「なんだよ。君たちは、どうして言い争うんだ。人をただ、一日自分の星に、招くだけじゃないか。茶色くてネバネバしてる。それだけのことで、言い争うなんて、悲しいとは、思はないのか。」
小松菜「なんか、うざいなぁ」
リンゴ「たしかに、うざったらしいですよね。偽善者ですか。」
納豆「どうせ、パンナコッタさんも私のことを茶色くて、ネバネバでばっちいとか思っているんでしょう」
パンナコッタ「僕はただ。みんな仲良くしてほしいだけなのに…………」
りんご「うざ…」

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