留学エージェント選びの失敗体験
息子は中学3年生の時にマレーシアへ単身留学しました。
現地のインターナショナルスクールへ編入し、1年間の留学生活を送ることになります。
読み書きがまともに出来ない息子が英語を学びたいという強い意志を持ったこともあり、何とか海外留学を実現させたいと思いました。
欧米の約半分の費用での留学が叶ってしまうというマレーシア留学と聞き、情報がまだまだ少ないにも関わらず、最初に出会った留学エージェントを頼りに飛びついてしまったのです。
留学しようと決心し、エージェントの導きと共に留学への波の渦に巻き込まれていくうちに、私たちは何か違和感を思い始めました。
しかし決断してから飛び立つまでに僅かな時間しかなかったということもあり、私たちは、違和感を無視して進むしかないという状態。
そのエージェントはとても宣伝力のある業者だったこともあり、任せても大丈夫と、無理矢理そう思いこもうともしていたのです。
その不安は的中しました。
結論から言うと、留学エージェント選びを失敗していたのです。
渡航のほんの数日前にそれがはっきりと認識できました。
息子が住む街には誰もエージェントスタッフがいないということを知ったのです。
それまでは、まるでスタッフが在住しているかのような口ぶりでした。
そのような誘導が確かにあり、私たちは学校選びと留学の決断をしたのです。
しかしもう行くしかない・・・!と不安で押しつぶされながらも渡航の日を迎えました。
寮が完備されているというのは間違いありませんでしたが、行ってみるとエージェントの情報はデタラメなものばかりでした。
食事も用意されない寮でした。
学校で必要な教材や書類もデタラメ。
そして同じエージェントから同じ手口で誘導され入学したお子さんに出会いました。
そこでとても苦労して生活しているようでしたが、うちの子との出会いを喜んでくれ、なんとかそれだけでも救いだと現地に息子を置き去りの様にして帰国しました。
それ以降、エージェントに問い合わせても、誰も相手にしてくれないし、担当者とは取り次いでも貰えません。
騙されたのです。
あとから現地で出会った日本人エージェントの人に調べて貰ったら、必要以上に費用も支払ってしまっていました。
それからの1年は、マレーシア現地に在住されている日本人の方たちが息子を支えてくださいました。
個人で生活サポートをされている方が調べればたくさんいたのです。
予定をしていた予算ははるかにオーバーしてしまいましたが、何とか1年間、マレーシアでの留学を終えることが出来ました。
そんな苦い経験から、私はマレーシア正規留学を考えておられる方が、お子様を安心に送り出せるように東南アジア留学情報をシェアしております。
また、マレーシアに1年留学したのち、息子はセブ島へ転校しております。
セブ島もマレーシアほどメジャーではありませんが、日々発展をしている街でもあり、日本人留学生が年々増加傾向にあります。
マレーシア留学、セブ島留学の簡単な情報をまとめたサイトを運営しておりますので、よろしければ覗いて下されば幸いです。