緊急事態宣言発令 海外帰国者PCR検査 成田空港検疫
緊急事態宣言が発令後の韓国からの帰国便
2020年4月7日
緊急事態宣言が発令された日の深夜フライトで留学先から無事帰国することが出来た17歳息子。
ここに至るまでは簡単ではなかった。
大げさに言うとまるで戦後の満州から命からがら帰国してきたご先祖様たちの苦労が身に染みた気がする。
無事に予定通りのフライトを終えた本人は現在はホテル滞在中。
海外帰国者向けの政府の要請を大人しく守っている。
お陰様で新型コロナウイルス感染者ゼロエリアからの帰国。
検査も陰性だった模様。
今のところ体調も良く海外からコロナウイルスを持ち帰ってはいないと予測している。
しばらくは海外帰国者への警戒が強化される成田空港。
その検疫の様子やPCR検査などの経験を経た息子の感想は海外での経験と比較して→やはり日本の国境はユルかった。
そのような意見を聞いても私達は今後の日本での拡大が収まることを祈り予防に専念するしかない。
しかしリスクを背負いながら職務を全うしている方々への感謝の想いを忘れたくないなというのが母としての感想。
そして経験した旅の様子を少し記録しようと思う。
日付は変更して4月8日
乗り継ぎの韓国 仁川空港から成田空港までの機内は驚きのガラガラ状態。
今回、韓国をスムーズに通過するために大手航空会社を利用。
やはりお高いから人々は出来ればLCCへ流れるのだと思う。
これは私の勝手な意見。
とにかくこれだけ貸し切り状態ならば機内での感染リスクは少しは免れるだろう。
しかも韓国の空港でゲットした強そうなマスクも装着しているのでバッチリではなかろうか?
そしてもちろんCAさん達もマスク着用ということ。
なかなか見ることの出来ない光景だろうと思う。
成田空港入国人数制限
4月3日から成田空港は1日の入国人数の制限を始めた。
期間は4月末日までの予定。
1日におよそ百数十名しか入国できないとか…
その為に欠航になってしまったフライトが相次ぐ。
辿り着けただけでラッキーなので贅沢は言えない。
後は流れに従うまで。
ここからはPCR検査待ちとなる。
4月4日から全ての海外帰国者に義務づけられた。
着陸後、機内で待機すること3時間弱
フライト到着順、そして一人一人順番に機内から外へ呼ばれ検査をするようだ。
満員状態の機内だったならばもっと待ち時間が発生しただろう。
その間、書類の作成
↓
PCR検査同意書
入国後の注意事項
政府からの要請書
etc.確認してサイン等が必要。
息子にはかなりの労力を要したと思う。
成田空港PCR検査
まだ終わらないのかと自宅から心配するも一本の電話がかかってきた。
電話口の息子からすぐに検疫官に変わる。
未成年であるため親御さんの同意がないとPCR検査をできません。
このお電話で同意確認を取らせてください。
息子さんのPCR検査を行ってもよろしいですか?
もちろん。
それ以外なんも言えないわけで…私は「検査をお願いします」と伝え電話を切った。
その後10分ほどで解放されたということ。
息子は検疫官から明日電話すると聞いたということだけど電話がなかったので陰性ならば連絡なしということだろう。
成田到着からおよそ4時間
ようやくホテルへ着き一日を終えた。
そして私が感じるのは、新型コロナウイルスは海外帰国者が持ち帰るモノという概念はもう古い情報かもしれないということ。
もはや日本で蔓延してしまっているウイルスはもう確実に日本人同士で感染するのだ。
自身の予防と周囲の思いやりを強化することが今最も必要なことだと思う。
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