魚に愛は伝わるか(季節が変わるお話)

気温が高かったり低かったり。直近数日は涼しめの日が続いているので人間は楽になった。
しかし水槽の温度管理がまた変わった。
朝や夜は水温が低くなりやすいので、寝る前に温度設定をして水槽用ヒーターをつけておく。
昼間は水温が上がるのでヒーターをオフする。さらに上がりそうなら水槽用ファンをつけて水温を下げる。
暑い日が続いていたときは水温を下げることを主に考えていたが、今は両方を見計らって実行する必要がある。
水替えのときは入れる水の温度も気にしなくてはいけない。
あくまでうちの場合だが、暑い時期は水を汲んで少し置いておけば適温になった。しかしこれからは水道水の温度も下がってくる。ぬるめのお湯を出してカルキ抜きやバクテリア剤を入れて置いておくしかない。
今までしていたことが、時期によって少しだけ方法が変わる。
生き物と一緒というのは大変でもあるが、楽しくて幸せをもらえる。

最近エンドリケリーがセネガルスに近づくことが増えた。
近づくたびにセネガルスが猛スピードで逃げていくまでが一連の流れ。
これはエンドリケリーのなわばりに入ったセネガルスが怒って威嚇しに行ってるのか、一方的にエンドリケリーが怒って近づいていくのか、はたまた別の問題なのかはよくわからない。
私の勝手なエゴとしては、仲良くなりたいと近づいていると思いたい。しかしそれはとても低い確率に思える。悲しいが調べている限り、種類の違う肉食魚同士でこういう感情が生まれるとは考えにくい。
いや、仲良くなってくれたらこれ以上嬉しいことはないのだが。現実的に考えると難しい気がする。
成魚になったら、エンドリケリーとセネガルスは体長差がさらに大きくなる。成長中の今でも差が出ているのだ。大きい方が小さい方をいじめるなどはじゅうぶんありえることなので、気をつけて観察はしているのだが。
……人間も合わない人とかいるもんね、うん。


2022年9月23日 投稿


見出し画像はみんなのフォトギャラリーからお借りしました。
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