【購入】NEC Aterm MR51FN〜小型軽量の5GモバイルWi-Fiルーターで快適ネットライフ〜
実質的に“一億総引きこもり体制”が敷かれたコロナ禍が落ち着き、昨今は以前のように外出する機会も増えました。その影響で必然的に外出先でデータ通信を利用するケースも増加し、スマートフォン1台では心許ない場面も少なくない💦
そんなわけで、今回は日本国内キャリア全般で利用できる小型軽量5G対応モバイルWi-Fiルーター『NEC Aterm MR51FN』を購入しました💁♂️
コロナ禍を超えて再び必要性が増す外出先のネット接続環境
従来は生活基盤に必要な要素として「電気」「水道」「ガス」が並びましたが、近年は「通信」も外せない要素の1つ。インターネット環境は生活に深く広く浸透しており、自宅はもちろん、外出先を含めて何時でも何処でも繋がる利便性は特筆すべきものですね📝
特にスマートフォンが普及した現代、常にインターネットに繋がることは当たり前。電話やメールはもちろん、動画視聴やファイル共有、電子決済などインターネットを基盤としたサービスが隆盛し、それらは全てスマートフォン上で完結できるように作られています✅
一方、回線契約のない機器をインターネットに繋ぐ際は少し工夫が必要になる。私自身も普通の人よりはデジタル機器を常に携帯している身であり、それらをインターネットにどう接続させるかは試行錯誤してきました。
私の場合、この数年はMacBook Airをネットに接続する際にahamo契約iPhoneのテザリングを組み合わせて使うことが多い。1台の通信契約をシェアできるので個別に契約するよりも固定費を抑えることができ、また別に機器を持ち歩く必要がないので荷物も嵩張らない。さらに接続する機器側から機能のON/OFFが制御できるメリットもあるんですよ、ええ✨
◾️参考:2024年11月08日閲覧
その反面バッテリー負荷の増大でiPhoneの稼働時間が短くなることに加え、何度も繰り返すことで充放電サイクルが加速しバッテリー劣化も進行する。況してやゲーム機を含む複数のWi-Fi機器がある場合、1台のスマートフォンで賄うことは現実的ではない。何よりiPhoneの駆動が一番重要ですからね、うん💦
コロナ禍であれば外出機会も少ないのでデメリットの影響は軽微でしたが、再び外出機会が増加して無視できない要素となりました。ゆえにiPhoneに変わるインターネット接続の基点が必要になる。他のスマートフォンで賄うことも可能ですが、連続通信時間や使い勝手、携帯性を踏まえると“専用機”、すなわち「モバイルWi-Fiルーター」が欲しいというわけです…🛜
今回の目当ては“SIMフリーモバイルWi-Fiルーター”
モバイルWi-Fiルーターは携帯電話ネットワーク網を介する無線LAN親機として、複数のWi-Fi機器を同時にインターネット接続することが可能。この機能に特化した“専用機”であり、通常のテザリングよりもバッテリー持ちが良く通信が安定しやすい。また、通信エリア内では何処でも使えるため、普段の外出における車内Wi-Fiはもちろん、旅行先の無線LAN化など利便性は絶大。近年は5G通信にも対応する機器が増え、実用的な高速通信も可能になりつつあります🕵️
そもそも10年以上前のスマートフォン黎明期はよくスマホ+モバイルWi-Fiルーターを組み合わせる運用が多かったと記憶しています。その後、スマートフォンの高性能化と料金プランの無制限化に伴い、以前よりも需要が限定的になり今に至るといった感じですね👀
◾️参考:2024年11月08日閲覧
さて、実は私自身もコロナ禍以前はモバイルWi-Fiルーターを保有していました。具体的にはNTTドコモが提供する5G対応Wi-Fiルーター『Wi-Fi STATION SH-52A』ですね📱
この機種は当時としては珍しい5G(Sub6)対応かつミリ波対応モデルで、受信時最大4.1Gbpsの高速通信に加え、2.5GBASE-Tによる有線LAN接続、さらにUSB-TypeC端子搭載など先進性を極めたモデルでした✅一方、5G対応に伴う弊害でバッテリー駆動時間が短く、特に夏場は発熱が多いことが難点でしたね💦
この機種はコロナ禍で利用頻度が減少したことで手放しましたが、予想よりも早くコロナ禍からの脱却が進んだことで再び必要性が増したんですよ、ええ😅
ただ、私のメイン回線であるNTTドコモさんが提供するモバイルWi-Fiルーターは総じてお高いのです💸
例えば、先ほどのSH-52Aの後継機かつ現行機である『Wi-Fi STATION SH-54C』のお値段は9万6800円…は?据え置き機のWi-Fi 7対応フラッグシップルーターより高いんですがっ!?💦💦
◾️参考:2024年11月08日閲覧
ま、別にキャリア純正品である必要はないので、今回はコストパフォーマンスを重視してキャリアフリーのモバイルWi-Fiルーターから選ぶことにしました💁♂️
キャリアフリーのモバイルWi-Fiルーターは性能面でキャリア提供の機種に劣る部分があるものの、基本的には汎用性が高く多機能性が魅力。nanoSIMなど取り回しの良さもあり、出張などで自宅の滞在時間が少ない会社員には人気ですね🧑💼
現在のキャリアフリーモバイルWi-Fiルーターは、富士ソフトさんとNECさんが“2枚看板”という立ち位置。個人的に後者のAtermブランドは昔から親しみのあるブランドですので、今回はこちらのブランドから選択しました🛍️
◾️参考:2024年11月08日閲覧
【開封】2023 NEC Aterm MR51FN〜小型軽量5G対応モバイルWi-Fiルーター〜
今回購入したモデルは、通信機器老舗のNECさんが誇る“Aterm”ブランドの1つで、2023年に発売された小型軽量の5G対応モバイルWi-Fiルーター『NEC Aterm MR51FN』です。ま、無難と言えば一番無難なモデルですね、うん💁♂️
このモデルの最大の魅力は国内大手MNO4社で運用されているバンドを網羅していること。特に世界的にも特殊な4.5GHz帯(n79)で5G通信をサポートしていることは個人的に最も大事な要素の1つでした📡
◾️参考:2024年11月08日閲覧
私の場合、モバイルWi-Fiルーターの通信回線はNTTドコモさんの無制限通信プラン「eximo」で運用します。このNTTドコモさんが5G通信を展開する帯域こそバンドn79でして、基本的にドコモ純正端末以外は非対応になることが多い。この点でキャリアフリー機は敬遠する傾向がありましたが、今回のモデルはきっちりこの部分をカバーしてくれているわけですね✨
また、以前に保有していた『SH-52A』と比較して通信性能は劣るものの、重量は約100g軽量であり、各寸法も20〜30mmほど小型で携帯性に優れています。さらに、連続待機時間は約4倍と大幅に改善されており、5G黎明期から随分と改良が進んだんだなぁ〜と実感するところですね💦
早速開封していきますが、最近の機器はどのメーカーでもホントに梱包がシンプルで有り難いですね❗️以前は紙の説明書と注意書きがウンザリするほど詰め込まれていましたが、近年は簡易的な説明書が同封されるのみ。それ以外は公式サイトのサポートページから確認する様式が定着しましたね📝
個人的に意外だった部分は「nanoSIMスロット」です。近年はピンで開け閉めするスロットが増えているなか、流石はNEC製と言うべきか、日本で主流だった指や爪で開け閉めするスロットが採用されていました🔍
常時AC電源駆動で屋内設置するホームルーターならいざ知らず、常に携帯して役割が変化するモバイルWi-Fiルーターの場合は何だかんだSIMカードを抜き差しする機会は少なくない。強度的にピン型に劣るとはいえ、その点において手軽に開閉できるスロットの採用は有り難いですね✨
今回のモデルは「5G/4Gオート接続機能」対応で、基本的にAPN設定を個別にする必要はない。nanoSIMを挿入すれば自動的に接続設定が行われ、あとは通常のWi-Fiルーターのように使うことができます✅
私の場合はSSIDや管理者パスワードなどを変更した上で、さらにWi-Fiの送信出力やネットワーク接続設定をカスタマイズして自身の利用環境に合わせました。なお、設定画面はAtermブランドで親しみのあるWeb設定画面から変更できるので、NEC系のルーターを利用されたことのある方であれば迷いなく行えますね👌
さて、開封翌日に職場の休憩時など同僚にも協力してもらって通信テストを行いました。満充電からウェブブラウジングや軽い動画視聴など一般的な使用でほぼ丸1日通信し続けて、夕方には電池残量が19%まで低下。連続駆動時間の公称値は8時間ですから十分満足のいく結果ですね🕰️
通信品質は結構安定していたみたいで、協力者の方々曰く「動画が止まったりインスタ表示不可になったりはしなかった」とのこと。本体の発熱はまあまあありましたが、想像していたほど爆熱にはなりません。想定以上に優秀ですね❗️✅
◾️参考:2024年11月08日閲覧
ちなみに、通信速度は概ね下り平均30〜40Mbps程度で、電波状態が良い場所では100Mbpsを優に超えてきます。このあたりは本体性能よりも、eximo回線、すなわちNTTドコモさんのネットワーク性能に依存するため、他社キャリアではさらに高速で通信することもできると見込まれます🕵️