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dカード プラチナ<d Card PLATINUM>〜ドコモユーザー専用ポイント還元特化型カード〜

今月25日からNTTドコモさんが提供する新しいクレジットカード『dカード プラチナ』の発行が開始されました💳

長年続いたdカードGOLDがドコモユーザー専用カードとして比較的優秀でしたが、新しいカードは“ドコモユーザー専用ポイント還元率特化型カード”と言っても差し支えない内容になっていますね💰

今回はドコモさんの新しいカード『dカード プラチナ<d Card PLATINUM>』について、私自身の率直な感想を述べていこうかと思います💁‍♂️


◾️過去記事:2024年10月20日投稿


dカード プラチナ<d Card PLATINUM>


dカード プラチナ<d Card PLATINUM>
は、NTTドコモさんが発行するクレジットカード『dカード』のなかでも最上位に位置するプラチナカードです。特にNTTドコモのサービスと料金プランを駆使することで、他社カードを圧倒する高いポイント還元率を実現できる点が最大の魅力ですね✨

<dカード プラチナ:d Card PLATINUM>

⚪︎年会費:2万9700円
⚪︎基本還元率:1.0%
⚪︎ポイント:dポイント
⚪︎国際ブランド:VISA/MasterCard
⚪︎利用限度額:最大値不明
⚪︎つみたて投資:最大10万円/月(マネックス証券)
⚪︎サービス特典
・ahamo利用でデータ通信量+5GB付与
・購入3年以内のスマートフォン補償(最大20万円/年)
・プライオリティパス利用可(年間10回上限)
・指定レストランを2名以上で利用すると1名分無料(ダイニングby招待日和)
⚪︎特別還元
・毎月のつみたて投資金額の最大3.1%還元(マネックス証券)
・入会後3ヶ月以内に30万円利用→10000pt付与
・入会後3ヶ月以内に50万円利用→30000pt付与
・100万円利用ごとに10000円相当のクーポン(最大400万円利用上限)
・ドコモサービス利用で特約店利用で利用額の+6〜20%追加付与
(ドコモ料金プラン(eximo)/ドコモ光/ドコモでんきGreen/各種コンテンツ)
・eximoポイ活利用時はカード基本還元率+10%還元(上限5000pt/月)

◾️参考:2024年11月25日閲覧

全体を俯瞰すると一目瞭然ですが、良くも悪くも“dカードGOLDの正統強化版”。dカードGOLDで恩恵を受けていた方はより高い恩恵を受けられるメリットがある一方、それ以外の方に対するメリットは希薄と言って良い。dカードブランドに相応しい“ドコモユーザー専用ポイント還元特化型カード”というわけです💳

なお、個人的には“ポイント還元特化型カード”の代表格と言える『三井住友カード プラチナプリファード』を意識して作られたと思われる部分が多々あるように感じる。特に入会特典や年間特典の部分は丸パクリと言っても良いので…あぁ、何かいろいろと企画の際に一悶着あったんだろうなという感じが、うん😹

◾️参考:2024年11月25日閲覧


ドコモユーザー専用ポイント還元特化型カード


dカード プラチナの最大の魅力は“ポイント還元率”、それもドコモユーザー限定でその恩恵が跳ね上がるように作られています。具体的に挙げると下記ですね💁‍♂️

① ドコモサービス利用で特約店利用で利用額の+6〜20%追加付与
② eximoポイ活利用時はカード利用金額の11%還元
③ dカードケータイ補償最大20万円

① ドコモサービス利用で特約店利用で利用額の+6〜20%追加付与

まず「dカードと言えば…」という部分ですが、ドコモが提供するサービス料金に対する還元率が非常に高い。特に「スマホ無制限プラン」「ドコモ光」「ドコモでんき」の3つに関しては他社カードを圧倒する還元率となっています💁‍♂️

⚪︎無制限プラン「eximo」:初年度20%/次年度以降10〜20%
⚪︎ドコモ光:初年度20%/次年度以降10〜20%
⚪︎ドコモでんき:初年度12〜20%/次年度以降6〜20%

◾️参考:2024年11月25日閲覧

還元率に幅がある理由は、毎月のdカード利用金額(d払いなども含む)に応じて還元率が変動するから。具体的には10万円/月以下なら一番低い還元率となり、20万円/月以上であれば最大還元率が適用される仕組みになっていますね📝

この特典の魅力は、毎月確実に発生する固定費に対して高いポイント還元が受けられること。つまり、ポイント還元を受けるためにわざわざ買い物をする必要がない。単に普段の生活でスマホを好きに弄っていれば得をするというわけです✨

なお、eximoの場合はdアニメストアやSpotify、YouTube Premiumなどのコンテンツに対しても特典還元率が適用される。特に爆上げセレクションに含まれるコンテンツはdカードとは別に10〜20%還元が受けられるので、凄まじい還元率となることは間違いないですね💦

◾️参考:2024年11月25日閲覧

ちなみに、この3つのプランを契約していた上で、日常の買い物や公共料金を含めたdカードの利用額が20万円/月を超えている場合、基本的にこの3つのプランの還元ポイントのみで年会費を上回る。すなわち、それ以外で獲得したすべてのdポイント分が得した金額になるというわけですね💰💰


② eximoポイ活利用時はカード利用金額の11%還元

「eximoポイ活」は無制限データ通信のほか、基本1%である普段の買い物の還元率を引き上げることができるプランのこと。dカードプラチナでは上限5000pt/月を条件に還元率を11%まで引き上げることが可能となります💁‍♂️

◾️参考:2024年11月25日閲覧

これにより、d払いやiD、dカードの通常利用で5万円/月までの買い物はすべて11%還元と驚異的還元率を誇ります。なお、デメリットとしてeximoと比較すると基本料金が3300円高く、実質的な優位性は2000円/月程度。ま、年間にすれば2万4000円分も優位があるので大きいです。また、この基本料金に対しても①で挙げた高還元率が適用されるため、もう少しお得度は高いと見込んで良いかなと👌


③ dカードケータイ補償の最大補償金額20万円

ドコモで購入したスマートフォンに対して最大3年間にわたり年間20万円までの補償が付与されます。具体的には偶然の事故に伴い紛失・盗難または水濡れなどの修理不能状態となった場合、新たに同一機種かつ同色、あるいはそれに準じるスマートフォンに機種変更すると購入金額を補填してくれるわけですね📝

◾️参考:2024年11月25日閲覧

近年のスマートフォンは10万円を超えることが当たり前ですが、dカードプラチナを保有している場合はほぼ全額を補償で賄うことが可能。もちろん、中古端末などは対象外ですし、画面割れなどの破損が対象外となる点には留意が必要です⚠️

スマートフォンの耐久性能も年々向上していることから、ケータイ補償に加入するメリットも次第に薄れつつある昨今。わざわざ加入しなくても自動適用になるので、ドコモユーザーにとっては月額費用を抑える意味でもメリットですね♻️


判断材料は「メインカードに“dカード”を据えることができるか」


私自身はかつて約4年間にわたりdカードGOLDホルダーでした。ゆえにdカードに関しては使い勝手やメリット、デメリットも含めて網羅しています。その上で、今回新たに登場したdカードプラチナを申し込むか…と考えると、その判断基準は「メインカードに“dカード”を据えることができるか」という部分の比重が以前よりも大きいんですよ、ええ🧐

dカードGOLD
撮影:あおいのとり 2024年11月26日
Shot on 2023 Apple iPhone 15 Pro 512GB

dカードGOLDの場合、パフォーマンスを最大化する条件は「ドコモ無制限プラン」「ドコモ光」「ドコモでんきGreen」というドコモ提供サービスを利用しているか否か、という点でした。dカードの利用金額という部分にはフォーカスされていないにも関わらず、これらの要素だけで年会費を回収した上で恩恵を享受することができたと言えます🙌

◾️参考:2024年11月25日閲覧

今回のdカードプラチナの場合、dカードGOLDを遥かに上回る各種ポイント還元の条件には「dカードの利用金額に応じて」という要素が多分に含まれており、それは“カードを使えば使うほどお得になる”、悪い言い方をすれば“カードを使わなければ得しないばかりか損をする”ことを意味する。つまり、否応にもdカードの利用金額を増やすことが最重要課題というわけです🧮

当然のことながら、“dカードの利用金額を増やす”を最もシンプルに達成する方法は「dカードで散財する」こと。ただ、お金に余裕がある方でなければ実行に移すことは難しい。そうした場合に選択するもう1つの要素が「dカードに支払いを集約する」ことであり、これにより実質的にdカードの利用金額を増やすことができます✅

具体的には公共料金を含む口座振替を利用した支払いをdカードに変更した上で、日常の買い物は全てdカードで決済し、その際に他社カードは基本的に使わない。つまり、dカード1枚でキャッシュレス生活を回すことで、dカードプラチナのパフォーマンスを最大化できる。すなわち、dカードプラチナをメインカードの立ち位置に据えることが恩恵を受けられるかの明暗を分けるんですよね💦

◾️参考:2024年11月25日閲覧


私自身がdカードプラチナを申し込まない理由


結論から申し上げると、私の場合はdカードプラチナの申し込みを検討した上で見送りました。別に悪いカードだから見送ったわけではなく、私自身のカード運用状況に適さなかったからですね💦

冒頭の過去記事でも紹介した通り、私自身のクレジットカード保有枚数は原則3枚体制。その1枚1枚の役割を明確に分けて保有しており、1枚は「ポイント還元率」、1枚は「手厚いサポートと信頼性」、そして1枚は「用途特化」という構成です。これが個人的にカード自体のパフォーマンスを最大限に発揮できる構成だと自負しています、はい📝

◾️過去記事:2024年10月20日投稿

dカードプラチナを申し込む場合、この構成では「ポイント還元率」のカードと入れ替える必要がある。そして、現在その位置に据えているカードこそ、dカードプラチナと同様に“ポイント還元特化型カード”を謳う『三井住友カード プラチナプリファード』なんですよ、ええ💳

◾️参考:2024年11月25日閲覧

すなわち、『dカードプラチナ』が『三井住友カードプラチナプリファード』に対して明らかな優位性があるか、という点で考えていく必要があるんですよ💁‍♂️

その比較の際に個人的に重視した項目は下記の通りです🧮

◎ 入会特典:🏅三井住友カード プラチナプリファード
dカードプラチナは最長3ヶ月間50万円以上利用で30000ポイント。三井住友カードは最長4ヶ月間40万円以上利用で40000ポイント。

◎ ポイント計算方法:🏅三井住友カード プラチナプリファード

dカードは決済都度計算方式、三井住友カードは月額累計額計算方式。後者の方が切り捨てポイントが圧倒的に少ない。私の場合は少額利用かつ決済回数が多いので、後者の計算方法の恩恵を強く受けやすい。

◎ ポイント利用方法:🏅三井住友カード プラチナプリファード
dポイントとVポイントは両者ともに共有ポイントで使い勝手は良い。一方、dカードはd払い利用時にポイント充当可だが、三井住友カードはカード利用額に対してポイントキャッシュバック適用可能かつポイント充当分もポイント付与対象。

◎ 年会費:🏅dカードプラチナ
dカードは2万9700円、三井住友カードは3万3000円。

◎ 年間利用特典:🏅三井住友カード プラチナプリファード
両者とも100万円利用毎に1万円相当の還元は同じ。ただ、dカードは1万円相当のクーポン券であり、三井住友カードは1万円分のVポイントが付与される。後者の方が使い勝手は良い。

◎特約店還元:🏅三井住友カード プラチナプリファード
dカードはドコモ利用料金に対して最大20%還元、三井住友カードはコンビニなど特約店で5〜15%還元。私の場合はドコモ利用金額の累計金額よりも、コンビニなど三井住友カード特約店の利用金額の方が5倍以上あり、前者の20%還元よりも後者の恩恵の方が大きい。

ホラね?私自身の使い方に適していないだけなんだ…💦

dカードプラチナは明らかに三井住友カード プラチナプリファードを意識して開発されたと思わされる要素が多くあり、実際に比べると特典内容までよく似ている。ただ、dカードプラチナがドコモサービスと組み合わせて真価を発揮することに対して、三井住友カード プラチナプリファードはそれ自体で完結している点が特徴といえますね🧑‍🏫

こうして比較すると、利用するユーザーによって勝敗が逆転する項目も多いことが分かりますね。例えばポイント利用の部分ではdポイントの方が使える場所が多いという長所もありますし、ポイント計算方法も決済後即時または数日でポイント付与される方が良いという方もいるはず。使い手によって見方が全然異なる点がクレジットカードの醍醐味ですからね👌

ゆえに、だからこそ、dカードプラチナが三井住友カード プラチナプリファードに対して明らかな優位性があるとは言えない…これが私自身がdカードプラチナの申し込みを見送った理由です🙅‍♂️


そんなわけで、今回はdカードプラチナのお話でした💳ドコモユーザー、特にドコモ光やドコモでんきを契約かつ普段からd払いやdカードをメインに利用されている方は圧倒的に恩恵を受けられますので、この機会にぜひ検討してみて頂ければ…それではまた〜👋


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