お子様の絵をみる時のお願いです。
よくみて描こう「ピーマンとパプリカ」でした。毎月ある「よくみて描こう」に慣れている年長組さんは昨年度より形をしっかり捉えつつ躊躇なく描いてくれました。
新しい年長組さんや年中組さんは少し悩んで、その後伸びやかに描いてくれました。
年中組さんは描いた時と絵の具を塗る時がつながらず、絵の具遊びとして楽しみますが、この年齢では相応しい動きですので、
何が描いてあるのかなと
求めなくても大丈夫です。
お子様達の絵、特に幼児の絵画を見る時にお願いしたいのは、
上手く描けているかではなく
その日の体調や気持ちの具合がどのようだったのか
「紙の上で暴れ狂ってぐるぐる動いてる日」は公園で走り回った気持ちだったのだろうと、
「小さく弱々しい日」は疲れたり元気がない日、でもお家でニコニコしてたらエネルギー回復できたんだなーとか
「筆致が力強く伸びやか」なら
立派に力を尽くせたんだねと、、、。
子供はどんな時も手を抜くことがないです。
実際大人もそうかもしれません。
だらけているように見えたとしたら
身体の指令に従っているだけだと思いますし
言葉や態度が暴力的だとしたら
心が傷ついて怒っているのだと思いますし、細かい傷は毎日つきますよね。まじめに生きれば生きるほど、、。
いつもご機嫌だなんて
喜怒哀楽の半分失っている状態で
逆に不健康ですもんね。
画用紙の上でも同じで、
その時の正直な気持ちがそのまま出てるかが大切です。
画用紙の上で「自由を肯定されること」は、生きてくエネルギーに変わって、自信へと繋がると思っています。それがアートの素晴らしさだと思います。
お子様の絵の1つ素敵なところを見つけて褒めてあげてください。
こちらに余裕なく褒めようがない気持ちの時は
わー元気に描けたね!と笑
どうぞ宜しくお願い致します。