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2年前の「長期インターンの面接」を実況する【聞かれた質問16個】

こんにちは、葵です。

もうすぐ2020年の春から取り組ませて頂いている長期インターンシップが終わります。

今年の4月から新卒として別の会社で働くためです。2年間楽しいこと辛いこと、嬉しいことなど様々ありました。

長期インターンシップで学んだことや感じたことは人生の中でも、一生心に残るだろうし、一生忘れたくない経験になりました。

なので、4月から新生活が始まる前に印象に残っている出来事などを、未来の自分およびこれから長期インターンを始める人向けに書いていこうと思います。

まずは志望企業の面接から振り返っていきます。

面接当日、電車に揺られて都内へ

地方から首都まで長い電車に揺られ、面接を受けにいきました。

エントリーシートに書いた文章を紙にプリントアウトし、前日は寝る間も惜しんで音読。

電車の中でも目を通しています。準備はほぼ完璧。

「緊張はするけど、長期インターンってする人少ないしなんとかなるだろ〜」なんて思っていました。

入社してから知った(知らされた)のですが

・長期インターンをしている学生は就活生のうち約3%もいる
・うちだと長期インターンは9割くらいの人が落とされてしまう

というのです。

今考えると「なんとかなるだろ〜」という感覚はかなり甘かったなと思います。

いざ面接へ…

いざ志望企業のオフィスの前に到着です。

Google先生によると早く到着しすぎてもダメとのことだったので、10分前にオフィスの電話を鳴らすことに。

「お待ちしておりました、奥のエレベーターでお越しください!」
元気な男性の声です。

そしていざ、エレベーターに乗り込みます。

目的階は5階。数十秒のはずなのに、とてもとても長く感じていました。

さっきまでの余裕はどこへやら。心臓に血液が轟々とめぐっているのを感じます。

5階に到着すると、おそらく社員と思われる女性の方が出迎えてくださり、会議室?へ通して頂きました。

「10分ほどで面接官が来るので、こちらにかけてお待ち下さいね」

「あ、ありがとうございます…」
緊張で声が震えていました。

数分後。

「こんにちはー、お待たせしてすみません!よろしくおねがいします〜」

そこに現れたのは社員さんがなんと3人…

恥ずかしながら、これまで22年間行きてきて大きな大人と対面して真剣にお話することがありませんでした。

心臓の音はもう一段階、早まります。さあ、いよいよ面接スタートです。

▼前提
志望企業:Webマーケティング事業会社
エントリーシートに書いた内容:趣味でブログとライティング業をしていること

面接スタート!

印象に残った質問だけ実況風に書いて行こうと思います。
最後に聞かれた質問をすべてまとめておきますね。

「まずは簡単に自己紹介してもらえますか?」

ごく普通の質問です。

でも「エントリーシートの内容しか」頭に入れていなかったぼくはここで躓いてしまいます。

「(自己紹介?!考えてないよ…どうしよう…)〇〇大学から参りました、葵です…ことしの春から休学しようと思っていて…うんたらかんたら。えー、またなぜぼくがWebマーケティングに興味をもったかというと…」

はい。初手から爆死しました。

完全にテンパってしまったので何と答えたか、全く覚えていません。
答えられたのかすら怪しいです。

30秒ほどで話せる自己紹介の用意は必ず用意しましょう。キホンのキを知りませんでした。必ず空で言えるまで練習してください。

「ありがとうございます。では、どこでどうやってWebマーケティングに興味を持たれたのですか?」

「(きたきた!これはさんざん練習したやつ!)はい。趣味でライティング業をしているうちに、メディアで収益が発生する仕組みなどに調べていくうちに気付いたらのめりこんでいまいた。(たしかこのようなことを答えました)」

この時、なんとか少しペースを取り戻せた感覚がありました。やっぱりエントリーシートに書いてあることは必ず聞かれます。

なのでこれから面接を受ける人は、内容をざっくりと頭にいれておくべきです。一字一句覚えようとすると、忘れてしまった時テンパってぼくみたいになるので、だいたいこういうことを話そうかなーくらいでいいと思います。

「前期で第1志望の大学に落ちてしまったとあるけど、もう一度受験できたらどこをどう改善すればよかったと思う?」
このようなことも質問されました

「(まじか…予想外の質問きた…)間違えた問題の分析にとにかく時間を費やすと思います。分析をして、間違えた問題を要素に分解して共通点があれば、その分野を重点的に見直します」

今思えば、とても曖昧な回答だなあと思います。

この質問はおそらく失敗を改善する姿勢があるか、問題をただしく捉えることができるかを見られています。

入社後に感じたのですが、Webマーケティングは問題を分析する力がとても重要です。数字の背景を読みとるのは最初は難しいですが、慣れていくうちに徐々に出来るようになります。

なので姿勢と分析の感覚を見られていたように思います。(もちろん違う可能性もあります。)

また、これから面接を受ける人は「挫折経験+乗り越えた方法」は必ず聞かれると思ってほしいです。
この質問も挫折経験としての側面も持っていると思います。

ちょっと長くなってしまったので、実況はこのへんで終わります。

想定していた質問がきたら、キタコレです。しかし想定外の質問が、思わぬ角度から飛んでくるとめちゃくちゃひるんでしまいます。

それに相手は社会人です。学生ではありません。

話し方も学生とは比べ物にならないくらい「丁寧」ですし「選考されている」という独特の雰囲気もあります。

意思を強く持ってやるべき対策をやって、できるだけ自信をつけてから臨まないと太刀打ちできません。

結果は…何とか内定

「今日はありがとうございました!」
社員さんに感謝を伝え、エレベーターに乗り込み、フロントに到着。

信じられないくらい体力を消耗し、外の空気を目一杯吸い込みます。

「(あああああああ。落ちた落ちた落ちたあああ)」

正直、この感情しかありませんでした。

時計に目をやると、オフィスに着いてから2時間も経過しています。
どうやら1時間半以上も面接していたようです。そりゃ疲れるって。

「はあ…絶対落ちたし、カフェでも言って今日聞かれたこと振り返って、美味しいスイーツでも食べにいこ…せっかく東京来たんだし!」

落ち込みましたが、初めての面接。
落ちても仕方がないよね。とセルフ慰めです。

そんなことを考えながらスクランブル交差点をとぼとぼ歩いていると、

「プルルルルルル」
と一本の電話。

「知らない番号だな、アマゾンの再配達かな?」
などと思いながら電話に出ます。

「もしもし、葵です」

「もしもし、お世話になっております、先ほどは面接に起こしいただいてありがとうございました。葵さんにぜひうちで働いていただきたくご連絡差し上げました。」

「…あ、、ありがとうございます!」
(ちゃんと言え自分!)

というわけで、内定を頂き一週間後には、インターン生として働くことになるのでした。

後日談ですが、採用の理由は
・ブログとライティングの経験が個性的でおもしろかった
・本当にWebマーケティングが好きで志望しているんだなと感じた

の2点でした。台本の内容が頭からすっぽぬけた結果、話し方はダメダメでも本心で話すことができて、それが伝わったのかなと思いました。

面接…ぼくは本当に緊張しました。

この記事で少しでも雰囲気を掴んでもらって、何かのヒントになれば嬉しいです。また、少しでも「いいな」と思ったら、SNSで共有いただけるとなお嬉しいです。

また何か質問等ありましたら、以下のTwitterもしくはnoteのコメント欄へお願いします。

以下、面接でされた質問
・簡単な自己紹介
・なぜ休学したのか
・どこでどうやってwebマーケティング興味を持ったか
・前期の大学をもう一度受験できたら、どこをどう改善した方が良いと思うか
・学生時代にチームとか複数人で頑張ったことがあるか
・発信のモチベーションは何か
・Webライティングをなぜ始めたのか
・Webライティングをきっかけにどうやってマーケティングに興味を持ったのか
・どんな記事を書いていたのか
・ブログは一から自分で立ち上げたのか
・ブログの収益化できているのか
・キーワードも意識しているのか
・発信のモチベーションは何か
・入社したら何がしたいか
・将来はどんなキャリアプランをイメージしているのか
・通うとしたら週何日で通うか


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