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母は宗教にどっぷり浸かっていた人であった 本当に毎日宗教団体に出掛けていたから、たまに家に居るとこちらがびっくりするような状況だった とても寂しかったし困った事も多かった幼少期を過ごしたけれど、それなりに成長すると親が居ない自由な環境は楽だったし、いい部分もあった 今みたいにコンビニが近くには無いから、空腹になったら作るしかない 洗濯や掃除も自分でやらなきゃ困るのは自分だ だから家事一通りはやってきた 自己流で雑で勘違いも多いし、凡そ可愛くお料理が趣味♡な感覚には
瀬戸内寂聴さんが亡くなった 私がままならない現実と女である自分の魂の叫びに苦しんでいた時に、救われた1人 ドロドロとした女の情念を激しくも真っ直ぐに表現した著書に自分を重ねて もがき苦しむ自分を認め肯定させてくれた 女が哀しく怖い存在だと、受け入れさせてくれた 一冊の著書は、「まさに私そのもの」と思え そしてある実在の女性についての著書は、奇抜とも言えるその女性に魅了された 出家された事も、シンパシーを感じる 私の母はある宗教団体に属していた 母にとって戦争