選び取りで「筆」を選んだ子どもが大きくなるとこうなった。
皆さん、1歳の時に「選び取り」という行事をしただろうか?
当時1歳だった私は筆を取り、祖父に「この子は将来物書きになるかもしれない!」と言われた過去を持つ。
若干3歳の私へのお土産として小難しい小説を買ってきたり、とても可愛がってくれた。(そして読んでない、ごめん、じいちゃん……)
小学生でクラスのお便りに私の詩が何度か載ったことがあり、それをコピーして大事そうに持っていた。
めちゃくちゃ褒めてくてた祖父には本当に感謝している。
これが私が何かを書く原点だろう。
ただ年齢が重なると、文章が上手い人間が沢山いることに気づき、ひっそりと隠れるように詩を書き綴ることとなる。
文芸部にも入らず自分の文章に自信も持てず、部報を見ては同年代の文章力を見てすごいな、モヤモヤの繰り返しだった。
大学生になると不思議と詩を書く機会が減り、書かなくなってしまった。
そんな私が再び書き始めたのは、まさしく自分の為。
とあるアニメが終わり、その続きをどうしても読みたい……
読むには……自分で書くしかない?!
……ということで、いわゆる二次創作に手を出したのが2年程前。
オタク気質はあったけれど、自分が書くなんて……いや、でもどうしても続きも過去もしりたい。それには書くしかないのだ。
自分で。
それからペースは一定ではないものの、Twitterに載せ続けている。
天国のじいちゃん、ごめん。
物書きらしきものにはなったけれど、二次創作だよ……
そして最近ちょっと日記を載せたりしているよ……
今日も何かしら文章を書いたり、そうでなかったりぼけっとしたりしてる。
そんな私を見て祖父は笑っているだろうか?
1歳の選び取り、どんな形であれ意外と当たるかもしれません。