見出し画像

カブトガニに会ってきた

イラストのカニはカブトガニではありません、あしらからず(笑)このカニさんかわゆいんだが🦀♡

伊万里にはカブトガニが産卵にくるスポットがあります。産卵時期になりまして、先日会ってきたお話です。

さて、記事を書くにあたり、カブトガニについて改めて調べてみました。

カブトガニは節足動物剣尾目(けんびもく)に属します。カニのような甲殻類よりもクモやサソリに近い動物です。
 4億年前に栄えた三葉虫(さんようちゅう)を先祖とし、2億年前から、その形をほとんど変えていないので「生きている化石」と呼ばれます。生き物の進化を調べる上で貴重な生き物です。
https://www.city.imari.saga.jp/2995.htm

カニちゃうんかーい!でも2億年も姿を変えていないなんて、なんだか古代のロマンを感じます。また、調べてみて改めて知ったのはこちら。

近年の研究ではカブトガニの血液から、内毒素(ないどくそ)を検出する成分が採れることがあきらかになり、医学や薬学の面からも注目されています。
https://www.city.imari.saga.jp/2995.htm

なんとコロナワクチンの開発にも一役買っているらしい。え、すごいやん…!

そんなカブトガニの産卵時期は7月中旬から8月にかけて。伊万里の多々良海岸に、大潮の日の満潮のときに多くやってくるそうです。


多々良海岸はこんな感じ。地元の皆さんがきれいに管理してくださっています。

野生のカブトガニさんには初めて会うわけなのでちょっとドキドキ。さてどこにいるのか、決して視力の良くない目をほそーーくしながら探します。きっと眉間に皺を寄せてとんでもない表情だったことでしょう。

しばらく目を凝らし、やっと発見!!!カブトガニさーーーん!

さて、どれだか分かりますしょうか?

砂に埋もれているのでとても分かりづらいですが…正解はこちら。

つがい1組と1匹がいます。しっぽ?を上げています。初めて野生の状態を見たのでテンション上がって一人できゃっきゃしていたら、となりのおばさまがあそこにもいるよ〜と教えてくれました。優しい🥺

この日、私が発見したのはこれだけでしたが、ピーク時はわんさかくるとのこと。わんさか…。去年は個体数を数えるのが大変だったとカブトガニの館の方がおっしゃっていました。地元の方が環境を整えてくれるから毎年カブトガニがたくさん来てくれるのですね。ありがとうございます。

前述したように医療でカブトガニの血が活用されているということもあり乱獲が増えていたり、そもそも数が減ってきているとのニュースもみました。伊万里の海ですくすく大きくなってほしいものです。

それではまた次回。そいぎ〜👋

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集