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Wiseをもって韓国旅行

この記事は2024年6月3日リライトしています。
2024年9月26日加筆
2024年10圧27日加筆

キャッシュレス化が進んでいる海外。
海外旅行先で、クレカや最近はデビット機能付きのカードで管理をする方もいます。
長期滞在や海外留学で使われているデビットカードとして「Wise」と「Revolut」があるのですが、これらは意外に日本では知られていない。
これは海外旅行に行く方にもおすすめのカード。
まずは両者の特徴を簡単に、他力を使って説明してみます。


【WISEかRevolutか】

WISEのようなデビットカード機能をもったカードはいくつかあります。
よく比較されるのがRevolut。2024年5月末時点でみてみると、それぞれの条件が使用する時間や、国によってわずかに違うことはありますが、個人の利用においては大きな差ではありません。
Revolutだと個人で有料プランも選べるくらいですが、大体の人は無料プランでいきたいでしょうから・・・・

Youtubeで検証した方の動画をみても、たとえばイギリスの為替市場の営業時間外で両者を使ってみると手数料の安さはWISEに軍配があがりますが、平日はRevolutに軍配が上がる。でも、1000円単位でみても10円以下の誤差くらいという感じです。

気になる方はこちらの比較動画をチェック

ただ、タイでの利用を考えた時にはRevolutは少し注意が必要みたいです。
タイバーツは、通常会員で1.0%の為替手数料ですが、為替市場(NY)の時間外になると2.0%になるとのこと。こうなると少し差も大きくなるので、タイでの利用を考えている場合は最初からWiseにしたほうがよさそうです。

私自身は、タイへの渡航も考えていたので迷わずWise・・・なのでRevolutをもう少し知りたい方はご自身で検索してみてください。

*この記事を書いた後日、タイバーツの1%上乗せ手数料が撤廃されたとのことです。なので、WiseだろうがRevolutだろうがどっちでもいいよねー


【WISEで韓国旅行編】

韓国はキャッシュレス大国でもあります。
日本からの旅行者の多くは、日本発行のクレジットカード決済が多いと思います。
現金は現地でのレートのいいところでわずかに交換しておく程度。

あとは、現地で動きやすいように交通系ICカードのT-moneyに現地通貨からチャージするか、最近ではWowpassを使う方もいますね。
T-moneyの場合は日本のSuicaみたいなものなので一度、ウォンに両替してからでないとチャージができません。



【WowpassとWiseのチャージ比較】

Wowpassは日本円でチャージできますが、韓国国内で、機械が設置されているところでしかチャージできません。またWowpassについているT-moneyは現金のウォンでしかチャージはできません。

*2023年12月より、アプリ上で紐づけたクレカから、Wowpassにチャージができるようになりました。ただし、クレカからのチャージにあたっては通常6%(2024年のキャンペーン期間中は4%)の手数料が上乗せされる形になっているので、正直お得感は薄い。
利便性をお金で買うという感じなので、余裕がある人は、円の現金持って行ってキオスクでチャージするほうがレートはいい。なんなら、町の両替所のほうがよかったりする・・・・結局、Wowpassにいれたお金は日本では使えないので・・・・・年に1回韓国いくか?くらいならメリットは少ない。


WISEもVISAかMasterのクレカやデビットカードからもチャージできますが、この方法は、WISEの有利なシステムを打ち消してしまうので、事務処理が複雑になり、手数料が高くなってしまいおすすめしません。
WISEもWowpassもクレカチャージは緊急時のみと考えるのがいいです。


【WISEチャージはネットバンクからがいい】

WISEは日本円でチャージできますが、基本的にはネットバンクから振込みチャージします。ネットバンクがあれば振込手数料は結構無料でできたりします。私自身は三井住友銀行、楽天銀行や、住信SBI銀行の振込手数料無料枠があるので、振込手数料を払うことはまずありません。
ちなみにWISEの口座はPaypay銀行になっているので、Paypay銀行持ってる方も振込手数料は無料でしょうね。
ネットバンクなら、韓国にいても自分のアカウントに振込できるのでありがたい。

ちなみにWISEはチャージ上限が100万、Wowpassは10万です。


両方ともチャージされた日本円を使って支払いをすることになるのですが、その時に為替手数料というのが発生します。

まず、韓国で買い物をするとき、為替レートがいい順でいくと
①    両替せずにクレジットカード払い
②    クレジットカードの海外キャッシング
③    現地の町の両替所でキャッシュにする
④    現地の空港でキャッシュにする
⑤    日本の銀行と空港でキャッシュにする

といわれていますが、一番お得といわれる海外でクレジットカードを使った場合

★利用金額+為替手数料(事務手数料が入るので1.6~3.0%くらい)

クレジットカード会社の独自の為替レートが採用されて事務手数料がここに上乗せされますが、両替所よりはよかったのがこれまで。

Wiseだと2024年6月2日のレートですと、両替手数料は0.86%だったりします。(10000円分の日本円が87441ウォンで、手数料86円)
なので間違いなく①より上にくることになり、為替手数料だけみてもWiseを作ったほうがいいとなります。
Wiseはミッドマーケットレートを使っているのでこんな感じになります。

【キャッシング時の違い】

Wowpassは専用の機械の設置がそもそも少ない。キャッシュが欲しい時に機械を探すところからになる。ソウル以外ではとくに死活問題。

Wiseはmaster cardが使えるATM全てで使えることが利点で町中にはたくさんのATMがある。

現金を引き出すときに気になる為替レートもWiseの方がいい。
2024年6月2日のレートでみても、
明洞の両替所で1000円→8780ウォン
Wowpass 8610ウォン 
Wise 8745ウォンって感じでした。

そして、韓国しか使えないWowpassよりたくさんの国で使えるほうがありがたい。

ただし・・・Wiseにデメリットがないわけではない。Wiseのデメリットというより、韓国でのデメリットなんですが、韓国は軍事上の理由でグーグルマップが使えないのでmaster cardでキャッシングできる一番近いATMをネットで探せないということ。(Naver mapなら使えるのか?不明)
でも心配しないでも、町中にたくさんATMはあるので、困ることはないと思います。

あとは、カード作るときに1200円だけかかるということ。
海外から送られてくるので1週間くらいかかるけど、急ぎならお金だせば速達で送ってくるけどね。

これらがデメリットって言うけど、事前に日本で作って、日本にいる間にチャージしておけるので、Wowpass作るために韓国到着後に機械に並ばなくていいというのはすごい良くないですかね??


【Wiseはマルチカレンシー】

またWiseだと現地の銀行口座をもたなくても、現地通貨で資金を保有できる。レートのいい時に日本円からウォンに変えておいて保有しておけばいいだけ。Wiseのアカウント内でそれができる。
支払いの時は現地通貨から支払いされて、なければその時アカウント内にもっている他の通貨でレートのいい物から支払いがされます。


【アプリでカードを凍結できる】

カードを紛失した時に大変なのがカードの利用を止めること
Wiseだとアプリで凍結できるのでとっても簡単ですよ。


ざっくりまとめると
【Wiseでできること 韓国観光客向け】
★デビットカード機能
★現地のATMでお得なレートで現地通貨を引き出せる
★ATM引き出し手数料は月2回まで3万円まで無料
★日本で事前に作っておける
追加として・・・
★空港でのタックスリファンドがお得になる


【Wowpassのいいところ】

★初回が手厚いところ
初めて韓国旅行でWowpassをつくるときいろんな特典がついてきます。空港パックにしてSIMがついてきたり、割引があったり、クーポンが付いていたり。旅行だって、少々高くなってもパック旅行の方がめんどくさくない!という人だっていますから、別々にすれば安い方法があってもそちらを選ぶ価値観だってあります。

★韓国のリピート率が高い人向け
Wowpassは「韓国」に特化しているので、韓国国内ではとっても有利ですから、韓国リピーターの人はいいかも。

★年齢制限がないので、クレカが作れない年齢の人にはいい。


私は、韓国旅行の前に福岡や長崎行ったり、韓国以外にもバンコク行ったりしてるので、国内外両方で使えるWISEの方が、使い心地はいいのでWISE推しなんですけどね。


【Wiseの始め方】

Wiseの招待リンク→https://wise.com/invite/u/nozomif18

上記から登録すると最大75000円までの送金の手数料が無料になる割引を獲得できます。


★上記URLリンクからとんで、画面に右上にある「会員登録」を押してまずはアカウントを作ってください。その後アカウントにログインします。

ここから先はYoutubeでバリ島のビジネスマンさんが動画説明してくださっているので参考にしてみてください。


★ちゃっかり自分の招待リンクを貼ってますが、上記のバリ島のビジネマンさんの他力を使ってのブログ記事でもありますので、ビジネスマンさんの紹介リンクを使ってくださってももちろんOKです。

私自身が韓国旅行を考えていて、なんでみんなWiseじゃないんだ?ってのと、韓国でのトピックがどこを探してもなかったので簡単にまとめてみました。めちゃくちゃ調べているけど、全部があっているかは不明なので、そうなんだー程度に読み進めて、不安なところはご自身で調べてみてくださいね。


【2024年版WISEの発行方法の動画】

私が作った頃よりたくさんのWISE関連の動画がアップされるようになりました。申請からチャージ方法に関しての動画は「海外移住チャンネル」さんがわかりやすいと思います。合わせて参照してみてください。


【加筆 韓国でウォンを引き出す際の注意!!】
2024年9月釜山旅行で発覚したことです。
WISEでは出金手数料は3万円相当まで月2回までは出金手数料は無料です。
ただし!!韓国のATMは「第3者ATM手数料」というか、そもそもキャッシングするのに逃れられない手数料が上乗せされる。
金海空港の1回ロビーにある釜山銀行のグローバルATMを使った際に3600ウォンの手数料がかかってしまいました。
これ、1回ごとの手数料なので、金額がいくらであろうがこれだけかかってしまうんです。
私は、30000ウォンだけひきだしたのですが、そこに3600ウォンの手数料が上乗せされてしまったのです。正直1万円くらいの両替ならサクッとレートが悪くても空港で変えてしまったほうがいいなぁと思いました。

結論でいうと、1万円程度の現金は両替所で変えてしまって、カード使える店ではWISEで支払うという組み合わせが韓国では良さそうです。

まぁ、結局、30000ウォンだけおろしたのですが、これすら2泊3日で使いきれなかったくらいカード社会の韓国です。



おまけ【うっかりさんは気を付けて】

WiseのPINコード(暗証番号)を忘れてしまった時に認証コードがSMSで送られてきます。韓国にいるときにe-SIMやSIM使って日本の電話番号が使えない状態だとこれが見られないはず。音声でのお知らせも選べますが、通話が不可になっているとこれも無理なので、Whatsappでの連絡が最後の手段になります。
LINEは入れていてもWhatsApp入れている人はあまりいないと思うので・・・



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