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【お悩み相談】子どもを不幸にしてしまいました(Tさん)

こんにちはこんばんは😃
ライフワークカウンセラー青羽いくです。
本日もココロのマルシェへのご相談への回答です!



【ご相談内容】子供を不幸にしてしまいました(Tさん)

中2と小3(どちらも男児)の母です。
子供を健全に育てる自信がありません。過干渉と愛情の違い、子供のためか自己満足か、等、いろいろわからなくなっています。今後、どのように対応すれば良いのか教えてください。

専門家の方に過干渉母と言われたことがあります。毒母と言われたこともあります。
私は学生の頃から、将来やりたいことは母親業だと思っていたのに、あまりにも子育てで迷走することが多く困っています。
子供が友達とのトラブルを抱えた時に、周りの目を気にし過ぎながら子供に対応したこと、子供がのびのびと過ごすことより、周りのお母さんから後ろ指を刺されないように子供を怒ったこと、等等、当時の私は必死だったけど、結果、子供を自信の無い子にし、無気力にしてしまったように思い、反省しています。「お母さんは俺がどうしたら満足なん?」と言われると、自分の罪の深さに恐ろしくなります。もう子供達が小さな頃には戻れないので、私は子供たちの人生を潰してしまったのかな?と思い、辛くなります。離婚や別居、自殺等、子供に関わらない道を選ぶ強さもありません。

夫はあまり難しく考えるタイプではなく、直球で子供に接しており、普通に怒りもすれば趣味を共有してもいて、子供と過ごすことを私のように堅苦しく考えていません。私の性格を受け入れてくれているというか、むしろ諦めており、私がこの家の癌のようになっています。今、文章にしていて思い出したのですが、育った家庭でも私は癌でした。
今後、どのように子育てすれば良いのでしょうか?私が悪影響を与えたばかりに、子供たちが私のようになってしまうと思うと、居ても立っても居られません。

Tさん、はじまして😊青羽いくです。
ご相談ありがとうございます。
とてもお辛い状況でしたね、その後いかがでしょうか。

私は子どもはおりません。なので、お母さんになった方の大変さや、お母さんが子を想う気持ちを体感したことはありません。
ただ、私にも子ども時代がありました。
子どもが母を思う気持ちはすごく分かるんですね。
今日はそんな目線でお話しさせていただきますのでよろしければお付き合いくださいね🌷

Tさんを縛り付けている2つの思い込み

さて、早速ですが、Tさんはご自身に対して強めの呪いをかけているようです。呪いって聞くと怖いひびきですが、、自分を縛り付けているたくさんの思い込みに気づかれていますでしょうか?

ひとつは、お子様に対しての思い込みです。

>子供を不幸にしてしまいました
>子供を自信の無い子にし、無気力にしてしまった

です。
「私の子供は不幸」とのことですが、それって本当でしょうか?
お子さまから実際に言われた言葉でしょうか?
自信がなくて無気力ってどんな時に感じているのでしょう?
ご主人と接している時のお子様を見てもそう感じます?

ふたつめは、

>私がこの家の癌のようになっています。今、文章にしていて思い出したのですが、育った家庭でも私は癌でした。

私は癌だ という思い込みです。

これって誰に言われたのでしょうか?

>専門家の方に過干渉母と言われたことがあります。毒母と言われたこともあります
というご経験がそう思わせたかもしれませんが、きっとその前からもうっすらご自身を否定してきていたように感じます。
(とはいえ専門家の方に言われると、そりゃ今のTさんの状態になっても仕方ないですよね。)

でも、Tさんが向き合うべきは目の前のお子さまですよね。
ご主人とお子さまと過ごす日常が一番大事なわけですよね。
じゃあご家族のためにも、その呪いを解いていきましょうね。



お子さまの「お母さんは俺がどうしたら満足なん?」という言葉。
Tさんには責められていると感じたかもしれません。
罪悪感に溺れて息もできなくなってしまったかもしれません。

でも、お子さまはどんな気持ちで言ったと思いますか?
Tさんのことを恨んで憎しみの気持ちを込めて伝えていたでしょうか?

「お母さんはどうしたら笑ってくれるの?」
私にはそう聞こえます。私が子供だったら、そう思います。

子どもの頃って誰でも”大好きなお母さんを喜ばせたい”と思っているんですよね。自分がお母さんにとっての喜びの存在になれることが何よりも嬉しいんです。お母さんの笑顔を見ると安心するんです。
褒めて欲しい、認めて欲しい、と思うのはそれだけ大好きなたった一人のお母さんだから、ですよね?

すごく厳しい言い方に聞こえてしまったらすみません、
そんなお子さまの言葉と、その存在を
Tさんは自分を責めて否定して傷つけるものにしてしまっているのです。
本来はTさんの喜びの存在だったはずではないでしょうか?
そこにいてくれるだけでいい、可愛くて愛おしくて喜びそのものだったと想うのです。

Tさんどんな目でお子様を見ていますか?

「この子たちはかわいそう」
「不幸に違いない」
「自信がなくて無気力に育ってしまった」
こんなふうに思われた人って、嬉しいでしょうか。

不幸?いやいや勝手に決めないでよ笑
かわいそう?いやいやそこそこ楽しくやってるよ

私なら、そう思います😊
子どもとはいえ、それぞれ人格を持ったひとりの人間ですからね。

私は癌のような存在で、子どもたちは不幸だ
この思い込み自体が、Tさんを不幸にしてしまうものなのです。
決して、Tさんを責めているわけではありませんよ🙏
ただ気づいて欲しいのです。
そうなってしまったのは仕方ない、Tさんはもちろん誰も悪くないんです。

Tさんが癌ではない、思い込みである、と言う証拠はたくさんあるはずです。

>夫はあまり難しく考えるタイプではなく、直球で子供に接しており、普通に怒りもすれば趣味を共有してもいて、子供と過ごすことを私のように堅苦しく考えていません。私の性格を受け入れてくれているというか、むしろ諦めており

Tさんにしっかり見て欲しいのは、目の前の事実です😊
素敵なご主人様じゃないでしょうか?
Tさんの性格を受けれいてくれている、とのことですよね。
そんな幸せなことってありますか?
お子様にとってもきっといいパパなんですよね。
子育てのお手本のような人がすぐそばにいてくれる、って心強いですよね。

そして、イチバン気づいて欲しかったのは、
Tさんがどれだけ「自分はダメな母親だ」と思っても、
ご主人もお子さまたちも、Tさんを追い出したりしていないこと。

毒親はいらないから、出ていけ!って言われましたか?
離婚も別居も迫られていなんですよね。
そのままのTさんを認めてくれているわけですよね。

この事実は何を教えてくれていると思いますか?

あなたが、そこにいていいこと
そのご家庭の中で、妻でありお母さんであり
一人の人として存在していても誰も困っていない、ということです。

これ、受け取れないかもしれません。
信じたくないかもしれません。
Tさんがなんと言おうとあなたはそこにいていいんです。
もうすでに愛されているんです。
ご家族はきっとあなたに笑って欲しいと思っているはずです。

あ、でも、笑顔じゃないママだっていいんです。
怒ったり泣いたり、自分を責めたり、落ち込んだり笑えない日だってもちろんあります。
いい親、完璧な親であろうとしないこと。


今、Tさんが思っていること、ここに書いてくださったことをそのまま家族に伝えてみてください。

ごめんね、お母さんひどいことをしたと思ってとても辛い
あなたたちとどう接したらいいかわからなくなってしまった
周りの目を気にしたり自信がなくなってしまう時がある

ご自身の状態やなぜ怒ってしまったかとか、後悔しているならそれを伝えて欲しいですし、今感じている素直な気持ちを伝えて欲しいのです。

※伝え方にはすごく重要なポイントがあります。
「私」が常に主語であること。
そして、愛につながっていること。(胡散臭いですが笑)
愛につながっている状態というのは、

楽しくのびのびを過ごしてほしいとか、
自信を持って生き生きと幸せでいてくれること

とか母親として子どもを想う愛情があるわけですよね。
だから悩むし罪悪感も感じるし自分を責めちゃうんです。

罪悪感と愛情は表裏一体です。
罪悪感が強すぎるTさんはそれだけたくさんの愛情を持っているはず。
だから、愛情がある前提でそれを伝えるんです。

伝えるとどうなるか?
最初は「え、どうしちゃったの?」って驚かれるかもしれません。
でも、ずっとTさんが一人で抱えてきたものを出させて欲しい🙏と言う気持ちで伝え続ければ、大丈夫です。
だって、子どもにとってお母さんの本音を言ってくれるってすごく嬉しいことだから。信頼されているなぁ、と想うから。

体験談

ここで、私ごとを、ちょっとだけ🙏
忘れられない母との思い出があります。
多分人生でイチバン怒られた思い出です(笑)
中1の頃、部活で山に行った後、自転車の鍵を落としたことに気づき、自転車を置いたまま帰宅しました。
その後母と車で取りに行ったんですね。
仕事で遅く帰ってきた母は、早く家事を済ませて寝たかったと思います。
(シンママで3人の子育てをしてました)
助手席に乗り、道案内をしている私は何度も何度も怒鳴られました。
(罵声とかキレる、と言う表現の方が正しい笑)
そりゃ無理ないよな、と今では分かりますが、中学生の私にとってはとても怖くて悲しくて泣きながら合鍵をさした自転車で山道を帰ったんですね。

怖くて、帰りたくなくて、恐る恐る家に入ると
心配した母が来てくれました。
「おかえり。お母さん、今日すごくイライラしてて怒鳴ってしまった。ごめん」と言ってハグしてくれました。
怒鳴られて怖くて悲しかった記憶と共に、温かい母の愛情に触れたよき思い出ともなっているんです😊
押し付けるんじゃなくて、本音をそっと出すだけで子どもはきっと安心しますよ。

子育ては自分育て

子育ては自分育てっていわれますよね。
自分育てってどうするのか?

まずはTさんの心を育んで欲しいのです。
しっかり子ども時代を経験してきましたか?
>育った家庭でも私は癌だった

ということは
おそらく、たくさん置き去りにしてきた感情があるはずです。

どんな時に何を感じ、
どんな体験がTさんがそう想うに至ったのか?
カウンセリングであれば、まずここから整理していきたいですね。
何よりもまずは心です。Tさんの心を整えて行くこと。

そして、もっと自信を持って、生き生きとこの家族の中でTさんが幸せになって行く。それを決めて本腰入れて取り組んでみてください。


①思い込みに気づくこと
②子どもへの愛情、家族の愛情に気づくこと
③この家族で幸せになると決めること


気づくことと決めること、それだけでもだいぶ緩んでくるはずです。
その次に心を整えていきましょうね。


子育て経験のない私が偉そうなことを言ってすみません。
でも、Tさんのように悩んで苦しんで、それでも今すごく幸せな家庭で子育てを楽しんでいるお母様をたくさん見てきました。
だから、どうしても大丈夫だよ、ってお伝えしたかったんです。

少しでも参考になれば嬉しいです。
長くなりましたが、
最後まで読んでいただきありがとうございました💐

青羽いく


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