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My book mobileアプリを使ってみた〜!

視覚障害者がパソコンを使うときに、画面の情報を音声に変えてくれるソフトがあります。
スクリーンリーダーと言っていくつかのメーカーが販売している。

私は弱視で少しみえていますが、高知システムのPC Talkerという製品を使ってパソコン操作をしています。
スクリーンリーダーの他にも便利な製品がある。
・メールソフト
文字が拡大できたり、シンプルだ画面構成で使いやすいもの。
・葉書の宛名を書くもの
・OCRソフト
スキャナーで取り込んだものをOCR解析し、音声読み上げや文字を拡大してくれるもの
・インターネットのニュース検索がしやすくニュースを快適に読めるもの
・本を読むためのもの
などなど

voice読書のカタチ 〜Daisy図書を聴く〜

最後にあげた本を読むソフト「MYBOOK」のmobile版が先日リリースされました。
App Storeのリンク
https://apps.apple.com/jp/app/mybook-mobile/id1457306466

デイジー図書は、ボランティアさんが朗読した音源を各章やページに分けて編集したデータ形式です。
それを専用の端末やアプリを使って読む{聴く)ことができます。
最近はスマホやタプレットが身近になったので、より便利に使えるようリリースされたようです。
実際に使って見たので、使用法や感想を書いていきますね。

本のダウンロード方法
アプリからデイジー図書がダウンロードできるホームページへ飛び、本を検索できます。
ダウンロードしたいものがあれば、そこからダウンロードしていつでも聞くことができます。
ダウンロードまでの流れは、今まで多くの方が使っていた「voice of Daisy」というアプリとほぼ同じです。
本を読む方法
私はiPhoneをダークモードで使用しているので、画面の色についてはその前提での説明をしていきます。

読みたい本をタップすると目次が出ます。
目次画面は、白黒反転で見やすいです。

再生画面は3段構成です。
上段は、再生バー。
どのあたりを読んでいるかの確認と位置の調整ができます。
中段は、再生速度バー
これを使って速度調整します。
下段は、再生、停止、30秒単位の移動、早送り、巻き戻しのボタンが並びます。

画面の色は、白に青色の文字です。
移動単位は、30秒か章単位のみのようです。
再生などのボタンが大きく見やすいです。
テキストデイジーでは、文字は表示されません。
音は、聞き取りやすいです。2倍速にした場合、「voice of Daisy」のように途切れるような感じはなく滑らかです。
画面の色や移動単位の変更はできないので、今後の改善に期待したいです。

設定
バックグラウンド再生のオンオフ
確認画面表示のオンオフ
Dropbox連携のオンオフ
かなりシンプルです。

まとめ
リリースされたばかりで、私自身も慣れていませんし、改善してほしいと感じる点がいくつかあります。
それでも、読書で使えるアプリの選択肢が増えることで、自分に合った快適な方法が見つけやすくなりありがたいです。

私が読書で使うアプリ
・Kindle
 iPhoneやiPadのスピーチ機能やvoice Overの機能を使い、音声読み上げや文字を拡大して使います。

・voice of DAY
デイジー図書を再生して聴くアプリ。

・MYBOOK mobile
こちらもデイジー図書を再生して聴くアプリ。

・Braile talk
点字図書のデータを音声で読み上げてくれるアプリ。

多くのメーカーや開発者の皆さんのおかげで、本を楽しめる環境が広がっている。
5年後、10年後には、今は想像もできないくらい素晴らしいものが出てくるかもしれないとか思うと、とてもワクワクします。

視覚障害の有無に関わらず、それぞれのスタイルで読書ライフを楽しめるとよいですね♪♪

今回のタイトル画像は、白い背景に青のびっくりマーク。
新しいものに出会うわくわく感と、今後の期待をびっくりマークで表現してみたよ。

#視覚障害
#読書アプリ

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