自分の「やる気」を信じちゃいけない
ビジネスにおいて大事なことはとにかく「正しい方向性で継続すること」で、それさえ出来ていれば、最低限の成功を収めることは可能です。
個人で成功を収めてある程度の自由を得るくらいなら、特に際立ったセンスは必要なくて(後天的に得られるから)、ただ正しい方向性で実践を重ねていくことじゃないかと思います。
まさしく継続は力なりです。
ただ「行動できない」とか「継続力がない」ことに悩む人は世の中的にも多いですし、それが1つの分岐点になることは間違いないです。
ビジネスで成功できなかったら餓死するとか、何としても成功しないといけない理由がある人の場合、結果にフルコミットすることも容易かもしれませんが、そんな状況の人はなかなかいないんじゃないかなと思います。
そういう「普通の人」の場合、ネックになるのは「やる気」です。
「やる気が出なくて行動できない」という悩みを抱えている人(あるいはそういう経験がある人)は多いです。
ただ「やる気」って結局のところ一過性のものにすぎないし、やる気を当てにして頑張っても、それが続くのってせいぜい2、3週間くらいじゃないでしょうか。
だから、やる気をアテにして行動するのはあんまり良くないと僕は思っていますし、何かを成し遂げる人ほどやる気を行動の原動力にしていないんですよね。
やる気があろうがなかろうが、とりあえず動いてみる。
そうして手を動かしていると、だんだん気持ちも乗ってきて「あれ?今やる気あるかも…!」みたいなランナーズハイ的な現象を体感できるようになります。
「やる気がないと行動できない」というのも、ひとつの思い込みだと僕は感じています。別にやる気なんてなくても行動はできるので「とりあえず動いてみる」のも良いものです。
僕はやる気がないときでも、とりあえずパソコンの前に座ってみます。そして、世間のトレンドでも見てみるかなんて思いながら、なんとなく記事ネタを探し始めます。
そうすると、だんだん気持ちが乗ってきてYouTubeで聞いていた音楽も邪魔になってきて、いつの間にかゾーンに入ってます。
やる気と行動はあんまり関係ない。そして行動を続ける人が成功する。当たり前のことですが、ぜひ意識してみてください。
とはいえ「やる気」も成果を出すためのスパイスの一つにはなるので、絶対に悪いというものではありません。