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【いつも心にギャルを】の社会的効果

3ヶ月前、私の働く班にギャルが入ってきた。
18歳、長さだしネイル、マツエク、超ロングストレートヘア、
わたしが今まで触れ合うことのなかった生粋のギャルだ。

なんとなく苦手意識があったわたしはビクビクしていたし
全く話さないし、あいさつもろくにしないような関係。

そこから約1ヶ月、
わたしが担当していた仕事をギャルに教えることになり
必然的に喋るようになったんだけど、
やっぱり喋ってもすごくギャル。←

でもすごく愛嬌があって、ただおしゃべりが好きな人懐っこい子なんだなと気づいてからは苦手意識もなくなって、いやなおじさんの愚痴でついに意気投合。2人でたくさん話すようになりました。


今まで仕事中にこんな笑うことなかったな、


ギャルが来るまでは、わたしに限らず同じ班のみなさんもそんなに気軽に世間話をするような関係ではないように見えていて、
わたしもどうせ1年で辞めるし…と関係を築こうとはしていなくて。

だけどギャルが入ってきて、分け隔てなくみなさんに懐いていろんな話をしてくれるようになっていくと、わたし含め他のみなさん同士でも会話が増え、笑顔が増え、雰囲気が明るくなったように感じました。


ギャルの力ってすごい、


仕事が関係ある話じゃなくても、べつに知ったところで…と思ってしまうような些細な疑問も全部口にだしてコミュニケーションをとる。

そしてそれを特に雰囲気を良くしようと考えているわけでもなく、自然と、
ただ楽しく仕事をしようと思っている結果そうしているようで、
わたしもこれは見習うべきだ、と気づいた今日。

今は先週新しく入ってきた方に仕事を教えていて
少し時間が空くと、

なんでもいいから少しずつ話しかけよう。
仕事以外のちょっとした世間話をしてみよう。

元々人見知りで、なかなか新しく関係を築こうとはしないわたしにとって、
自ら話題を提供して、なんてほぼしたことないに等しいけど、
この方が、今のいい雰囲気の職場に早く馴染めるように、
つまらない仕事中の少しでも長い時間、楽しいと思ってもらえるように、
行動してみよう。


いつも心にギャルを。


軽い気持ちで、明るくポジティブにいようぜ!
的な意味でつかっていたこの教訓。

結構すごいことかも。

ちゃんと大人なわたしたちは、
仕事上の関係でしかなくて、仕事上の会話しかなくて
それが普通だと思っていたし、特に雰囲気が悪いと感じたこともなかったけど、

みんなが少しずつギャルに侵食されて、心の中にギャルを飼いはじめたら
ずーっと黙って時間が過ぎるのを待っていた時間に
誰かがボケてツッコんで、みたいな空間が生まれていて、
これは大人になったわたしたちだけではつくれない空間だったな。

素敵なことに気づかせてくれてありがとうギャル。

同年代の女子はほぼいない職場なので
わたしがいなくなったらどうしよう、とよく言っているけど、
あなたはなんの心配もいりません。

自分らしく、素直に、


いつも心にギャルを。




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