20190714

会話を重ねる。繰り返しになる部分も省かず、何回も。そうして言葉が重ねる、重なる。点だった思考が線になりはじめる。

わたしの中に、何かを生み出す力はいま、ない。全然ない。それでも過去に、習慣になるまで重ねた思考や、視点や、さまざまなものたちが、まだわたしを助けてくれる。

君に会いたいなぁと思う。いつでも、いちばん美味しいところだけをつまむようにして味わってきた私たち。

過去が、今を助けてくれているうちに、少しでも先に繋がる手を打っていきたい。何もしたくない、社会に参加したくないというのも98%の本音で。でももうそれはたくさんやったから、動いていく時期にはまたステップを、リズムを。

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(20190621から)
何をしていてもふと過去のシーンにとぷん、と浸かってしまう。知らない街で日々車を頃がす現在よりそれらのシーン方に現実味を感じる。こうなるとわかって用意していたのでバリエーションだって豊富だ。とはいえ、ぜんぜん梅雨らしさの無い陽射しで腕や顔がジリジリと焼けたり、ここは本当に2019年か?ってくらいに灰皿の周りにぞろぞろ集まってくる人達の吐きだす何種類もの煙が混ざった匂いが服に染みついたり、それらが、ここが現実の現在地だとたぶん必死で叫んでいる。

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(20190715の問い)
Q: 人の魂は肉体という容れ物が死んだらどうなると思う。

A: その先にどうなるかはわからない。でも、生きている間に関わった人や場所やものの中に、静かに宿る。

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