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表現力の拡張

役者としての話。表現の拡げ方の話なのかな?

私は、声色を変えたり、醸し出すオーラを変えたりすることは、それなり練習を積んできたので、出来るようになった部分はあると思うけど

圧倒的に足りてない部分があった。身体の使い方だ。

昔、お世話になった先輩に、言われて物凄く衝撃を受けた台詞がある。

「お前さ、自分のイメージに身体が追い付いてないよ。身体扱いきれてねーよ。なんでもいいから筋肉つけろ」

そのお芝居は、確かに体を結構使う舞台だったりしたけど、そこに重視を置いていた構成の舞台ではないから、良くそんなところに着目するな、この方は。久々にあった後輩の舞台を観たあとに、即行ダメ出しをすることろに「おいーーー!」ってツッコミはしたかったけども、それは置いておいて。

悔しかったんだけど、それ以上に、

あれ?私のイメージ力って、私が出来る事の枠組みを超えちゃうぐらい、まだまだ拡張されていく気がする。そっか、このイメージを信じていいんだ!あとは身体さえ手にいれば私は、もっともっと進化できるんだ!!!そして絶対にギャフン!と言わせてやる!!!!

って思って、体を鍛えることに取り組んだと思う。と言っても私は、ズボラなところがあって、家の中でやる気が起きない!勉強もそう。なんでもそう。。。。全然うまくいかないの。うん、素直に諦めました。家の中で頑張る事をね(笑)

コロナが流行してから、夜にカフェで勉強するのもできない時間を過ごしてたら、夜の時間がなんか有効活用できてないーーー。ってなってたんだけど、案外ジムはやってたりしました。元々通っていたけど、しっかり通うようになってた。そっか、ジムのスタジオメニューをこなすことが、結構自分には合っていた。ジムには大きな鏡があり、大きな音量の音楽。なによりインストラクターの先生は、身体の使い方のプロだ。見てるだけでワクワクする。

鏡越しで見る自分の足りなさ絶望しながらも、やっぱり自分の世界に集中できるので、苦しいとか辛いという感情より前に、悔しいが出てきて。そして、少しずつでも自分に変化を感じると楽しくなってくるわけで。

そしてゆるーくヨガとか、エアロじゃなくて、格闘技系に何故かチャレンジしてる私。だってね、かっこよくなりたいじゃんね!(シンプル直球)

へなちょこパンチだったのも、今はそれなりにスピードが出るようになって、特にフックって言って横から繰り出すパンチは、自分でも結構カッコよくいけてる気はします(笑)

週2から週3にジム通い増やして、身体作るぞって思ってたんだけど、たまにはダンスもやっていいかと、昨日ZUMBAに久々にチャレンジ。

そんな軽い気持ちで、久々にやったZUMBAで、まさかの出来事。



え、、、、、、、、。ヤバい、これはヤバい。。。。(よろしくない意味のヤバい)


初めてみるインストラクターの先生だったんだけどね。宙に浮くような軽やかさから、あふれる可憐さ。まさしくその姿は、永遠のヒロイン。リボンが目立つポニーテールから、たなびくストレートヘア。あ、、、とても可愛い。かわいらしい。

私は、上半身より、下半身の筋肉が強いので、重心を地に押し付けたような力強い動きは得意なのだけど、軽やかさはその分足りなくなる。見事に、可憐じゃないし、イメージしてるかわいさが出てない。あ、これは、根本的に身体の使い方を間違えてる。慣れに走ってる。格闘技系の使い方と、ダンスのような、品やかな可憐さを求められる動きでは、全身の使い方を再構築しなおせねばならない。焦る焦る焦る。

慣れを手放せ手放せ、今までの、あたりまえを手放せー。

役者なんてものを、ずっとやってると、手放すことには、慣れていたと思ったけど、それは精神側のほうで、身体的な手放すは弱いんだなと。

役を演じてるときも、ふと、自分が演じやすい身体の使い方をしてしまって、油断してるのがわかったりする。

ついつい自分の得意のカッコいいに頼りがちだけど、可愛いも、共存させないとな。

漠然としたあれだけど、万華鏡みたいな役者でいたいの。

次はどんな色❓どんな柄❓何が起きるのって、ワクワクさせたい。

だから今までを手放して、新しい何かを常に入れ込み続けたい。そして今まで手に入れた物は更に深める。

何が言いたいか、ZUMBA通して、可憐さという世界を深めていきたいと思います!

(いや、でも待って待って。ZUMBAってラテン系のノリノリなはずなの。ジャズダンスみたいな感じだと思う、私が昨日踊ったのは。)


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