死都調布 南米紀行を読むとパスポート無しでグレートジャーニーが始まるぞ!
高速道路で車を転がすのは快適だ。
しかし物足りない。
だから私は未舗装の峠道をトロトロ走ってみた。 すると美しいく厳しい自然が織り成す景観が車窓を流れ。
そして落ち着いて思考のエキサイトができた。
今日紹介するのは
『死都調布 南米紀行 」
舞台は南米。 深夜3時の夜行バスから物語は始まる。
南米の刺激的なイメージを煮凝らせたような画造り、多くを語らない雄弁な台詞に、ざらざらとした紙の手触り。
コレが最高な漫画でなければ何が最高なのだろうか?
読んだ者の感情が着地する場所が計算された漫画も良い。
しかし読者によって感じ方がバラバラになるような漫画はもっと良い。
死都調布は奥行きを読み解くつもりで読む。
すると旅行をしている気分になってくる。
つまり私は死都調布南米紀行を手に取れば、パスポートなしで刺激に満ちた南米に、いつでも行けるようになったのだ。
つまり死都調布は未舗装の峠道を行くような漫画だ。
あなたも死都調布南米紀行を読んで南米に行こう。