熊野古道麦酒をやる
久々に酒を飲んだ。
恐らく半年振りだろうか。
2018年の9月に休職した折に始めた西国三十三所巡りスタート地点、那智の滝の麓にある道の駅で浸かった温泉の湯上り陽気に任せて買った【熊野古道麦酒】。
滝の荘厳さを想起させるような爽快感のある飲み口。苦みは弱く若干の甘味がある。ピルスナーは苦手なのだが、妙に飲みやすい。
そういえばあの日、峠の茶屋でうどんを啜った。
注目したのはホームランうどん。
トッピング全部入りをさしホームラン。
粋なネーミング。
とろろ昆布、梅、卵と来てキツネにワカメそして天ぷら。
出汁は昆布で色は薄く塩は控え目、コシはそれほど強くない細麺。
歩き回った参道で失ったカロリーと塩分が、一気に満たされてゆく感覚が手に取るようにわかる美味。
麦それは、夜中のトリップから、参拝のカロリーまで幅広くカバーする万能食。