スピリチュアル界隈の煽りについて
最近、都市伝説系の動画をよく見る。単に面白いから。昔はX-FILEを欠かさず見ていたし、今でも大好きな漫画ナンバーワンは日渡早紀先生の「ぼくの地球を守って」である。つまりSFやファンタジーが好きなのだ…厨二病の末期症状だろう。
しかしそんなスピリチュアル界隈の動画を流し見て思うのが「○○をしないと大変なことになります」とか「○月○日の過ごし方でその後が大きく変わります」といった煽り系の内容だ。
○○をしないと大変なことに?
スピリチュアル界隈に限ったことじゃないんだろうが、こういう煽りタイトルは確かに再生数も伸びるしフォロワー数も増えるんだろう。
しかしそんなタイトルに魅せられてポチって追いかけてくる人はつまり「不安を抱えた人」ということだ。
そういう人はずっと不安を抱えているし、だからそういう煽りに引き寄せられて安心して、また不安になって、の繰り返しだ。
正直そういう人とはご縁のない人生を歩みたいし、そういう人の不安を常習的に解消する有料コンテンツで飯を食いたいとも思わない。
選民思想のメリットとデメリット
○○をしないと大変なことになりますが、○○をしたあなたは大丈夫です
○○なあなたは何万分の1の選ばれた人です
そんな言葉をよく見かける。
日本人のあなたは
レムリアの民のあなたは
縄文時代のあなたは……云々。
それ自体は悪いとは思わない。ただ、日本人は80億人の世界人口の中で1億ちょいを占めているので80分の1と考えたら他の民族に比べてレア度が極めて高いわけではない。
レムリアやムー大陸が存在していたと仮定したら尚更、今生きている人たちはレムリアやムー大陸の子孫ということになるわけで、やはりレア度は高くないということにならないだろうか。
選民思想が、自分が快適に生きるためのモチベーションになるならおおいに利用すればいいし、なんならその手の分野においては厨二病の私もかなりの手練である。
しかしそれが他者より優位になった気になる驕りのきっかけになるのだとしたらマイナスだろう。
同じ個体がないという意味では既に我々は全員特別な選民だし、ほぼ似たDNAを持ってるという意味では平凡極まりない存在なのだから。
シンプルな開運方法って結局アレ
みんななるべく運を良くしたいしなるべく悪いことが起きて欲しくないと思ってるだろう。
でも100%排除することはできない。結局はそれを受け流せる自分へ整えるしかないのだ。
整える方法…個人的にはもう、シンプルに「掃除」だと思う。
よくないことが続いていたり悪いことばかり考えてしまうときは雑然としていたり片付けや掃除の時間が取れてないことが多い。
まずはカバンの中の要らないものから捨てるだけでも今日という日が変わるかもしれない。
信じるか信じないかはあなた次第です。
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