東京日記_見えない力と喧騒の中のぼんぼん桜。
はじめての新宿御苑。
広ーい敷地の中で
ぼんぼりのような、まあるい桜をみつけた。
甥っ子が付けたなまえは
ぼんぼんサクラ。
なるほどー。よいネーミングだ。
歩いていると、風が吹いた。
花吹雪。
去年の大阪の桜を思い出した。
何かを始めたくて、どうしたらいいか分からなくて、立ち止まっていた。
毎日がどんどん流れていく。
孤独で不安で何も見えない。
折れそうな気持ちをひとり、奮い立たせていた日々。
でも、わたしは何かを信じていた気がする。
なぜだろう。
今、東京にいる。
孤独や不安量は今も変わらない。
ただ、去年より少し自分を好きになってる。
そして今も、わたしは何かを信じて希望でいっぱい。
なぜだろう。
そんなことを考えた東京日和。