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アラフォー独女の葛藤と生き方。正解なんて分からない。自分で決めて進むしか。

昨日、日本映画で泣いてしまった。

「今は愛妻家」という、奥さんが交通事故で1年前に亡くなっていて、1年の間、乗り越えることができずに亡霊と生活をする写真家の話。

私はなぜ号泣したのか、理由は2つかと思う。それは不安と孤独だを感じたから。

「今、歩いている道は正しいのだろうか。」

「私は間違った道を進んでいるのではないのか。」

「私は非現実的な世界に生きているんじゃないのか。このままでいいのか。」

そんな不安を感じて、怖くなった。

何が正解なのか、どの道が幸せの道なのか、今の私には分からない。

でも、自分で決めるしかない、自分を信じて。

そう思ったら、今度は孤独が押し寄せてきた。

そして、最後のシーンで、旦那さん役の豊川悦司の言葉、「なんでもっと大切にしなかったんだろう。

俺はお前が傍に居てくれるだけで、幸せだったんだ。こんなに早く死ぬとは思わなかったんだ。ごめん。」

奥さん役の薬師丸ひろ子は、「私、こんなに愛されていたんだね。知らなかった。

なんで生きているときに言ってくれなかったの。」「ありがとう。」と言って去っていく。

そのシーンでまたもや、私は孤独に襲われる。

「あー私にはそんな人すらいない。」「50年近く生きてきたけど、そんなひとがいない。」

「なぜなんだろう。ひとりぼっちだ」「私の人生はなぜこんな人生なんだろう。私が悪かったのか。」

そして、またまた押し寄せる気持ち。

「私のいま生きている世界は現実なのか?」「正しい道なのか?」「なぜ私はひとりなのか。」

やっぱりわからない。いくら考えても。
自分で正しいと決めて進むしか方法がない。

独女の生きる道は孤独だ。そして強い心が必要だ。

ゴールがどこで、どこに向かって、何を得たいのかさえも、分からなくなる。まさにいばらの道なのか、と思ってしまう。

それにしても、日本映画は、わざと放置している感情、眠っている潜在意識をえぐり、引き出してくる。

だから私は日本映画はあまり好きではないのかもしれない。

今日、朝起きて一番に、部屋中の窓をあけて、淀んでいる空気を入れ替えた。

昨日の夜に吐いた黒ーい感情を一新して、今日も自分を信じて進まないといけない。

さ、がんばろっかな。進むしか方法はない。今日の空は曇りだ。

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