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いつもの時間に店を開け続けるってすごい
面倒だけど今日は雪かきしなくちゃな…の朝
朝方から物音がするな〜と思いながら布団の中にいたけれど、起きて納得。みぞれ状の透明感強めの雪が積もっていて、屋根などからボトリと落ちる音だった。
さてさて、たいした積雪ではないが、自分に課しているミッションとして、水曜日始まりのカフェの駐車場を綺麗にしなくてはならない。寒いといけないからストーブの灯油も満タンにしよう。そろそろ2月になるから、スペシャルメニューや営業日カレンダー(お休みは月火固定で変わり映えしないが)をSNSに投稿しなくちゃ。写真撮影、今日できるかな。…そうそう1月の扉の松が好評だったから2月の季節のグリーンもお花屋さんに相談しよう。…などと無数に思いつくタスク。
寒くて雪が降ると客足が遠のく。だからこそできることをちゃんとやりたいなと思う。…それが何かは明確にはわからないのだけど。
すべての店主さんをリスペクトしている
ある程度年齢を重ねたせいか、最近はいろんな商店や企業さんに、広報や経営の指導(!)みたいな不遜なことをする機会が多い。ほんとまじで毎回、私に言えることなどほんと何の意味もねぇ!(みなさんほんとにごめんなさい)と思っているが、枠組みは「専門家」として派遣されているため、せっかく相手も取ってくれている時間をできるだけ有意義にしようと、日頃の課題や潜在的な不安、身の上話など様々な話をすることになる。
私は基本的に、店をやっている&開けている人は、全てめっちゃリスペクトしている。どんなに批判されている店だって、ノリや思いつきだけで、その業態そのメニュー、そのサービスでやり続けることは難しいからだ。
例えば、うちの事務所だって、こんな雪の日は交通事情などもあって、定時に来られなかったりオンラインに切り替えたりするスタッフがいる。たいした人数もいないし、以前書いた通り「待ったなし」のスパンは比較的長いので時間は操作しやすいにも関わらず、それぞれの事情や環境で、いつもと同じことをするのが難しくなる。
変わらないものを提供し続けることってすごい
つまり、変わり続ける環境の中で、変わらないサービスや姿勢を提供し続けることは、日々の小さな変化やトラブルにちゃんと対応し続けられている、ということでもある。毎日全く同じことをするために、毎日少しずつ(時にはめちゃくちゃたくさん)の準備や努力をしている人たちだ、店主さんたちは。
雪が降る、機械が壊れる、雨漏りがする、材料が届かない、スタッフが休む…日々やっていれば、ベストコンディションでできない日のほうが多いかもしれない。完璧などを求め環境が整ってからやろうなどと思っていたら何もできないのだ。
だから、紙一枚、少しだけでも前に進める。やるべきことをやる。
…ちなみ今日は寝坊したので、「家から新しい絵の具を3つ持ってきた」のが私の朝のアート活動となりました。持ってきただけ(笑)。
さて、そろそろ仕事します。雪かきもしなくっちゃ。