【ライブレポ】HKT48松岡はな卒コン、今村麻莉愛は嫉妬気味
HKT48が『松岡はな卒業コンサート~はなって!はなって!最高かよ!~』を9月27日(土)に開催した。同コンサートはアプリ「17LIVE」で無料配信されたため、現地に行けなかった筆者は10月14日(月・祝)17時まで無料配信中のアーカイブを見てライブレポートを展開する(8,807文字)。
※二重かっこ内のリンクは、YouTubeのMusic VideoなどのURL。
コンサート冒頭で、モニターに映るHKT48 KIVキャプテン松岡さんが小学5年だった2010年、AKB48 9期生で2016年卒業の島崎遥香さんを好きになりお母さんがオーディションに応募したと話す。バイトAKBとしての活動後『第2回ドラフト会議』でHKTからの指名を受け、加入1年2カ月で『最高かよ』のセンターに抜擢されたことを笑顔で語った。
『overture(HKT48ver.)』が流れる間、会場内の撮影が可能だったためスマートフォンを構えるファンも見受けられた。島崎さんが『第3回じゃんけん大会』で優勝し初センターを飾った、2012年の『永遠プレッシャー』の冒頭歌詞を松岡さんがソロ歌唱し、「皆さんこんにちは、松岡はなです!今日は私たちと最高の思い出作りましょうー!」と言ってみんなで歌う。島崎さんこそ選抜に入っていないが『言い訳Maybe』も披露した。
「まだまだ盛り上がっていきましょうー!」と声をかけた松岡さんがHKT48コンサートの十八番『メロンジュース』を歌唱すると、客席全体がペンライトのメロン色に染まる。そしてステージ内の上手に移動。2015年『ドラフト会議』で松岡さんが指名されたときの音声が流れ、元HKT48兒玉遥さん&元AKB48入山杏奈さんセンターの『ここがロドスだ、ここで跳べ!』を披露する。松岡さんはドラフト2期生で同期の今村麻莉愛さんと並んで歌い、同じく同期・村川緋杏(びびあん)さんの指名時の音声も聞こえてくる。現在は、きゃりーぱみゅぱみゅも所属する芸能事務所アソビシステムの7人組アイドルグループ・CANDY TUNEとして活躍する、村川さんがふりふりピンク衣装でゲストで登場。
TeamHキャプテン・豊永阿紀さんが「みなさん盛り上がってますかー!」とMCを始めると、松岡さんは「今は緊張を抑えられてるんですけど、また緊張しそうなので頑張ります。みなさんの声援が嬉しいです」と心境を語る。ごく自然に村川さんがマイクを持ってMCを続けようとしたところ、今村さんがすかさずツッコむ。
村川さんが「はなちゃんの素敵なコンサート引き続き楽しんでください!(自らツッコみ)誰だよ!卒業して、はなちゃんと会えてないのでとっておきのエピソードありませんか?」とメンバーに問いかけ、ドラフト3期生の伊藤優絵瑠(ゆえる)さんが、2023年11月から5期生・坂本りのさんと3人で月一度のごはん会を開催していることを明かす。
松岡はな同期の今村麻莉愛が嫉妬したエピソード連発
今村さんが嫉妬しつつ、坂本さんは松岡母と仲良いという「めちゃくちゃ仲良い上でのエピソード」をぶっちゃけ、5期生の市村愛里さんも、松岡宅を訪問し甘栗がインテリアで飾られていた疑惑(?)を打ち明ける。6期生で、5月に活動を再開した最上奈那華(ななか)さんも彼女に足を揉んでもらったことを話す。
村川さんが「はなちゃんの9年間の歴史を楽曲と共に振り返ります」と話を切り替え、以降2015~2019年の曲が流れる。松岡さん&4期生・地頭江音々(じとうえ・ねね)さん&豊永さんが真っ赤な衣装でSKE48 Team KIIの『クロス』を歌う。各メンバーがミニトランペットを持ち、2016年『HKT48 春のライブツアー ~サシコ・ド・ソレイユ2016~』で披露された『ラッパ練習中』も歌唱した。
続けてAKB48 Team4の『走れ!ペンギン』、宮脇咲良さん&渡辺麻友さんWセンター曲のカップリング曲『今、Happy』が歌われ、島崎さんセンター『ハイテンション』のカップリング『ハッピーエンド』冒頭では松岡さんがソロ歌唱。モニターに『ドラフト会議』指名前に奇跡的に撮れたドラフト2期生3ショット、デビュー前日の横浜アリーナ裏でのショットがモニターに映されると、3人で『仮装恋愛』をポップかつキュートに披露。この曲は、2023年に卒業した田中美久さん&矢吹奈子さんセンター『早送りカレンダー』のカップリング曲である。
そして、宮脇さんらが参加した坂道AKB『誰のことを一番 愛してる?』を漆黒×ばら色の衣装をまとい大勢で歌う。
MCでは、松岡愛に溢れたメンバーとして、5月に加入したばかりの7期生"いちごちゃん"こと松本苺花(もか)さんが、福岡で12世紀からあるとされるお祭り『博多どんたく』での松岡さんを見てHKT48に応募したこと、6期生・大内梨果(りんか)さんが松岡さんとの2ショットを撮った際、「スマホの機種変えなよ」と助言をもらい新機種に変更できたことを嬉しそうに語った。松岡さんはお母さん人気がすごいのだ。
さらに、高校を卒業したばかりの大庭凛咲(りさき)さんがSHOWROOMリレー配信で「はぁりい」というコンビ名を作ったときのポワンとした表情の2ショット、駄菓子のサングラスショットをモニターで共有し「一生の宝物にしたい」と話した。15歳の渋井美奈さんも松岡さんとの「だ~いすき」文字入りのプリクラを見せた。渋井さんはこの日のオープニング映像で既に泣いてしまっていたという。
松岡はな&卒業生 松岡菜摘がAKB48の名曲を披露
MCが終了すると、1期生で2022年9月卒業の松岡菜摘さんと松岡さんが、AKB48 TeamBの隠れた名曲で"まゆゆ"も歌った『てもでもの涙』を透明感ある歌声で披露する。2期生・上野遥さんを中心に踊ると、AKB48 Team8・小栗有以(ゆい)さんセンター『Teacher Teacher』のカップリング『蜂の巣ダンス』を歌う。
田中さん&矢吹さんが加わりAKB48 U-17選抜『法定速度と優越感』を満開の笑顔で披露する。曲中で左右に来るメンバー全員に笑顔を向け、グループとしての一体感を高めた。『最高かよ』カップリング曲のTeamTII『空耳ロック』で松岡さんは、新衣装をまとい、7月に卒業したばかりの3期生・山下エミリーさんと肩を抱き寄せる。
MCではHKT48卒業生が登場し、松岡さんが「ねえ可愛いよね~。もう来ていただいて。なっちゃん(松岡菜摘さん)と、あおいちゃん(本村碧唯さん)と、はるたんさん(上野遥さん)と、なこちゃん(矢吹奈子さん)とみくちゃん(田中美久さん)。はづきさん(外薗[ほかぞの]葉月さん)と、びびあん(村川緋杏さん)と、つっつんさん(筒井莉子さん)と。恐れ多いです」と全員を紹介すると、MC陣から笑みがこぼれる。松岡さんは15曲連続で歌唱しており、1時間10分もステージに立ち続けたため一度裏に下がる。2020年に結婚した筒井さんは子どもの運動会に行ったことが明かされる。
田中さんが「(自分は)卒業してまだ1年も経ってないのに、びびあんのあのトーク力何?」と村川さんを絶賛。楽屋でMC台本を読み込んでいたことが分かり、「卒業生が17LIVEの宣伝するってあんまりないじゃん」と照れ隠しする。会場には村川さんのうちわを持っている人もおり、"前代未聞"の4曲目からのゲスト出演をした本人も喜んでいた。
卒業生の指原莉乃さんは9月22日(日)の松岡さん卒業公演に駆け付けたが、卒業コンサートには仕事の都合で行けなかったためVTRでメッセージを届けた。
指原さんは、「(はなは)ドラフト生として入ってから本当に本当にわがままな瞬間が一瞬もなくて。私が忙しくて『最高かよ』MVのときに現場からどっか行っちゃったときにはなが迎えに来てくれて、私ははなに支えられてきて。はなは人を守れる人なんだよ。ずっと昔からそうだったんだよ。昔からHKTを守ってくれたのははなだった。卒業おめでとうございます。これからも幸せなニコニコ人生歩んでください。ごめんマジ泣いたんだけど」と涙ながらに語った。
松岡はな16歳のソロ曲、島崎遥香センター曲で盛り上がる
当時16歳の松岡さんがセンターを務めた『最高かよ』収録のソロ曲『女の子だもん、走らなきゃ』では、松岡さんは水玉ワンピース姿で客席内を周りファンに手を振る。指原さんセンター『バグっていいじゃん』のカップリング『必然的恋人』、宮脇さんセンター『君はメロディー』のカップリングでアップテンポな曲『Make noise』、指原さん卒業シングルで朝長美桜(ともなが・みお)さんにとっても最後の出演曲となった『意志』をシックな衣装で、AKB48『Green Flash』収録で兒玉遥さんセンターの『大人列車』を虹色ふりふりスカートで披露。
本編も終了に近づき、21曲目には島崎さんセンターの『ハイテンション』を歌い、田中さん&矢吹さんセンター『早送りカレンダー』の最後で松岡さんが2人に頭なでなでされ、兒玉さん&宮脇さんセンターだが松岡さんは選抜入りとなってない『12秒』を披露した。
松岡さんが「改めて卒業生のみなさんに来ていただきましたー!」と"なつ"こと松岡菜摘さんにトークを振ると、「袖から見てて、アイドルってキラキラしてて元気をもらえるなって。はながいなくなるの、大きな存在ですけど今ここにいるみなさんを大事にしたいと思いました」と語った。
松岡はなさんも「HKTの先輩方が大好きでして。バーベキューに誘っていただいたり。今も昔も大好きです。先輩方みたいにみんなのことを支えていけたらいいなって思います」と感謝の言葉を伝える。
本編最後の曲は松岡はなさんが高校3年生・17歳でセンターを務めた『キスは待つしかないのでしょうか?』。センターが泣きそうになっているのか、ちょっと困った顔で「あのすいません。キスしませんか?」と首をかしげる。
コンサート本編が終了すると、高らかな声で「はーなーちゃん!」コールが沸き起こり、途中でモニターに松岡のHKT48オーディション当時の映像が流れる。
映像で松岡が「前田敦子さんの『Flower』を歌います」、ひまわり組公演『ただいま恋愛中』での16歳の生誕祭、初選抜に選ばれた7thシングル『74億分の1の君へ』選抜発表、49thシングル総選挙で第80位に選ばれ「皆さん最高かよー!」と可愛らしく言う姿(『#好きなんだ』センターは総選挙3連覇を果たした指原さん)、2018年の53rdシングル総選挙で第66位(速報で松岡さんは名前を呼ばれなかった。第1位は元SKE48・松井珠理奈さんで『センチメンタルトレイン』がリリースされた)、指原莉乃卒業コンサートの手紙を読む姿、AKB48グループ成人式での袴姿、チームKIVのキャプテン発表、2023年2月『ここにだって天使はいる』公演初日、春のコンサートでの卒業発表の映像を通して走馬灯のように振り返ることができた。
松岡はな卒業スピーチ
アンコール1曲目で前田さんの『Flower』を歌い終えた松岡は、「卒業発表してからあっという間にこの日が来てしまいました。正直すごく寂しいです。私はコンサートが一番大好きで、今日は皆さんのおかげで最高のステージに立つことができました。本当にありがとうございました。マネージャーさん、HKTのスタッフさん、変わった人も多かったんですけど温かくて優しい皆さんが大好きです。これからもHKTのことを大事にしてほしいです」と伝える。
続けて「メイクさん、衣装さん、可愛い衣装にしてくださって本当にありがとうございます。今回も可愛い衣装を用意してくださって最高のコンサートになったと思います。私のくだらない話を聞いてくださいました。このドレスはオサレの方が作りました。ストーンは(茅野)しのぶさんが1個1個付けてくださいました。可愛いでしょ」と衣装について語る。
また、「そして大好きな家族のみんな。お兄ちゃん、お父さん。実家から12時間かけて来てくれるお母さんは、バイトAKBに応募してくれました。この家族に恵まれて幸せです。私とお兄ちゃんは、お父さんお母さんがいないと生きていけないので、あと100年は生きてください。よろしくお願いします」と言うと、会場は爆笑の渦に巻き込まれた。
さらに「そしてHKTのみんな、今まで一緒にがんばってくれて本当にありがとうございました。これから辛いこととか大変なことがたくさんあると思うけど、みんななら大丈夫だし、周りの人への感謝を忘れずがんばってほしいなと思います。このコンサートをみんなとできたことが幸せです。そして麻莉愛ちゃん、1人にしてごめんね。私は今村麻莉愛ちゃんのアイドルしてる姿が大好きです。そして大好きなさっしーさん、さっしー(指原)さんに出逢えたことが本当に幸せだなと思います。最初から優しくて感謝の気持ちでいっぱいです。いつかまたご飯に行けたらと思います」と愛ある言葉をぶつける。
松岡は、「そして最後にファンのみなさん。世界中にいるアイドルの中から私を見つけてくれて、応援してくれて好きになってくれて、本当に本当にありがとうございました。ファンのみなさんはすごく優しいので、私が卒業発表してから『おつかれさま。よく頑張ったね』と沢山の方に言っていただきました。こう言っていただけて嬉しいし、みなさんのことは一生の自慢だなって思います。私の卒業と一緒に推し活っていうんですか。やめちゃうって人が多いんですけど、HKTのことは変わらず応援してほしいなと思います。私も負けずに応援します。約9年間辛いこともあったけど、とっても幸せでした。ありがとうございました」とスピーチを締めた。
「次は大好きなみんなと1曲歌わせてください」と続けて、SKE48の曲で、TeamTII公演『手をつなぎながら』アンコール最終曲の『遠くにいても』が始まり、松岡さんの左右にメンバーが2人ずつ、4人ずつと出てきて寄り添いながら歌う。17LIVEコメント欄では「泣くしかないよ」「誰一人、漏らさないって優しさかよ」といった声が寄せられた。松岡は涙をぼろぼろと流しながら、今村も笑みを浮かべつつも思いのあふれた様子だった。
涙の渋井美奈→松岡はな「2週間に1回は自撮り送って」、今村麻莉愛「強くなれた」
アンコール2曲目『遠くにいても』を歌い終えると、渋井さんが涙ながらに「小学生で『推し』って言葉も知らなかったときにはなさんを見てこの人だ!と思いました。はなさんみたいになりたいです。はなさんがキャハッて笑ってるとその場が明るくなるし、私も、そんなはなさんが好きだったんだなと思うと自分が誇らしくなります。はなさんを見るだけで幸せな気持ちになってたので、今みたいに会えなくなると思うと本当に寂しいです。私はこれからどうやって元気をチャージすればいいんだろうと思うので、2週間に1回は自撮りを送ってください。でも笑いながらボイスメッセージもお願いします」と本人に伝える。
そして「人生で最初で最後の推しです。来世で会ったとしても絶対はなさんだって分かります。ありがとうございました」とも感謝の気持ちをあらわにした。
今村さんは「はなちゃんが羽田空港のターミナルで辞めるよって教えてくれてから、卒業の話は特にせずにいつもの空間で過ごしてたと思います。卒業の話に触れたら辞めないでって引き止めちゃいそうだったから、いつもの私たちでいたのがちょうど良かったかなって。でもここに立ってみて辞めないでって気持ちはなくて。たくさん人のために生きてきたはなちゃんだから、自分のために道を進むことを決めたことを嬉しく思います」と語った。
続けて、「ドラフトの指名される前での合宿でもちゃんとお姉ちゃんしてくれて、初期の頃は手をつないで横断歩道渡ってくれたりして。はなちゃんとは真面目な話をすることがあまりなくて、逆にそれが居心地よくて。お姉さんで友達のような存在で。はなちゃんは心配しちゃうくらい優しいから大丈夫かなって思ってたけど、でも少しでも私が支えられてたらなって思います。さっきの軌跡のVTR見てもっと早くはなちゃんと選抜として活動したかったなって、私の知らないはなちゃんがいて少し寂しく思いました」と本音も吐露した。
さらに、「でもここ2~3年はずっと隣にいてくれて、はなちゃんがいてくれるだけで私も強くなれた気がしてて。なんかはなちゃんになれたような。横で私もすごく成長させてもらいました。まだ隣にいなくなっちゃうのは想像できないけど、でもはなちゃんがたくさん愛したメンバーだから大丈夫だなって思いました。はなちゃんの『大丈夫だよ』って言葉は軽く聞こえるけど本当に大丈夫だなって思います」と語った。
今後については、「はなちゃんが作り上げたKIVを今度は私が引き継ぐけど、たぶんはなちゃんみたいにせっかちじゃないから円陣の時間遅れたら注意してください。ずっと隣にいてくれてありがとう。これからも定期的に隣に来てください。辛いことも悲しいこともあったと思うけど、笑顔になってくれて救われました。無理をして笑顔でいようとしたこともあったと思うけど本当にたくさんたくさんありがとう。本当におつかれさまでした。私はまだがんばるから見守っててね。大好きだよ」と想いを伝え松岡さんと強く抱き合った。
豊永阿紀「はなちゃんの隣に並ぶのが夢でした」
TeamHキャプテンの豊永さんは、「私たち4期生にとってすぐ上の先輩でした。はなちゃんの隣に並べるようになるのが私の初期の夢でした。色んなことを一緒にやっていくとアイドルとしても人としても叶わないなって思って。自分はどんな道進めるかなって、はなちゃんを追いかけ続けた時間だったなって。2人でキャプテンになって正直どうしたらいいか分からないことばかりで、大好きだった先輩たちがどんどんいなくなって、私たちは本当に正反対だから、話すこともなかったしお互い何なんだよって思うこともあったし」と過去を振り返った。
そして「お互いにたぶんすごいんだよなって思えるところがあって、"はぁち"と前に立ってこれた期間が宝物だなって思います。はなちゃんが大好きなHKTをやっぱり大好きだなって思えるように、麻莉愛ちゃんと2人で作れるように。たぶんあんまりLINEはしないけど。私の先輩でいてくれてありがとう」と性格の違いを感じながらも温かい気持ちを言葉にした。
松岡は「次の曲で本当に最後の曲になります。みなさん声出せますか。9年間本当に幸せでした」と話し、『桜、みんなで食べた』を歌い始める。流れ的に『最高かよ』と予想していたファンは「ダブルアンコール決定!」「碧唯ちゃん(卒業コンサート)もダブルアンコールあったからあるんじゃない?」「ダブルアンコールといえば、らぶたん(多田愛佳さん)の真骨頂」などと呟く。
曲を終え松岡は「本当にありがとうございました。では最後の挨拶をしましょう」と言い、全員でお礼の言葉を伝える。最後に松岡がもう一度「本当に本当にありがとうございました」と涙ながらに去っていく。
これが最後の最後と思っていないファンはすぐにアンコール用の拍手を始める。ステージの映像が流れるのではなく、松岡が袖に下がり、(スタッフに「どうでしたか?」と聞かれ)「本当に最高ですね。本当に『最高かよ』でした。メンバーもスタッフも最高だしドレスも最高だし~」とHKT48ならではの寸劇を始め、今村が「何か忘れてませんか?」と『最高かよ』のドレスを差し出す。松岡の着替えをメンバー&ファンのコールで待ち構え、豊永らがノリノリのテンションでそれを煽ぐ。
「渋井ちゃんに笑顔戻った(笑)」と微笑ましいコメントもあり、「はなちゃん」を連呼するコールが17LIVEでも多く見られた。1回目のアンコール終了まで涙あふれていたメンバーたちの顔に笑顔が戻り、爽快感も混じったキレのあるダブルアンコール曲『最高かよ』が歌われる。「みんなぁ~、最高かよ!」と松岡が満開の笑顔で叫び、「今日来てくれたみんなって~、『最高かよー!』」「はなちゃん夢に向かって行ってらっしゃい」「おめでとう」という言葉が並んだ。
※6期生・松本羽麗(うらら)さんは体調不良によりコンサートを欠席。
セットリスト
■『松岡はな卒業コンサート~はなって!はなって!最高かよ!』セットリスト(ORICON NEWSより引用)
overture(HKT48ver.)
01.永遠プレッシャー
02.言い訳Maybe
03.メロンジュース
04.ここがロドスだ、ここで跳べ!/ゲスト:村川緋杏
05.クロス
06.ラッパ練習中
07.走れ!ペンギン
08.今、Happy
09.ハッピーエンド
10.仮想恋愛/ゲスト:村川緋杏
11.誰のことを一番 愛してる?
12.てもでもの涙/ゲスト:松岡菜摘
13.蜂の巣ダンス/ゲスト:本村碧唯、上野遥
14.法定速度と優越感/ゲスト:田中美久、矢吹奈子
15.空耳ロック/ゲスト:筒井莉子、外薗葉月、山下エミリー、村川緋杏
16.女の子だもん、走らなきゃ!/松岡ソロ
17.必然的恋人
18.Make noise
19.意志
20.大人列車
21.ハイテンション
22.早送りカレンダー/ゲスト:田中美久、矢吹奈子
23. 12秒/ゲスト:松岡菜摘、本村碧唯、田中美久、矢吹奈子、山下エミリー
24.キスは待つしかないのでしょうか?
【アンコール】
EN1. Flower/松岡ソロ
EN2. 遠くにいても
EN3. 桜、みんなで食べた
【Wアンコール】
WEN. 最高かよ