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サイダーとソーダの違い #3


 お久しぶりです、禾田です。

 カラッと晴れたと思えば、
 どんより厚い雲がやってきたり、
 みるみるうちに大雨が降り出したかと思えば、
 あっという間に晴れてしまったり……

 なんとも忙しない天候の中、
 みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 私はまだ、実家でのんびり生活しております。


 そんな本日のテーマは
  「サイダーとソーダの違い」についてです。

 夏らしいテーマとなっておりますので、
 お時間のある時に読んでみてください。


それぞれの言葉の意味

 まずは、言葉の意味を調べないことには始まりません。
 辞書や企業ページをもとに、以下のようになりました。

サイダーとは

 検索してみて、「商品」が多いという印象を受けました。

 ネットショッピングのページや、
 企業の商品紹介のページなどが上の方にあり、
 スクロールしていくと語義的なページがありました。

『サイダー』とはフランス語の『シードル(cidre):リンゴ酢』から由来しており、日本では炭酸水に砂糖・酸味料・香料等を加えた清涼飲料水のことを指します。 

コカ・コーラ(https://j.cocacola.co.jp/info/faq/detail.htm?faq=20086)

サイダーを英語で書くと「CIDER」。シードルともいわれ、もともとはりんごのお酒のこと。「三ツ矢サイダー」のような透明な炭酸飲料は、アメリカなどではソーダ(SODA)といいます。

「三ツ矢サイダー」は、サイダーフレーバーエッセンスを使っており、サイダーという響きが覚えやすかったのか、ソーダのことをサイダーと呼ぶようになった。

アサヒ飲料(https://www.asahiinryo.co.jp/mitsuya-cider/sp/academy/)


 ざっくりいうと、
 日本ではジュースにあたるものが
 サイダーなのでしょうか……

 名言しているものを見たわけではありませんが、
 ラムネなんかもサイダーに該当しそうですね。


ソーダとは

 こちらも商品ページなんかが出てくるんだろう、と
 思っていました……が、なんとビックリ。

 ソーダと調べると、
化学的な言葉を用いたページが多い印象を受けました。

 たしかに、セスキソーダというものもありますもんね。

炭酸ナトリウムの俗称。曹達と書くこともある。
二酸化炭素を圧入した清涼炭酸飲料水のことを俗にソーダ水ないしソーダなどと呼んでいるのは、炭酸ナトリウム+酸ー→二酸化炭素↑からの連想に基づく完全な誤用である。

コトバンク・改訂新版 世界大百科事典


 この事典では「誤用」としている清涼炭酸飲料水ですが、
 上記で触れたcidre(シードル)という言葉、
 聞き方によってはソーダに聞こえなくもないですよね。


世間における「サイダー」と「ソーダ」の立ち位置

 ここからは事前調査を踏まえた私の意見になります。


 サイダーとソーダの違いが
 わかりにくくなっているのは
語源がフランス語とされていたり、
英語表記があったりするからだと考えました。

 なので、ここでは
日本語という点に着目してみることにします。

 まとめた結果は、以下のようになりました。

高校数学ぶりのベン図
  •  日本では「ソーダ」が全体集合に該当しそう

  • 「サイダー」は「ソーダ」に甘味料などを足したものであるため、「ソーダ」の中に含まれても良い

  • 「サワー」はリキュールなどを「ソーダ」で割ったものであるため、「ソーダ」の中に含まれても良い

  • 積集合に該当するものが見つからなかったのは,「サイダー」や「サワー」以外にも「ソーダ」に該当するものがあっても良いため


まとめとあとがき

 うだるような暑さ、
 さっぱりとした炭酸ジュースが欲しくなりますよね。

 この記事を書きながら、
 ファンタオレンジを飲んでいます。

 これはきっとサイダーの仲間なのでしょう。

 それでいうと風味がついているだけで
 甘味料が使われていない炭酸水は……?


 日常にある何気ない疑問に着目して、
 1本の記事にすることに憧れがありました。

 ただサイトを見るだけではなくて
 根拠のあるサイトを見つけてみたり、

 文章にする際には、
 言葉選びに気をつけてみたり……

 実際にやってみて、
 楽しさと不甲斐なさのようなものを感じました。
 もう少し有益なものにしたいところです。


 さて、今回はこの辺で。
 私の自由研究にお付き合いいただいてありがとうございました。

 また、次回の記事も読んでいただけると幸いです。


 禾田。

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